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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4975号】人ひととき(4面)

2022年6月25日

知る力と見抜く力とを身に着けて

静岡一番町教会員
杉山真里菜さん

 キリスト者の母と共に、幼い頃から静岡一番町教会に通っていた杉山真里菜さんは、中学・高校と静岡英和女学院で過ごし、高校2年生の頃に受洗した。教会員でもあった家庭科の先生の勧めで、高校時代には積極的に国外に出かけた。
 カンボジアのスタディーツアーでは、幼い子どもたちが物乞いをしている姿に衝撃を受けた。タイのカレン族の村にホームステイをした際には、自然と共生する生活の豊かさを経験。近代化された先進国の生活が必ずしも幸せではないと感じた。これらの経験から「誰かのために役に立ちたい」という思いと共に、「何かをしてあげようというのも違うのではないか」との思いを抱いたという。
 秋田の大学に進学し、農作業をしつつ生活をする中で、水の循環の中で生かされている恵みを体感、関心を環境へと向けて行った。在学中に1年間ノルウェーに留学、卒業して2年程、教団事務局(世界宣教)で働いた後、ノルウェーの大学院に進学した。
 2018年に帰国、ウォーターエイドジャパンに就職した。「すべての人々がすべての場所で、清潔な水とトイレを利用し、衛生習慣を実践できる世界」を目指し、1981年にイギリスで設立されたNGOの働きを日本で展開する。現在、世界で7億7千百万人(10人に一人)が衛生的な水を得ることが出来ない環境で生きている。この現実を知ってもらい、支援を募るために、ウェブサイトや刊行物作成等の広報を担う。
 何が正しく、何が正しくないかが見えにくい世にあって、「知る力と見抜く力とを身に着けて」、「本当に重要なことを見分けられるように」(フィリピ1・9)なることを祈りつつ、神の愛を実践できるような人になりたいと杉山さんは語る。

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