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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4975号】フィリピン合同教会総会報告(4面)

2022年6月25日

讃美と信仰の喜びに溢れる総会

 5月23〜25日に、マニラの Century Park Hotel で開催されたフィリピン合同教会(United Church of Christ in the Philipp-ines 以下、UCCPと表記)総会に、西之園路子世界宣教委員長と高田輝樹職員が出席した。
 UCCPは教団と同じくプロテスタント諸教派が合同してできた教会で、総会は4年に一度開催されている。本総会には代表議員356名、海外ゲスト数名、スタッフを含め、計400名ほどが参加。
 フィリピンは人口のうち、80%がカトリック、13%がプロテスタント、両方合わせれば93%の人々がクリスチャンというキリスト教国。UCCPの方々も信仰に篤く讃美の喜びに溢れ、聖書の御言葉に従うからこそ、貧困や病気、その他の助けを必要とする人々に手を差し伸べる様々な活動を行っている。
 総会初日は夕食と2時間の開会礼拝。二日目朝は2時間の礼拝から始まり、夕食で終了。最終日は2時間の予定だった創立74周年記念礼拝が3時間となり、その後の議事でも活発な議論が交わされた結果、終了時間も当初の予定を大幅に超え、任命式も伴う約2時間半の閉会礼拝が終わったときには、夜の11時10分を過ぎていた。二泊三日の総会の中で、礼拝時間が9時間半近く占めるところに、信仰者としての彼らの姿を見、感銘を覚える。総会運営も含め、教団が学ぶべきことはたくさんある。
 総会二日目の午後は、議事とは別に、パートナー教会とのエキュメニカルな対話の席が設けられたので、私たちはそちらに招かれた。現在、UCCPから日本に派遣されているパーシバル・スマニル宣教師も同席された。UCCPからは、今後更に日本基督教団との協力関係を強めていきたいとの熱い願いが示された。
 本総会は熱く議論が交わされる場面もあったが、全体として終始和やかで明るく、仲の良さを感じさせ、讃美と信仰の喜びに溢れるものであった。今後も教団と良き交わりを深めて行けたらと心から願う。

(西之園路子報)

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