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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4649・50号】「『障がい』を考える全国交流会」を開催します

2008年5月2日
◎日  時/2008年6月17日(火)~18日(水) ◎場  所/戸山サンライズ(東京都新宿区) 交流会のための資金が必要です。 皆さんの温かい献金をお待ちしています。 ◎ホームページアドレス http://sky.geocities.jp/uccjshogai/ ◎振替番号/00140-9-145275 ◎加入者名/日本基督教団 *振替用紙の通信欄に「障がい」と明記して下さい。

【4649・50号】教区担当者会・セミナーを終え 教育委員会

第35総会期第五回教育委員会が三月四日(火)、五日(水)の両日、高知黒潮ホテルを会場にして開催された。岸憲秀委員長から「ユースミッション2008」については、主題が「主にあって共に歩む」に決定したことが報告された。 後半の関西での日程及びプログラムが確認され、実行委員会に新たにネイサン・ブラウネル宣教師が加わることが報告された。 「教会学校応援セット」には四教会・伝道所から応募があり、その応答は担当者、書記、委員長に一任された。どのようにアピールするかが今後の課題である。 協議では三月三日(月)、四日(火)に南国教会と香美教会を会場にして行われた「教会教育セミナー」と「教区担当者会」の反省を行った。「教会教育セミナー」は今回が初めての開催であったが、参加者六一名中、高知分区から十一教会三七名の参加者が与えられたことは感謝であった。ほとんどは教会学校教師であったが、講演に「励まされた」……

【4649・50号】教区教育担当者会、高知で開催

教団教育委員会主催の教区教育担当者会が、三月三日~四日、四国教区高知分区の南国教会及び香美教会を会場にして開かれた。 この会は二年ごとに開催されてきたが、今回は神奈川、京都、沖縄以外の十四教区から各担当者が参加、計二三名が参加した。 岸憲秀教育委員長は開会礼拝における説教で、今日の教会教育が直面している危機と今回高知で会を開催できる意義深さを語った。 まず「現地教区からの報告」と題した発題講演が近永教会(南予分区)の芦名弘道牧師よりなされた。 講演の中で芦名牧師は、二三年にわたる近永教会での牧会を段階的に振り返り、教勢の低迷に苦しんできたことを率直に語った。 赴任当初は大人と子ども共に二〇名であった礼拝出席者数が次第に減少し、十五年目には教会学校生徒が牧師の子女と教会員の娘二人だけに。そして二〇年目には出席者ゼロを経験する。 その経験を通しようやく牧師としての意識の問い直しと教……

【4649・50号】第1回教育セミナー開催される

今総会期の教育委員会では、当初より、教会に仕える、或いは、各個の教会にとって、少しでも益になる教育委員会でありたいと願っていた。教会学校応援グッズや表彰のあり方も、その視点で検討してきた。 今回、そのひとつの働きとして、教会教育セミナーを主催した。これは、全国様々な地域で熱心に教会教育に励んでいる奉仕者と共に、その働きのために祈り、学ぶための企画であり、いわば、出張セミナーである。南国土佐の伝道困難な諸教会で、キリストの証し人として励まれる皆さんとセミナーを共に出来たことがこの上ない喜びであり、何よりも主催した私どもにとっても大きな励ましとなった。 三月三日夕刻、南国教会を会場として行われたセミナーは、同時開催の教区教育担当者会の参加者を含めて六〇名が集まった。遠く伊予からも車を走らせてくださった。講師の平田和子氏(吐田郷教会キリスト教教育主事・教団教育委員)はキリスト教教育主事として……

【4649・50号】宣教方策会議に肯定的評価、なお課題も 「『障がい』を考える小委員会」を提案へ 宣教委員会

第四回宣教委員会が三月十一日(火)~十二日(水)水道橋の韓国YMCAの会議室にて行われた。三月十日(月)~十一日(火)と富士見町教会で開催された宣教方策会議に引き続いての日程である。 米倉美佐男委員の説教による開会礼拝に続いて諸報告がなされた。 協議では、先ず宣教方策会議の評価について話し合われた。自由に話されたそれぞれの意見を纏めてみることで報告に代える。 「今回は『伝道の協力』が主題として取り上げられたが、共に一つの課題に取り組めたと思う」。「互助のことも取り上げられたためか、これまで言われてきた『伝道は覇権主義だ』という意見は出てこなかった」。「だからといって、不満がないわけではないと思う」。「分団では伝道のビジョンを話し合うまでには行かなかった。そこに行くまでの時間が欲しかった」。「山口講演は教団という教会の宣教(伝道)方策の基礎的な理論を提供しているので、質疑をも合わせて報……

【4649・50号】荒野の声

▼神学校で園芸ブームが起きたことがあった。当時まだ珍しいアスパラの種を蒔いて、「何年留年するつもり」と大笑いされた。収穫は数年後からで、十年以上は穫れるということだ。▼赴任する先々で、庭がなければプランターにアスパラを蒔いた。十年二〇年頑張るぞという覚悟を表す儀式だったのかも知れない。蒔くのはだいたい数年目。最初の挫折を体験した頃だ。▼以前の任地で創立百周年の準備に当たっている時に、古い古い牧会日誌を見つけた。「今年一年の覚悟で、一念を込めて」。元旦の頁に、必ずこう記されていた。信徒数、財政規模から見て、毎年その覚悟が要ったのだろう。▼先日の宣教方策会議、奥羽教区議長は、長期的展望をもって伝道・教会形成に当たる事の出来ない諸教会の現実を訴えた。▼アスパラを植えるくらいの時間と気持ちの余裕が欲しいものだ。庭の季節になりアスパラも出た。種蒔きよりも、雑草取りで忙しい。放っておくと…。

【4649・50号】お知らせ

「教団新報」今号四六四九 ・五〇号を合併号とし、四六五一号は五月三一日に発行致します。 本号は、特別号として発行、各教区総会にお届けします。乞うご購読。 総幹事 内藤留幸

【4649・50号】メッセージ マタイによる福音書28章16~20節

疑う者たちに注がれている主イエスの力 古屋治雄 ・世の終わりまでいつも 私たちは、すでにイースターを祝い、復活の主の力強い導きの下に、四月からの新年度の歩みを始めています。そして私たちは復活された主が、四十日間弟子たちと共におられた後、天に昇られ、約束してくださった聖霊が注がれるペンテコステを迎えようとしています。 わたしは天と地の一切の権能を授かっている。だから、あなたがたは行って、すべての民をわたしの弟子にしなさい。彼らに父と子と聖霊の名によって洗礼を授け、あなたがたに命じておいたことをすべて守るように教えなさい。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。 マタイによる福音書末部にあるこの御言葉は、主イエスが復活された直後に、弟子たちに向かって語られた言葉です。しかしこの主イエスの呼びかけは、復活直後に限定されず、むしろ今日に至るまで、どんな時代の中にあっても……

【4648号】人ひととき 国府田 秀行さん 郁絵さん

2008年4月19日
生き方を通して 二人は聖学院大学での聖歌隊活動を通して出会った。秀行さんは大学で初めてキリスト教に触れ、礼拝に出席するようになった。郁絵さんは祖父母がクリスチャンであり、中学・高等学校とキリスト教学校出身であることもあって、キリスト教に違和感はなかったという。そして二人がキリスト者としての生き方への憧れを抱くようになったのは、大学で出会ったキリスト者教員の姿を通してであった。 さらに郁絵さんが聖学院みどり幼稚園へ就職、二人はそれが大きなきっかけとなり、上尾使徒教会へ通うようになった。そして彼女の方が一足先に、二〇〇二年の宗教改革記念日礼拝にて洗礼へと導かれた。それは「自分でどうこう言えないタイミングであった」という。その後に彼の方もキリスト教主義学校へ就職が決まり、「これで神さまと離れられない関係とされた」と観念し、二〇〇三年のイースターに洗礼へ導かれた。 キリスト教教育に携わる……

【4648号】西中国教区 部落解放現地研修ツアー

二月四日(月)から五日(火)にかけて、尾道市と福山市を会場に行われた。 一日目、尾道人権文化センターで「尾道市北久保地区の部落解放運動の歴史」について学び、胸に突き刺さるような痛ましい差別の現実と戦った人々の記録がそのままに紹介された。特に「春駒」と呼ばれる伝統行事を受け継いでいく中で、差別の現実と苦しみの歴史を決して忘れず、反差別の闘いをも受け継いでいく決意をもった若い世代と出会えたことは、大きな喜びであった。「春駒」はいわゆる「門付け」の一種だが、この舞を踊る役目は被差別部落出身の女性たちだった。子どもたちも正月には暗い内から起こされ、夕方まで母親と共に舞を舞ったのだそうだ。そして、謝礼としてわずかに受け取る米やお金によって生活を支えたという。「春駒」にかり出された記憶をもつ人々にとって、この伝統行事は痛ましい記憶でしかなかった。しかし、それをあえて復活させることによって、かつての差……
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