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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4924・25号】教区議長コラム 東京教区 岸俊彦

2020年4月18日
共に伝道する教区目指して 東京教区議長 岸俊彦 東京教区は東、西南、南、北、千葉の5支区と共に教区形成と伝道に励んでいます。 昨秋の台風で被災した伊豆諸島の教会(東支区)と千葉支区の諸教会を覚えて、祈りと献金が各教区、諸教会・伝道所、教団から届けられました。ありがとうございました。 また「日本伝道の推進を祈る日」のために『信徒の友』(2〜4月号)に各支区の教会・伝道所が掲載されました。教区のそれぞれの地で、キリストの教会として少数の信徒と教師が、また無牧であっても礼拝を守り伝道の拠点となっていることの一端が伝えられました。他の教区と同じ課題を東京教区も抱えています。教団の一肢として主のネットワークにつながり、共に伝道に励まなければならないと自覚させられました。 その自覚のもと、「教団伝道推進基本方針」の具体的展開となる「日本伝道の推進を祈る日」と「全国伝道推進献金」に、教区として……

【4924・25号】第143回神奈川教区総会 法定議案を中心に短時間で開催

法定議案を中心に短時間で開催 第143回神奈川教区総会が2月22日、清水ヶ丘教会で、開会時正議員231名中141名が出席して開催された。 議事日程の承認において、三宅宣幸議長は、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を受けて、法定議案を中心に短時間で、午前中で終了したい旨を告げ、議場はこれを承認した。 2020年神奈川教区活動基本方策案および活動計画案では、20年度、新たに「天皇代替わりがもたらした問題についての活動も推進して行く」との内容を加えたことなどが報告された。 基本方策案に対しては、沖縄キリスト教団との合同のとらえなおしと実質化の推進についての記述の中にある「各個教会の宣教に関わる問題であることを認識し」との文言を削除する修正動議が出された。「教区が各個教会の宣教の自由を拘束すべきではない」との理由が語られた。 動議に対して、「沖縄からの問いかけは各教会が問われてい……

【4924・25号】伝道推進基本方針展開検討小委員会・伝道推進室 

「全国伝道推進献金」の取り扱いについて協議 3月9日、教団伝道推進基本方針展開検討小委員会と教団伝道推進室の合同委員会が、教団会議室で行われた。 第2回となる合同委員会では、主に「日本伝道の推進を祈る日」の展開状況と、「全国伝道推進献金」の現況および取り扱いについて、報告と協議を行った。 日本伝道の推進を祈る日の展開については、現在『信徒の友』に2教区(東京教区は支区)ずつ、教会の紹介を行っている。その掲載状況が報告され、今後の掲載予定についての調整および巻頭言担当者をそれぞれ決定した。 全国伝道推進献金は、3月9日現在で献金件数が140件、献金総額が156万3864円であることが報告された。その内訳について、教会・伝道所指定、教区指定、教団指定などの詳細についてもあわせて報告された。 全国伝道推進献金の取り扱いについては、これまで献げられた2019年度分の献金は3月末日をもって……

【4924・25号】社会委員会 九州北部豪雨被災地を訪問

九州北部豪雨被災地を訪問 第4回社会委員会は、2月20・21日に別府教会を会場に開催した。大塚啓子委員による開会礼拝の後、庄司宜充委員の案内により2017年7月に発生した九州北部豪雨の現状視察を行った。 まず、別府から被害の大きかった福岡県朝倉市杷木に向かい、被災当初は家屋2階までが土砂に埋まったという現場を視察。この地を含め、道中あちこちに見える河川で復旧作業が続けられていることに、いまだ被災の影響が残っている現実を目の当たりにした。 さらに大分県日田市鈴連町小野地区を訪問。小野地区は大規模な土砂崩れにより土砂ダムができ、道路が塞がれ孤立状態になったという。梨栽培で有名な地域だが、苗木畑が壊滅的な被害を受けた。日田市には教団の教会はないが、公民館の整備に携わった際に日田梨部会の方と出会い、梨畑の被害の深刻さを聞き、九州教区は日田梨部会と共同で梨苗木プロジェクトを立ち上げた。現在も続……

【4924・25号】教区教育担当者会・教育委員会 各教区から担当者が集い課題を共有

各教区から担当者が集い課題を共有 《教区教育担当者会》 2月17・18日、「教区教育担当者会」が清水教会で開催された。各教区からの参加者を得た。 開会礼拝の後、大澤秀夫牧師(茅ヶ崎平和教会)による講演がなされた。大澤牧師は長年「教師の友」の誌面づくりに関わってきた経験と、自身の牧師としての歩みから、子どもと共に歩む教会のあり方を丹念に解き明かした。 その後、グループディスカッションを通して、各地区の様子や課題などを共有する時間を持った。 二日目は清水教会からほど遠からぬ場所にある清水国際高等学校を見学した。朝の礼拝、そして宗教主事の高橋信教師による聖書科の授業を見ることができた。キリスト教主義校と認識しないまま入学する生徒も少なくない中、礼拝の捧げ方からキリスト教行事の持ち方、聖書の授業への工夫など、いかにキリスト教主義校として清水の地にあり続けていくか、高橋教師の様々なチャレン……

【4923号】2020年度宣教方策会議 日本基督教団のこれからを考える

2020年3月28日
教区議長報告 組織改定の見通し拙速  宣教方策会議が、2月24・25日、富士見町教会で、「日本基督教団のこれからを考える〜伝道推進と機構改定」との主題で行われた。教区の代表者、報告・発題者、教団関係者等、69名が参加した。  一日目、主題についての教区議長報告を、東北教区・保科隆議長、関東教区・福島純雄議長、西東京教区・願念望議長、大阪教区・有澤慎一議長、九州教区・日下部遣志議長が行った。  東北、西東京、九州教区はどちらかというと教区の現状報告に重きが置かれ、関東、大阪教区は教団機構改定への要望に重きが置かれた。  前者、現状報告をした3教区からは、それぞれの教区の伝道の労苦と課題とそれに向き合う工夫が報告された。東北、九州は、どうしても都市部の教会に信徒が集中してしまい、教区の中でも教会間の格差が存在すること、広範囲に及ぶ教区の中の教会・伝道所を、孤立させずにどのように繋いでい……

【4923号】2020年春季教師検定試験 新型ウイルスの報道がなされる中で

神の御前に謙遜に祈り求めていく課題  2020年2月25〜27日の日程で、教団会議室を会場に、2020年春季教師検定試験が開催された。新型コロナウイルスの蔓延の報道がなされる中、注意喚起を促し、委員会としても除菌対策など細心の注意を払い対応した。別の緊張感を強いられることとなったが、受験者に体調不良者が出ることもなく、無事に試験を行うことができたことは感謝である。  受験者は、補教師40名(Cコース受験者含む)、正教師9名、加えて他教派からの教師転入審査のための受験者3名だった。  教師検定試験は礼拝から始まった。補教師試験の提出試験の課題となった聖書箇所、出エジプト記3章より御言葉に聞いた。「わたしは何者でしょう」と神により頼むことのできない者になお神は語りかけてくださると説教では語られた。受験者は、教師としての召命を「わたしは何者でしょう」というモーセの声に聞いてきたことを思い起……

【4923号】公告

公告 教師検定委員会では、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を左記のように実施します。2021年春季試験以降に新たにCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を2020年7月15日(水)までにご提出いただき、左記日程の面接にご出席ください。なお、面接要領・提出書類用紙については、百円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。 ★認定面接 日時 2020年9月17日(木)15時〜(予定) 場所 大阪クリスチャンセンター なお、認定面接予定者には、書類受付後、案内通知を送付します。 2020年3月28日 日本基督教団教師検定委員会……

【4923号】教師検定試験公告

教師検定試験公告 2020年秋季教師検定試験を左記の要領で行います。 一、受験要綱の申し込み  受験要綱と教団指定の願書用紙は160円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。 二、受験願書の提出  受験願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。  ①教区締切 2020年5月29  日(金)  (教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください)  ②教団締切 2020年6月25 日(木)  (各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です) *受験料は正教師1万3千円、補教師1万円。 三、正教師「説教」「釈義」の課題テキスト  ①旧約 サムエル記下12章1〜17節  ②新約 エフェソの信徒への手紙2章1〜10節 四、正教師の「神学論文」の課題  『今……

【4923号】▼世界宣教委員会・国際関係委員会▲ 宣教師への医療費などの支援を検討

宣教師への医療費などの支援を検討  2月10日、第3回世界宣教委員会並びに国際関係委員会を教団事務局で開いた。  アジア、北米、南米、ヨーロッパへ派遣されている宣教師報告をもとに、それぞれの活動状況を確認した。宣教師たちは、異なった文化や言語、地域性、そして政治状況の中で奮闘しているため、当委員会としても出来る限り柔軟に対応できるように支援したい。  今委員会では特に、ピラポ自由メソジスト酒井兄姉記念教会パラグアイの江原有輝子宣教師を迎え、詳細な報告を受けた。1960年代の日本人入植から現在に至るまでの歴史、現状、宣教活動は、私たちの教団が海外に宣教師を派遣する意義を再認識させるものであった。ピラポ教会会員手作りの手鞠をお土産としていただき、当委員会からはヒムプレーヤーを贈呈した。  また、各宣教師への医療、緊急、語学研修費について検討し、新たに派遣される宣教師については人間ドック……
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