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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4651号】公募

2008年5月31日
EMS(南西ドイツ宣教会)青年ボランティアプログラム ◎期間/2008年9月より約5ヶ月間 ◎内容/ドイツの保育所や教会青年部でのボランティア活動 ◎財政条件/ドイツ側が健康保険、食事・宿泊・小遣いを提供 参加者本人が飛行機チケット代、ビザ取得費用を負担 ◎条件/18歳以上30歳以下、英語でのコミュニケーション力、牧師の推薦状 ◎参加国/日本、ナイジェリア、ガーナ、南アフリカ (何れもEMSパートナー教会) ◎募集人数/1名 (日本基督教団より) ◎問合せ/国際関係委員会(℡03-3202-0544) ◎応募締切/6月30日、後日面接により選考

【4651号】消息

阿部金一氏(無任所教師) 二〇〇六年十一月十三日、逝去。八七歳。島根県に生まれる。一九八六年受允後、出雲教会に赴任。その後九六年から九九年まで秋鹿教会を牧会した。遺族は妻の康子さん。 千葉 望氏(隠退教師) 三月二一日、逝去。六八歳。宮城県に生まれる。一九六六年東京神学大学大学院修了後、岡崎教会に赴任。その後仙台広瀬河畔、湯沢各教会牧師、七九年から二〇〇〇年まで弘前学院聖愛高校教務教師を務め、〇五年まで大鰐教会を牧会し、隠退した。遺族は妻の仁子さん。 土肥昭夫氏(無任所教師) 三月三一日、逝去。八一歳。兵庫県に生まれる。一九五〇年同志社大学神学部卒業後、霊南坂教会に赴任。その後松山、洛南各教会を牧会し、六四年から九七年まで同志社大学神学教師を務めた。遺族は妻の淳子さん。

【4651号】教区コラム 西南支区

伝道の前進のために 岸 俊彦 西南支区常任委員会では、過去十年分(一九九七~二〇〇六年度)の支区教勢を表にしました。伝道するためには実態の把握が重要だからです。結果としてその数字には少々驚かされました。十年間で現住陪餐会員は六、〇三七人から五、五三四人に減、朝の礼拝出席者は三、〇六五人から二、九三九人に減、受洗者九九名から九四名に減(ただし一九九六年度は一六七名)、支区四五教会の内礼拝出席者が減った教会が全体の三分の二と数字は厳しい実態を示しています。残念ながらどうしてそのようになったのか、実態の分析と原因の究明はまだできていません。 世田谷の住宅地にある一教会は昨年度解散しました。この事態を打開するためには、支区諸教会が祈りを合わせ主にあって一致して伝道を進めるほかないと考えています。支区全体の理解と協力を得て、具体策を一つでも計画実行したいと思います。 厳しい現実ではありま……

【4651号】カルト問題で四教区合同の研修会 福島県南部に開設された施設で

東京地区原理問題連絡会(東京教区と西東京教区)、関東教区統一協会問題対策委員会、東北教区カルト問題対策特設委員会の合同研修会が三月三日(月)~四日(火)の両日、福島県南部に開設された「ケアハウスLetS」で行われた。 このケアハウスは統一協会等の破壊的カルトで心傷ついた人たちが滞在して心を癒す場所として竹迫之牧師(白河教会)が中心になって開設したもので、日本では三番目の滞在型としての施設である。 今回の合同研修会では、統一協会が清平(チョンピョン)修練所で行っている二泊三日と四〇日間の「修練会」について学んだ。この修練会の模様を写したビデオを観ながら、六回参加した元信者の方から生々しい証言を聞いた。 特に、二泊三日の修練会はスケジュールが決まっている。まず、到着すると受付で「先祖解怨(かいおん)式」として、たとえば一家系当たり一代から七代までの先祖の「解怨」が出来るとされて七〇万円を……

【4651号】「先達から受け継ぐ信仰」の主題のもと 年一回の宣教師会議

「二〇〇八年宣教師会議」が、三月二七日(木)から二九日(土)まで、ウェルシティ湯河原厚生年金会館において、「Hebrews 11 : A Tradition of Faith through Many Believers(先達から受け継ぐ信仰)」との主題のもとに開催された。二八名の宣教師の方々および十三名のご家族の他、木下宣世(世界宣教委員会委員長)・中村公一(代々木中部教会牧師)・大塚忍(永山教会牧師)、杉森耀子(全国婦人会連合)、宣教師支援委員会からは立花慎一、計四七名が参加した。 この「宣教師会議」は、毎年一回開催されているもので、昨年までは宣教協力協議会(CoC)のもとで開催されていたが、今回より教団の世界宣教委員会の主催で行なわれることとなった。 CoCに受け入れ宣教師が数百名所属していた頃には、それぞれが普段から顔を合わせる程の距離に住んでおり、宣教師同士の交流も活発だった……

【4651号】「正しい聖礼典の執行」について確認 四国

第66回四国教区総会は四月二八~二九日、琴参閣を会場として開催された。出席正議員は一五六名中一三三名。 開会礼拝の後、野村忠規教区議長より今総会の方向性が示され、教区各教会は互いの信頼を深めること、謝恩日献金のため祈りを結集すること、能登半島地震被災教会支援募金や沖縄教区との相互訪問などの教区の取り組みを進める重要性について語られた。 主な議事として、昨年度報告承認、教団総会議員選挙、山北宣久教団議長挨拶質疑など。 特に昨年度報告では、諸分区や各部、各委員会などいずれにおいても教区互助自立連帯献金推進によって引き続きなされる「祈り合い支え合う教区の取り組み」の重要性が再確認されていた。教団議長挨拶については活発な質疑応答が二日間にわたってなされた。「四国教区では未受洗者配餐教会について実感がないが、北村慈郎常議員退任勧告についてはそれ以外の選択はなかったのか」という質問に対し、「教団……

【4651号】「訴願なるもの」の取扱い巡り議論 北海

第68回北海教区総会は、四月二九、三〇日、札幌教会を会場にして開催された。開会礼拝では、一名の正教師按手と二名の補教師准允が執り行われた。西岡昌一郎教区議長は二種教職制度について教団として一致をみていない中での執行であることに触れたうえ式を執り行った。 教区議長総括では、教区六四教会中十三教会・伝道所が「無牧師」の教会として07年度の歩みを終え、教区教勢、経常収入漸減には道内人口の減少、格差社会、高齢化など時代情勢が教会に反映されている、とした。しかし、その中で「革新・連帯・平和」を柱として「平和を生きる神の民」(第三次長期宣教計画標語)を目指して宣教の使命を果たすことを述べた。 教務報告では、昨年度教区総会にて提出された「訴願なるもの」の取扱いを常置委員会に付託した件の報告を巡って約一時間に亘って議論があった。訴願は、札幌教会が決定した処分対象となる信徒からの不服申し立てである。付託……

【4651号】按手礼の執行方法巡り議論 九州

第58回九州教区総会は、五月六~七日、九州キリスト教会館を会場に、開会時正議員二四三名中一七五名が出席し開催され、盛沢山の議案が審議された。 教団問安使挨拶では、山北宣久教団議長は、弾劾調とも言える厳しい内容をもった常置委員会からの質問状に対し、「この場で初めて見た」と、予め準備が出来なかったことを断りながら、「北村慈郎教師に対する退任勧告」など三項目について、事柄の経緯、事情、基本的な姿勢と今後の取組について一時間がかりで詳しく説明した。 最も時間を割き議論が白熱したのは、「按手礼執行方法に関する件」。前総会から継続審議になっており、総会前日の夜に行われた議員研修会の主題でもあった。 六項目の改革案が示されたが、特に「按手は司式者のみが行う」ことと、「『議長談話』を按手礼式の中に位置づけ…略…このことを反映させた九州教区按手礼式文を作成する」という点に疑問・反論が相次いだ。二種教職……

【4651号】主の御心を聴きながら 大阪

第53回大阪教区総会は、五月五~六日、大阪女学院へールチャペルで正議員二八八名中、一九一名(開会時)が出席し開催された。 在日大韓基督教会宣教100周年を覚えて守られた開会礼拝では、在日大韓基督教会西南地方会会長・全聖三牧師が韓国語と日本語の両方で聖書を朗読した後、在日大韓基督教会総会長・鄭然元牧師が「主の平安を共にする人々」と題し、説教を行った(通訳は金智一牧師)。説教は過去100年の歴史を振り返りながら、以下のように結ばれた。 「神様の願いは、人種、民族、国家を乗り越え生きる私達が、自分の住んでいる地域とその国の繁栄のために祈ることである。私達は弱い群れであるがこの御言葉に従い、この地と日本のために祈る。教団においても小さな群れのために祈り、協力してほしい」。 その後、鄭牧師の司式により共に聖餐に与り、准允式・按手礼式が執り行われた。礼拝後、全聖三牧師から来賓挨拶を受けた。 常……

【4651号】08年度教区総会報告①未受洗者配餐巡り、更に深まる対立 西中国・大阪・九州・北海・四国

問安使実質拒否で激論 西中国 第57回西中国教区定期総会は、五月六日から二日間、山口市の防長苑で開催され、正議員一四〇人中、開会時一二〇人が出席した。 冒頭の組織会で、「北村慈郎教師への退任勧告取り下げを求め、受け入れられないときは問安使を受け入れられない。ただし、傍聴は構わないとの常置委員会通知に対して、山北教団総会議長から『問安使受け入れ拒否と理解する』との返答を受理したので、教団問安使を准議員候補としない」との常置委員会見解が報告された。 これに対し、「問安使に質問・議論したい人も多い中での実質問安使拒否は、常置委員会の判断に疑問がある。教団問安使の拒否は教区問安使の拒否につながる」との反論が出て、「准議員名簿に教団問安使の枠を設ける」との修正案が提案された。 「土俵の上で議論を戦わすのが西中国教区の伝統だった」「昨年も総会前日に結論を出した。常置委員会の在り方に疑義があ……
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