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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

【4661号】東京教区は拠出を留保 教区活動連帯金配分協議会

2008年10月25日

二〇〇八年度教区活動連帯金配分協議会が九月十六日(火)午後一時三〇分から教団会議室で開催された。

前年度の教区活動連帯金配分検討委員会委員長の野村忠規四国教区議長の祈祷と挨拶をもって開会した。今回、内藤留幸総幹事は欠席のため代わって愛澤豊重総務幹事が出席した。

協議事項に入る前に組織会を行い、議長に野村忠規四国教区議長、書記に西畑望九州教区議長を選出し、協議に入った。

前年度「配分協議会」議事録承認に際し、関東教区財務委員長より欠席者の扱い記録について疑義が出され、納得されず退席した。高橋潤中部教区議長より配分額計算方法について事実と異なるとの主張がなされたが、議事録通りに承認された。

諸報告承認では、中部教区議長より「配分検討委員会」において教区の要望が決定額に反映されていないとの意見に対し、要望が配分金決定の時期に間に合わなかった結果であるとの報告がなされた。

続いて〇九年度拠出・受入額について協議に入る前に、長崎哲夫東京教区議長が拠出を留保したいと申し出た。それによると、教区間の信頼関係がない中では留保せざるを得ず、予算立てはするが拠出は差し控えることを予算決算委員会で決定し、近日開かれる常置委員会で決定する予定であるとのことであった。それに対して、今までの東京教区の拠出に感謝しつつ、「教団総会決議の重たさを受け止めて欲しい」「〇九年度教団予算が総会で決められようとしている時点で、東京教区の拠出がなければ教区の予算立てが困難となり、教団負担金納入が困難になる」「かつて東京教区の教団負担金未納期間に教団を支えたのは地方の教区であり、相互互助を大切にしてもらいたい」等の東京教区に再考を願う意見が出された。

東京教区の拠出が不確定な中にも〇九年度「配分額案」を各教区の意見を聞いて承認した。その〇九年度「配分検討委員」には東北、関東、大阪、西中国の四教区議長を選任することを決定して閉会した。

この制度の教団内の機構的位置付けが急がれる結果となった。

(西畑望報)

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