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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4942・43号】『こどもさんびか改訂版』に関するお知らせとお詫び

2021年1月30日
『こどもさんびか改訂版』に関するお知らせとお詫び 日本基督教団出版局のためにお祈りとご支援をいただき、ありがとうございます。当出版局が2002年12月に刊行した『こどもさんびか改訂版』が、10版まで版を重ねて、全国の教会、学校や幼稚園・保育園の礼拝で広く用いていただいていることを感謝申し上げます。 さて、このたび、この歌集に掲載されている「わたしたちのいのり(12)ペットの死」(197頁)について、2001年3月にカンバーランド長老キリスト教会日本中会が発行された『神の民の礼拝 礼拝書試案』に収録されている祈りからの転載ではないかとのご指摘をいただきました。急ぎ内容を確かめたところ、たしかに「わたしたちのいのり(12)」は、『神の民の礼拝 礼拝書試案』からの転載であることを確認しました。ところが、この祈りの言葉について、編集時に転載許可をいただく手続きをとったという記録や書類は見いだす……

【4942・43号】教区議長コラム 四国教区 黒田若雄

神の備える未来に向かって  四国教区議長 黒田若雄 四国教区では、昨年夏、財務部が中心となり各教会・伝道所にアンケートを実施した。急激な少子高齢化やコロナウイルス問題に向き合う中で、教区に何を期待しているのか受け止めるためであった。 アンケートの回答にあった教区への期待は、互助制度の充実や教区全体で伝道を展開する方向性の明示等であった。それは、これまでの教区の歩みを踏まえつつ、更に教会間の連携を深め、厳しく見える四国の現状の中で、粘り強く伝道を展開していきたいという教会の願いであると思う。 アンケートの中に、「十年後の教会がどうなっていると思うか」という質問があった。教会の率直な声を聞くために入れられた質問であったが、その回答は大変意外なものであった。勿論、厳しくなるという予想は共通であった。しかし、所謂「小規模」教会を中心に、「神に支えられて歩んでいると思う」、「その時々の必要を……

【4942・43号】事務局報

逝去 大野小康(隠退教師) 20年11月10日逝去、91歳。愛媛県生まれ。55年農村伝道神学校卒業。同年より堺大小路(現堺教会)、阿倍野、花輪、石津教会を牧会し、03年隠退。遺族は妻・大野ミヤコさん。 鈴木 眞(明石ベテル教会担任教師) 20年12月5日逝去、71歳。宮城県生まれ。84年東京神学大学大学院卒業。88年より高砂、明石ベテル教会を牧会。遺族は妻・鈴木ゆみ子さん。揚野 昇(隠退教師) 20年12月7日逝去、91歳。鹿児島県生まれ。56年東京神学大学大学院卒業。同年より小野田、竹原教会を牧会し、奥羽教区に務め、仙台愛泉、米沢明星、天童教会を経て02年隠退。遺族は息・揚野義宏さん。 鍾 昌宏(高田馬場台湾教会主任担任教師) 20年12月24日逝去、75歳。台湾生まれ。87年台湾神学院卒業、01年台湾基督長老教会より按手。南アフリカの長老教会、米国ルイビルの台湾人教会を経……

【4942・43号】寄せ場からの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で

「コロナ対策班」を設置して 釜ヶ崎 《大阪》 釜ヶ崎では、2020年12月28日から2021年1月3日にかけて、第51回目になる釜ヶ崎越冬闘争が、第51回釜ヶ崎越冬闘争実行委員会によって行われました。連日に渡って、パトロールや炊き出し、団結もちつき大会(1月2日)等が行われ、泊まる所のない労働者のためには、寝場所が設置されました。今回の越冬闘争は、新型コロナウイルスの感染が続く中で行われるということもあって、新たに「コロナ対策班」が設置され、越冬闘争中に出会った、新型コロナウイルス感染が疑われる発熱者や体調不良者に出来るだけの対応を取れるようにしました。 一昨年4月24日に閉鎖されたあいりん総合センター(以下、センターと略す)周辺では、常時、30名程の労働者が、ダンボール等で寝泊まりを続けています。このセンター前でも、釜ヶ崎センター開放行動によって、2020年12月29日から2021……

【4940・41号】「年金局」と「支える運動」 連絡先変更のお知らせ

2020年12月26日
「年金局」と「支える運動」 連絡先変更のお知らせ ◎年金局 nenkin@uccj.org ◎隠退教師を支える運動推進委員会事務局 ☎︎03-3232-8005 sasae100@uccj.org

【4940・41号】社会事業奨励日メッセージ

社会事業奨励日メッセージ 以前、リューベックに住んでいる知人を訪ねた時、ヨーロッパで最も古い病院の建物があるというので案内してもらった。当初は貧しい人たちのための福祉医療が行われ、後々介護施設や老人ホームといった性格を強めていったとのことであるが、院内病室はすべて個室となっており、恐らく時代を前後して流行したであろう疫病への対策にも有効であったように感じた。その場でどのような治療がなされたのかは知る由もないが、当時の医療スタッフは心を込めて(時に命がけで)患者と向かい合っていたはずである。 現在私が勤めている病院(教団の社会事業団体の一つ)は緩和ケア専門病院として48床が稼働しており、そのほとんどが個室となっている。とはいえ、このコロナ禍の状況で、もし病院スタッフや関係者が外部で感染リスクを負ったら高齢者が多いだけに深刻な事態となり、病棟閉鎖は免れないであろう。その緊張感は途絶えること……

【4940・41号】部落解放センター運営委員会 主事の辞任を承認

第6回部落解放センター運営委員会は11月5日、ウェブ会議サービスを利用して開催した。各教区運営委員15名の出席と東京五支区代表者ら10名の陪席であった。 まず、活動報告として、「部落解放奨学金」の進展が報告された。日本基督教団の教団立・認可神学校はもとより、NCC加盟教団の神学校を中心に、13校へ周知を行い、既に2件の申請があった。支給上限額40万円を守りつつではあるが、要望にできるだけ応えていきたい。 次に、小林明センター主事より辞意が表明された。委員からは慰留の声も多く出たが、当人の思いを尊重し、長年のセンターの核となる働きに感謝しつつ21年3月末での辞任を承認した。また、後任者を選考するにあたり、教団内における「センター主事」の勤務条件が明文化されていないことが分かった。小林主事からは、センター活動を維持するには、現在の勤務体制が必要最低限であることが説明された。運営委員……

【4940・41号】全国伝道推進献金報告についてのお詫び

全国伝道推進献金報告についてのお詫び 総幹事 秋山 徹 「全国伝道推進献金」へのご協力を感謝いたしております。2020年6月25日付にて1回目の集計をし、献金額および各教会・伝道所・各教区への交付金報告を一斉発送しました。その報告に基づいて送金後、一部に誤りがあることが判明しました。以下のように訂正してお詫び申し上げます。 『九州教区日向新生教会への指定献金5,000円』の報告が漏れておりました。なお、教会・伝道所を覚えて献げられた74件(指定する教会・伝道所の記載なし2件含む)239,434円の総額に変更はありません。

【4940・41号】『アレテイア』休刊のお知らせ

『アレテイア』休刊のお知らせ 『説教黙想 アレテイア』は111号をもって一時休刊とさせていただきます。 特別増刊号は刊行を続ける予定です。引き続きよろしくお願い申し上げます。 2020年12月 日本キリスト教団出版局

【4940・41号】クリスマスメッセージ 平和を歌うクリスマス ルカによる福音書2章8〜20節 竹澤知代志

平和を歌うクリスマス ルカによる福音書2章8〜20節 竹澤知代志(玉川平安教会牧師) 新しい王の誕生 世界で最初のクリスマスに招かれ、礼拝を捧げた人々には、幾つかの共通点があります。深夜に寒い場所で、孤独な思いをしていたこと、貧しいこと、それでも誇り高いことなどが挙げられます。羊飼いたちこそ、これに当て嵌まります。 ユダヤ人のご先祖は、羊や山羊などの小さい家畜を飼うことを生業としていました。日本人にとっての農業と同様に、一種の聖職です。本来は、誇り高い仕事です。しかし、これも日本と同様に、経済的には報われず、なかなかなり手のない、人気薄の職業になっていました。この地方の、夜には急激に冷え込む気候の下で、時に寝ずの番をして獣や盗賊から家畜を守らなければなりません。 羊飼いが、救世主の誕生をいち早く知らされたのには、もう一つ、決定的な理由があったと考えます。 キリストの誕生とは、……
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