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第42回教団総会、9月にホテルメトロポリタンで開催
臨時常議員会が、12月3日、常議員30名中28名が参加して開催された。前常議員会において上程された、「第42回教団総会開催に関する件」が、ホテル以外の会場も検討するとの修正案が通り、継続となったことを受けて、本件のみを扱った。
雲然俊美書記は、冒頭、前回上程された議案と同様、会場は池袋ホテルメトロポリタンとしつつ、日程を、10月25〜27日から9月27〜29日に変更することを告げた。理由として、「今回の常議員会までに他の予約で埋まってしまった」と述べた。
続いて、道家紀一総務幹事が、前常議員会で挙げられた、他の7つの候補について検討した結果を報告した。先ず、日程と設備の条件から、可能性があり、ホテルとの比較対象になるのは、「新宿グランド」のみであったと述べた。その上で、詳細な見積もりに基づいて両者を比較した。「新宿グランドは、ホテルと比べ倍近いスペースがある。会場費は、1650万円程度で、ホテルとほぼ同価格。ただし、設備費では、ホテルが222万円程であるのに対して、新宿グランド648万円程と高くなる。更に、値引きが、ホテルは、20年ほど使っていることで660万円程であるのに対し、新宿グランドは22万円程」等。トータルでは、ホテルでは、1830万円程で済むのに対して、新宿グランドでは、2924万円となると説明した。
議場から「メトロポリタンは、ソーシャルディスタンスを加味して考えているのか」との問いがあり、道家総務幹事は、「メイン会場の富士の間(正議員)と光の間(推薦議員、准議員、傍聴)に分散し、ホテルの規定(通常の6割)に従いソーシャルディスタンスを確保している」と述べた。
教規16条に教団総会を10月中に開くとなっていることについての取り扱いが問われ、雲然書記は、既に、総会を延期した段階で、2年に1回という規定から外れている上、5月の開催も検討したことなどに触れ「総会を開催した際、議場の承認を得るという形でクリアできる」と述べた。
部落解放センターが、同じ日程で会議を開く準備をしていることに対する対応が問われ、斎藤成二主事は、「正式な実行委員会は開いていないが、教団総会が決まったら、日程を変更せざるを得ない」と述べた。
第42回教団総会を、9月27〜29日、池袋ホテルメトロポリタンで開催することを、賛成多数で承認した。
(新報編集部報)