逝去
上田啓悟(無任所教師)
20年8月9日逝去、66歳。兵庫県生まれ。91年准允、95年受按。91年より御影、甲東、尼崎、兵庫松本通教会を牧会。遺族は娘・坂根歩さん。
長谷川淳子(隠退教師)
20年10月22日逝去、89歳。愛媛県生まれ。57年農村伝道神学校卒業。同年より前原、渋川、東根、熊取教会を牧会し、09年隠退。遺族は娘・長谷川恵子さん。
延原時行(無任所教師)
20年10月23日逝去、83歳。岡山県生まれ。62年同志社大学大学院卒業。同年より伊丹、加茂兄弟団教会を牧会し、敬和学園大学に務めた。遺族は義妹・佐々木順子さん。
須加㟢泰宏(無任所教師)
20年11月2日逝去、91歳。長崎県生まれ。58年東京神学大学大学院卒業。同年より御殿場、沼津教会を牧会。遺族は娘・竹田恵さん。
中村次郎(無任所教師)
20年11月9日逝去、90歳。福岡県生まれ。59年同志社大学大……
10月9日、オンラインで、第8回教団伝道対策検討委員会を開催した。
前回記録承認後、本委員会の下に設置した2つの小委員会からの報告がなされた。教団伝道推進基本方針展開検討小委員会からは、全国伝道推進献金報告(献金総額約460万円。その内米国長老教会からの献金が約200万円)のほか、献金配分先および『信徒の友』への「日本伝道の推進を祈る日」記事掲載継続が提案され、これらを承認した。
続いて教団機構改定検討小委員会より、教団機構改定Q&Aの原案が提示されたほか、今後、各教区において教団機構改定に関して協議をしてほしいとの要望、および、教団各委員会に対して教団機構改定についての質問や意見を寄せてほしいとの要望が出された。
その後協議をし、Q&Aに関しては、「教団機構改定に関する検討資料」についてのQ&Aとすること、同Q&Aを教団ホームページに掲載し、随時バージョンアップして行く……
第4回宣教研究所委員会は、2019年12月16日に教団会議室で行われた。
宣教研究論文集「宣教の未来〜5つの視点から〜」の論文執筆者を以下のように決定し、依頼した。
◎「教会の霊性」疋田國麿呂牧師(本庄教会)、◎「教会のダウンサイジングの問題」深澤奨牧師(佐世保教会)、◎「日本人の宗教性とキリスト教」保科隆牧師(福島教会)、◎「教会と付属施設」坂下道朗牧師(阿佐谷東教会)、◎「SNSと伝道」春原禎光牧師(柏教会)。
これらの論文執筆者の中間報告を読んだ上で、10月12日にオンラインで第5回委員会を開催し、意見交換をした。今後、その内容を執筆者全員に伝え、今後の執筆の参考にしてもらい、来年3月末までには最終論文を提出、10月までに冊子を発行し、全国の教会に送付予定である。
この発行に合わせて「宣研だより」を発行し、内容は、各研究テーマを選んだ理由等に関して5名の担当委……
2019年は台風が9月から10月にかけて連続して同じ地域を襲い、さらに後追いするかのような豪雨で、被害が大きくなった。会堂共済組合では、すべての支払いを2020年8月18日をもって完了した。支払い実績は左記の通り。
ある教会では今回の台風での被害を機に、会堂・牧師館の建て直しを決定。建物が取り壊されることになったが、建築業者に原状復帰の見積りを取るようにと会堂共済組合から教会に勧めをした。届いた見積金額を精査して保険金を支払った。教会では新築費用の46%が教会積立金、19%が教会債発行で、残りの35%が全国献金・支区借入金・他教会借入金。その中にあって、会堂共済組合からの保険金は3%相当になり、教会からは大いに感謝された。
まだ加入されていないところはぜひ問い合わせてもらいたい。現在の保険料との比較を勧めます。教会・学校の財政の役に立ちたいと願っている。(辻井秀雄報/会堂共済組……
主の御業に信頼して
村山めぐみさん
牧師の家庭に生まれ、物心ついた時には幼児洗礼を受け、教会学校にも通っていた。思春期には「礼拝か部活か」を巡って、両親との「戦い」を経験することもあったという。しかし、幼稚園がある教会の牧師館で育ったことが、保育者になりたいという思いを与えられる要因になった。
高校3年生の時に小石川明星教会で信仰告白をし、短大に進学して幼稚園教諭の資格を取った。阿佐ヶ谷教会の「つぼみ会」に就職。その後、小石川明星教会の「こひつじ幼稚園」での働きを経て、阿佐ヶ谷教会の子育て支援や、地域のファミリーサポートなど、子どもと関わる仕事を担い続けて来た。「一生懸命励むと、すぐにではないけれども、必ず子どもの成長した姿が見えることが喜びでした」と村山さんは振り返る。
幼児教育を退く頃、年金局業務室長の仕事の話があった。体を動かして子どもと接する働きから一転、今まで扱ったことの……
コロナ禍の中、万全の準備をして実施
9月15〜17日の日程で、2020年秋季教師検定試験が開催された。
補教師6名、正教師49名、教師転入審査1名の受験者が与えられた。秋季教師検定試験は正教師試験を受験する者が大半である。その教師を通して聖礼典執行がなされることを待っている教会の祈りがある。教師検定委員会として、新型コロナウイルス感染症拡大の中でも、教師試験の中止は是非にも避けたいと願った。
そのため、これまで説教・釈義などの提出試験に加え、学科試験科目もレポート提出に置き換えることで試験を実施した。またこれまで教師検定試験では面接も試験の一部であることをうたってきた。面接もレポート提出に置き換えることも考えられた。しかし教会でも多くの会議がズームなどを用いたオンライン会議として開催されていることを踏まえ、面接をオンラインで行うこととした。
レポート試験となった学科試験は、提出期間……
社会福祉施設援助金への推薦のお願い
本年も、前年度分のクリスマス献金を社会福祉施設援助金に充当いたします。教区において下記の条件に該当し、援助を必要とする施設がありましたら、別紙にて推薦くださいますようお願いいたします。
*「教団の教会または教区が何らかの形で関係し、無認可の法人格を持たない開拓的社会事業で、経済的援助を必要としている」(原則1教区1施設)。
申込締切 2020年12月末日(期日厳守)
社会委員長 森下 耕
教師養成制度検討委員会 「日本基督教団の教師論」を提示
第41総会期第9回常議員会が10月26日に常議員28名が出席して行われた。三役、総幹事、幹事、一部の常議員が事務局に集い、多くの議員はオンラインで出席した。
総幹事報告において、秋山徹総幹事は、冒頭、各教区が努力しつつ教団総会議員の選出を行ったことに対する感謝を述べた。また、コロナ禍への対応について触れ、「2021年度版教団年鑑」を休刊としたものの「便覧」の発行を予定していること、41総会期の諸報告は、1期2年間の活動報告を行い、延期された1年間は「補遺」を考えていることなどを報告した。
教団三局については、退職者が出た後、職員の採用は行わず暫くは自然減を続けること、コロナ禍の財政状況に鑑み、幹事の夏期一時金を減額したことなどを報告した。
青年伝道については、「教団メディア戦略」について、ユーチューブなどで発信するスタジオ構想……
愛は絶えることがない
鳥取教会社会委員長・社会福祉法人鳥取こども学園理事長 藤野 興一
「愛は絶えることがない」(コリント一13・1〜13)、この聖書の言葉が鳥取こども学園の創立の精神である。
創立以来、貧困や虐待、親の死亡等により家庭で生活できない子どもの「家」として、115年間一日も休まず歩んできた。
子どもたちは、日課として礼拝を守り、職員も、毎朝全職員が関わる礼拝形式の朝会を続けてきた。百年以上続いてきた学園(院)の文化としての礼拝は、学園墓地も含めて園(育児院)の大きな霊的財産である。
また、2008年から本田哲郎神父著「釜が崎と福音」読書会という形で「キリスト教社会事業研究会(木曜会)」を開催し、何度か本田神父にも参加していただいた。休会も含め12年続けている。この間、木曜会常連の法人幹部職員5名が相次ぎ受洗、鳥取教会の役割を引き受け、「大胆に外に向けて踏み出そう」と……
教師養成制度検討委員会の第8回委員会が8月17日、第9回委員会が10月13日、いずれもオンライン会議として開催された。委員長=菅原力、書記=東野尚志、委員=石橋秀雄、岡本知之、古旗誠、協力委員=小宮山剛。
第8回委員会は、当初、4月13日に開催の予定であったが、新型コロナウイルス感染症拡大のため流会となり、改めて、8月にオンラインでの開催となった。前回委員会から半年の間が空いたが、継続審議中の「日本基督教団の教師論」を巡り、原案をもとにして意見交換を行った。
第9回委員会においても教師論の本文の検討を継続し、委員会としての最終案を作成の上、これに前文を付して常議員会に報告し承認を求めることとした。その後、オンライン上でのやり取りを経て、文章を確定した。
当委員会は、教師養成制度検討会議による「答申書」(2014年2月3日)をもとにして、その具体化を進めるべく設置された。以……