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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4964・65号】統計から見る教団-(2面)

2021年12月25日
PDF版 2020年度 教勢報告(B表)財政報告(C表)から見えてくるコロナ禍の影響 各グラフは、紙面をごらんください。 1.現住陪餐会員について  2020年度は7万5087名である。2019年度の7万7288名から2000名が減少した。コロナ禍以前からの減少傾向は続いている。しかし、コロナ禍によって、大きな影響を受けたとは考え難い。中世ヨーロッパで疫病が流行り、多くの死者が出て、人口が激減したという状況ではないので、教会員の数も大幅に減少することはなかった、といえようが、減少傾向に歯止めはかかっていない。 2.礼拝出席数  現住陪餐会員の数値に比べて、激減しているのは、礼拝出席者数である。2020年度は3万6973名、2019年度の4万8084名に比べて明らかに減少している。この原因は明らかにコロナ禍による。会堂に集まって礼拝すること自体を控えねばならなかった状況があり、ま……

【4964・65号】第41総会期第17回(臨時)常議員会 -(2面)

PDF版 第42回教団総会、9月にホテルメトロポリタンで開催  臨時常議員会が、12月3日、常議員30名中28名が参加して開催された。前常議員会において上程された、「第42回教団総会開催に関する件」が、ホテル以外の会場も検討するとの修正案が通り、継続となったことを受けて、本件のみを扱った。  雲然俊美書記は、冒頭、前回上程された議案と同様、会場は池袋ホテルメトロポリタンとしつつ、日程を、10月25〜27日から9月27〜29日に変更することを告げた。理由として、「今回の常議員会までに他の予約で埋まってしまった」と述べた。  続いて、道家紀一総務幹事が、前常議員会で挙げられた、他の7つの候補について検討した結果を報告した。先ず、日程と設備の条件から、可能性があり、ホテルとの比較対象になるのは、「新宿グランド」のみであったと述べた。その上で、詳細な見積もりに基づいて両者を比較した。「新宿……

【4964・65号】事務局報-(3面)

PDF版 逝去 竹内郁夫(隠退教師)  21年11月4日逝去、84歳。福井県生まれ。64年関西学院大学大学院修了、同年より神戸平安、岡崎、弘前教会を牧会し、09年隠退。遺族は妻・竹内豊子さん。 中村 武(隠退教師)  21年11月29日逝去、91歳。滋賀県生まれ。56年同志社大学大学院修了、同年より、南大阪、舞鶴青葉、燕、代官山教会を牧会し、01年隠退。遺族は娘・川鍋宏子さん。 正教師登録 八重樫芙美惠、佐藤由子(2021・11・22受按) 奥山京音、早川 真(2021・11・23受按) 池田純平、西谷祐司、武石晃正(2021・11・27受按) 井口拓人、池田優希、川江亜希子、久保田拓志、永富美加、咸 同奎(2021・11・28受按) 上田充香子、佐藤倫子、吉永直子、尾﨑武蔵、栗田草太郎、佐々木真理(2021・11・29受按) 補教師登録 津村大三(2021・11……

【4964・65号】クリスマス メッセージ-新しく創造される-(1面)及川 信

PDF版 新しく創造される ガラテヤの信徒への手紙6章15節 及川 信(山梨教会牧師) プレゼント  クリスマスはキリスト教徒のお祭りのはずなのに、この国では家族でケーキを食べる日だとか、楽しい宴会の日だとか、恋人同士のデートの日だとかで定着している。そして、クリスマスにはプレゼントをする習慣も定着しているようだ。この習慣はいつ何処始まったかは知らない。でも、きっと神様から始まったのだと思う。  「とてもとてもこんなものを私は受け取れません」という言葉がある。プレゼントを受け取ることは嬉しいことであるに違いない。でも、時にそれは恐ろしいことだと思う。特に神様からのプレゼントを受け取ることは、本当に恐ろしいことではないだろうか。神様にとっても、そうなのだと思う。 マリア・ヨセフ  マリアは、受胎告知をする天使の……

【4963号】社会事業奨励日メッセージ (3面)

2021年12月11日
 PDF版    2016年に知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」にて発生した殺傷事件は5年経った今でも忘れることはできない。犯人は、「意思疎通の困難な人間は生きている意味がない」と考え殺傷に及んだと考えられている。生産性のない人間は生きている意味がない、という考え方は、決してこの犯人のみに限らない。障がい者はじめ社会的弱者を切り捨てても構わない、というメッセージが、社会的なリーダーと言われるような人々からも残念ながら何度も繰り返されている。また、施設での虐待などが報告されることもある。  一方、聖書は、すべての命が神によって造られ、特にすべての人間に神の似像としての尊厳があることを伝える。パウロが語るキリストの体なる教会のイメージ(一コリント12・12〜26)は、終末に実現する神の国のイメージとも重ねられる。すべての人間は多様な存在として神に造られ、体には弱い部分がかえって必要で、……

【4963号】CS奉仕者の声に聞く 田園江田教会 《横浜市》(2面)

PDF版 真ん中にイエスさまがおられるから 田園江田教会 《横浜市》  コロナの前は、4グループに分かれて、礼拝と活動をしていた田園江田教会ジュニア・チャーチ(JC)ですが、コロナ発生以来、幼稚園舎を使わないようにしたので、今も小さい子中心と若い人・大人中心の2グループにしています。更に、30分の短い礼拝だけで、礼拝後の楽しい活動やおしゃべりタイムは控えており、それで、もう1年半以上です。  そうなると、どうしても離れてしまう人も出てきてしまっています。そのため、葉書などでの連絡を保つ努力はしていますが、なにしろ、礼拝以外の夏期キャンプ、ピクニックなどのイベントが出来ないものですから、葉書で書くことがなかなかありません。  そこで、考えたのが、楽しい動画です。JCのミニ礼拝、皆で歌う歌、読み聞かせ、工作、影絵など、楽しい中身のビデオを作って、ユーチューブで配信する、そのことを、葉……

【4963号】CS奉仕者の声に聞く 神戸教会 《神戸市》(3面)

PDF版  コロナ禍におけるCS活動 神戸教会 《神戸市》    神戸教会は2箇所で、それぞれに幼稚科から小学科・中高科まで5つの科で礼拝を守っており、コロナ禍前は毎週約100名の子どもたちが集っていました。しかし2020年2月27日の「一斉休業要請」により3月1日から休校。3月には教師会を何度も重ねました。まずイースターカードや聖書クイズ・工作等、子どもたちが楽しめるプリント(お楽しみプリント)を複数枚用意し、一人ひとりの健康を祈りつつ郵送しました。ご家庭からは好意的なお声をいただき、これは現在も毎月1回の配布を続けています。  4月7日の「緊急事態宣言」により休校延長、6月14日まで続き、夏のキャンプも中止を余儀なくされました。2020年6月21日から登校日として「ウォーキングスルー形式」でCSを再開。感染防止のため、子どもたちは建物に入らず、園庭で教師と顔を合わせてご挨拶し、……

【4963号】CS奉仕者の声に聞く 熱田教会 《名古屋市》(2面)

PDF版 笑顔あふれる教会学校を目指して 熱田教会 《名古屋市》 熱田教会では、幼稚科、小学科、中高科合わせて約50名の生徒やスタッフが教会学校に集っています。その多くは、付属の堅磐信誠幼稚園の園児や卒園児、教会員の子弟や金城学院の生徒などです。また、月に一度の成人科では、保護者が子育ての悩みを共有しながら、聖書について学んでいます。これまでも、「ファミリー遠足」や「ファミリーバーベキュー」など、家族で集える教会学校を目指し活動してきました。  しかし、コロナウイルスの感染拡大により、こうした活動も大幅な変更を余儀なくさせられました。まずは、教会学校の毎週の礼拝です。緊急事態宣言を受けて、ユーチューブで動画を配信して、在宅での礼拝を守ることになりました。しかし、子どもと一緒に礼拝を守る保護者が増えるなど、在宅礼拝ならではの恵みも与えられました。  また、緊急時の連絡も対応が求めら……

【4963号】東北教区・関東教区 10被災教会の声 (オンライン訪問)
2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会 (4面)

PDF版 東北教区・関東教区 10被災教会の声 (オンライン訪問) 2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会 郡山細沼教会  今回は10月13日に郡山細沼教会にオンラインインタビューを行った。郡山細沼教会は現在、郡山教会の小峰擁牧師が代務を担っている。文化財に指定された古い会堂は地震による被害が大きく、解体され、現在は一部集会所だけが残され、郡山教会との合併手続きが両教会の総会で決議されている。そうした中でのインタビューである。インタビューには小峰牧師、役員の伊藤やま子さん、吉越美絵さんが参加。  郡山細沼教会は郡山教会から徒歩で10分たらずのところにある。2月13日は土曜日で、翌日は郡山教会との合同礼拝であった。郡山教会での合同礼拝の前に、伊藤さんが教会を確認しに行ったところ、玄関の鍵がかかっているはずなのに半分ほど開いており、覗いてみると壁が落ち、机がひっくり返っ……

【4963号】CS奉仕者の声に聞く 上尾合同教会 《上尾市》(3面)

PDF版  「コロナ世代」と共に歩む日曜学校 上尾合同教会 《上尾市》  新型コロナウイルスの出現は、それまで当たり前だった私たちの日常生活だけでなく、教会生活をも、激変させました。  上尾合同教会は、幼稚園がある教会ですので、在園児や卒園児とその保護者で、毎週たくさんのご家族が集って日曜学校の礼拝を捧げていました。けれども、コロナウイルスが猛威を振るう中、開校していれば必ず来てくださるご家族のことを考え、苦渋の決断でしたが、「子どもたちの命が一番大切」と、3回発令された緊急事態宣言時に3度休校としました。宣言解除の合間に開校しても、賛美しない礼拝もありました。今も分級はせず、握手をしての「平和の挨拶」は、2年以上できていません。前任の秋山徹牧師が始められた歴史あるイースターページェントも夏期学校も、武田真治牧師のもとで2019年に始めたばかりだったファミリーコンサートもバザーも全……
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