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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4962号】神学校からの声に聞く
新型コロナウイルス感染拡大の渦中で(2面)

2021年11月27日
PDF版 コロナ禍での神学教育 橋本 祐樹 《関西学院大学神学部准教授》  2020年4月に最初の緊急事態宣言が発出されてから今日まで、関西学院大学神学部は大学全体の方針に基本的には則りながら神学教育のオンライン対応を実施してきました。2020年度春学期はほぼ全ての授業がオンライン形態(ズームでの同時双方向、もしくは授業動画等のオンデマンド方式)でしたが、秋学期以降は予防対策を実施しながら対面授業の数を増やしてきました。  現在はマスク、手指消毒、人数制限等の予防対策を変わりなく実施の上で、神学部の授業は基本すべて対面で行い、健康上心配のある学生は申し出によってオンラインで受講できるという形態を取っています。多くの授業では、大部分の対面出席者を前に、パソコンとプロジェクターを設置して画面上の少数の学生にも並行して対応している状況です。ただし、一部の授業については後に触れるように積極……

【4962号】東北教区・関東教区 10被災教会の声 (オンライン訪問)
2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会

PDF版 東北教区・関東教区 10被災教会の声 (オンライン訪問) 2021年東北地方地震 被災教会会堂等再建支援委員会 川俣教会を訪ねて  今回は、10月5日午前中に、山あいの町、福島県伊達郡川俣町にある川俣教会とオンラインで結び、お話を伺った。  川俣教会からは、鈴木稔久牧師、のぞみ夫人、信徒の菅野幸子姉、2021年東北地方地震被災教会会堂等再建支援委員会より、篠浦千史委員長、黒沼宏一委員、河田直子委員、オブザーバーとして道家紀一担当幹事、星山京子職員が参加した。  初めに、地震発生時の状況を鈴木牧師に伺った。2月13日夜11時7分に、翌日の礼拝に備えて休もうとした時であり、10年前の大震災と同じような強い揺れを感じたが、時間としては3分の1程度の短さだった。しかし、すぐに会堂に行くのが怖くて、翌日の朝に会堂を点検すると、ガラスが2枚ほど破損して散らばり、天井が落下しそうに……

【4962号】事務局報(3面)

PDF版 逝去 篠原せつ(隠退教師)   21年10月5日逝去、95歳。福島県生まれ。53年日本聖書神学校卒業、同年より船橋、岡山博愛会教会を牧会し、02年隠退。遺族は娘・篠原幸子さん。 野田和人(神戸栄光教会主任担任教師) 21年10月11日逝去、66歳。香川県生まれ。05年関西学院大学大学院卒業、同年より諫早、神戸栄光教会を牧会。遺族は妻・野田エルザさん。 正教師登録 岸 敬雄 (2021・8・29受按) 小豆真太郎 (2021・10・24受按)  正教師転入 松田聖一、文 禎顥 (第15回常議員会承認) 教師異動 長門  辞(主)福永秀光  〃  辞(担)水谷信義  〃  就(主)水谷信義 美祢 辞(兼主)福永秀光  〃  就(主)福永秀光 遺愛女子中学高校 辞(教)森野真理 センター北 辞(主)小松博士  〃  辞(担)小松愛……

【4962号】スーパーエイジャーになる(4面)

PDF版 今月10月13日に77歳になりましたが1944年生まれの44歳と言っています。自分の年は自分で決めて、そのように生きればよいと思っています。  コロンビア大学の研究で「自分の年を意識するとストレスが溜まって記憶力が減退したり、寿命をちじめてしまう」ことが明らかにされています。実際の年齢よりもはるかに超えて稼働する人をスーパーエイジャーと言います。コロンビア大学で90歳の年齢で90歳の年齢を超えて第一線で活躍するスーパーエイジャーを紹介していました。全米運動会のバトミントンの部門で90歳の人が優勝したり、弁護士として、コメディアンとしてバリバリ第一線で働くスーパーエイジャーたちです。  聖路加国際病院の院長だった日野原重明先生の講演を聞いたことがあります。その講演の中で「母から受けたDNAのすべてを使っていない、自分の課題は自分に与えられたDNAの発見だと言って、90歳を超え……

【4960•61】2021年 秋季教師検定試験 正教師46名、転入2名、補教師7名が受験

2021年10月30日
3回目のコロナ対応試験、周到な準備で実施 2021年秋季教師検定試験が8月31日よりレポート提出による学科試験、9月15日・16日にズームミーティングを用いてのオンライン面接試験として実施された。未だ収束しないコロナ禍を踏まえてのことである。2020年秋季以来、3回目のレポートおよびオンラインでの試験となった。事務局の丁寧な準備があって実施することのできる試験である。またコロナ禍にあって委員も受験者もリモート会議が普通のこととなっている。周到な準備の結果ではあるが、オンライン面接もスムーズに行うことができた。 秋の教師検定試験は正教師が中心となる。正教師試験の受験者は46名、転入試験受験者が2名、Cコース継続受験者を含む補教師受験者が7名与えられた。祈りつつ、神さまのご用のために仕えていきたいとこれだけの受験者が与えられたことは日本基督教団の喜びとして感謝したい。 教師検定試験は事前……

【4960•61】コロナ禍での墓前礼拝

秋の季節に小平にある東京教区・西東京教区の共同墓地で墓前礼拝並びに納骨式が行われ、例年200〜300名が集まるとのことです。今年はコロナ禍とあって、納骨を希望する人たちだけの集まりとなり、そこでの説教奉仕をさせていただくことになっています。 この2年近くの状況は、この時期に臨終の時を過ごされ、召された方々とその家族にとって、また、それぞれの教会にとって、大きな痛みとなりました。亡くなられた方々の多くが、教会での葬儀、信仰共同体での別れと送りができなかったのです。教会の葬儀の時は教会にとっても、家族にとっても、また、そのために集まる人々にとっても、ここでこそ、キリストにあって生きた信仰者の希望とそれに根差す愛に生きた生涯が証言される宣教の重要な働きの時です。しかし、一人一人が家族さえも立ち会えない孤独の中で死の時を迎え、火葬に付される事態となったのです。いわば一人の人間の死を、一切の輝きを……

【4960•61】事務局報

逝去 飯川雅孝(無任所教師) 21年8月1日逝去、78歳。静岡県生まれ。06年日本聖書神学校卒業、同年より田園都筑、まぶね教会を牧会。遺族は妻・飯川輝子さん。 矢吹一夫(隠退教師) 21年9月14日逝去、69歳。東京都生まれ。77年青山学院大学卒業、80年より本所緑星、山口信愛、阿佐谷東、本所緑星、見附教会を牧会し20年隠退。遺族は妻・矢吹真理子さん。 新井克己(隠退教師) 21年9月30日逝去、88歳。群馬県生まれ。56年同志社大学大学院卒業、58年より三木、石巻本町、涌谷、洛南教会を牧会し03年隠退。遺族は息・新井純さん。 補教師登録 大槻聖神愛 (2021・7・25受允) 教師異動 紀伊長島辞(代)吉川 進 〃  就(主)森下 研 新栄 就(代) キスト岡崎さゆ里 西宮公同辞(代)菅澤邦明 〃  就(主)新免 貢 泉高森 辞(主)阿部祐治 〃  就……

【4960•61】2021年度教区総会報告 定期、臨時いずれも書面で開催

大阪教区 三役・常置委員任期延長 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、第66回教区総会を書面表決にて開催(5月3日)した。和歌山県、奈良県、大阪府にある教会3会場をオンラインで繋いでの開催を目指し準備していたが、大阪府に「緊急事態宣言」が出され、やむなく書面開催となった。 その際の議案では、三役および常置委員選挙実施を含む臨時総会を9月20日に対面開催することとしていた。しかし、コロナ感染状況の深刻化を受け止め、臨時総会も書面開催となった。尚、三役・常置委員選挙は次回定期総会にて行なう予定である。 従来定期総会で行なっていた召天者(2019・2020年度逝去者)記念礼拝を5月3日、大阪クリスチャンセンター小礼拝堂にて対面とオンライン併用でささげた。礼拝後には2020年度・2021年度の新来教師紹介を行なった。 総会では全議案を承認・可決(総数274中、提出数226)。主な議案は……

【4960•61】 第61回「キリスト教教育主事」 認定試験公告

第61回「キリスト教教育主事」 認定試験公告 第61回(2022年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。 *今回、新型コロナウイルス感染状況を鑑み、試験会場での実施を中止しました。 筆記試験をレポート試験に、会場での面接をオンライン面接に変更して実施いたします。 ◆受験願書提出期限 2021年12月13日(月) (提出物1〜7を教区に提出) ◆論文提出期限 2022年2月4日(金) (試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出) ◆レポート提出期限 2022年2月25日(金) (試験科目イのレポート・教団教育委員会に提出) ◆面接試験日時 2022年3月4日(金) 午前10時〜 オンラインによる面接試験 ◆試験科目 イ.レポート試験 日本基督教団教憲、教規および諸規則についてのレポート(メール提出可) *提出期限1週間前、2022年2月18日(金)午……

【4960•61】2021年秋、教区のプログラム 会場に集まる者と、オンライン参加者をつないで

《北海教区》 「中高生オンライン+対面の集い」 皆に会いたいという思いが形に 北海教区では、毎年教区主催の夏のキャンプと春の合宿を通して、道内の青少年同士が出会い、交流を深めてきた。コロナ禍にあってそれらの開催は叶わなくなったものの、教区青少年活動は歩みを止めることなく、繋がりを絶やさないため出来ることを探し続けた。『中高生オンラインの集い』はそうした模索の中で昨年度から生まれた、ズームを利用しての集会企画である。 昨秋よりの一年で4回のオンライン企画を重ね、20年度の春の集いを中止にして以降初めて、この10月に対面での『集い』を実施した。画面越しではなく、どうしても皆に会いたいという中高生同士の思いが強かったためである。それでも様々な事情で集まるわけにいかない者もある。実行委員会の高校生、大学生、大人が知恵と工夫を出し合って、対面で集まる会場とオンライン参加者とが共に出会える形を実……
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