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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4654号】「クリスチャントゥデイ」に関する声明

2008年7月12日
2008年6月13日 日本基督教団総会議長 山北宣久 2004年4月11日に発刊され、現在はインターネット新聞として出されている「クリスチャントゥデイ」については、その当初より発行団体について疑念が持たれてきた。ことに韓国における設立者である張在亨牧師の統一協会の前歴問題をはじめ異端問題までも提起されている。日本においても救世軍 山谷真少佐、クリスチャン新聞 根田祥一氏に対して法的抗争を図るなどをしている。 日本基督教団としては、これらの疑惑が解決されない限りキリスト教として同一の線に立つことは出来ないと判断する。従って、今後一切の関係を持たないと共に、クリスチャントゥデイ紙創刊号に掲載した祝辞及びメッセージを取り消す。

【4654号】沖縄の視点から見た天皇制で発題 第4回靖国・天皇制問題小委員会

第35回総会期第四回靖国・天皇制問題小委員会が、二〇〇八年六月九日(月)〜一〇日(火)、日本キリスト教会館四階会議室で開催された。 西之園路子委員長による開会礼拝の後、議事日程が承認され、報告・協議が行われた。 諸報告、前回議事録承認に続き、第36回教団総会「報告書」の小委員会報告について確認し、「評価と展望」について協議した。どうしたら靖国神社問題や天皇制問題が各個教会で切迫した重要な問題として受け止められるのか、そのことは前期委員会に引き続き、今期委員会でも大きな課題であった。その答えを未だ見い出したとは言い切れない。しかし、小委員会が積み重ねてきた発題や協議内容は大事なものであり、いずれかの時期に、これまでの講演内容等をパンフレットのような形でまとめ、諸教会がこの課題と取り組むための手がかりとなればとの願いを持っている。 今後もこれらの課題を担うため、「第36総会期 靖国・天皇……

【4654号】タイ・アメリカ宣教師の帰国報告会 第5回世界宣教委員会

第五回世界宣教委員会が、去る六月三日(火)に開催された。 今回は、浅井重郎宣教師がタイ・チェンマイで、また、浅田容子宣教師がNY・ユニオン日本語教会での長年の働きを終えて退任、帰国されたので、帰国報告会を、最初にもった。委員会と共に会食していただき、御三人の数十年にわたる宣教のご苦労と喜びを分かち合い、感謝の慰労金を差し上げた。 この後、世界宣教の下にある六委員会、宣教師会議、退任宣教師感謝ツアーなどの諸報告がなされ、承認された。 次いで、議事に入り、以下のことが協議された。 ①決算・予算について承認。 ②「日本基督教団とアメリカ改革派教会との宣教協約合意書案」および「日本基督教団とアメリカ合衆国長老教会との宣教協約合意書案」が提示され、これをもって議長提案の常議員会議案とすることに合意し、議案としての体裁を整えることを作業部会に一任した。 この二つの宣教協約合意書は、手続きを……

【4654号】「教会学校応援セット」のアピールを 第6回教育委員会

第35総会期第六回教育委員会が六月十日(火)、十一日(水)の両日、教団四階会議室を会場にして委員全員の参加をもって開催された。 岸憲秀委員長が各委員と教育委員会の働きを覚えて祈祷をささげた後、前回議事録の承認と諸報告が行われた。 「ユースミッション2008」については実行委員会の報告後、主に八月二日(土)に予定されている「横浜フィールドワーク」と八月四日(月)から滞在予定の「六甲山YMCA」でのプログラムについて協議を行った。大阪教区教育部が「ユースミッション2008」の、特に関西でのプログラムへの協力を申し出てくださったことは感謝であった。 二〇〇七年度のクリスマス献金は、九、八四〇、一三五円であった。諸経費を引いたほぼ全額を「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会、教団社会委員会(中越沖地震)、日本キリスト教海外医療協力会、南西ドイツ福音宣教会、アイヌ奨学金キリスト教協力会に……

【4654号】刑務所伝道教区代表者会 教団の宣教の働きとして 日本基督教団教誨事業協力会

日本基督教団教誨事業協力会主催の刑務所伝道教区代表者会が六月二日~三日国立オリンピック記念青少年総合センターで実施された。教誨師のいない北海教区、沖縄教区を除いた十五教区の代表者と、中部教区以東の教誨師二五名が参加。 任意の団体でありながら、日本基督教団の宣教のわざとして刑務所伝道と被収容者の信教の自由の保障を実現すべく活動する教誨師を支えようと守り続けられた教誨事業協力会を教規第41条の④に位置づけられた日本基督教団の自主活動団体になることの可能性を求めるべく開催されたものである。 昨年は同主旨のもと、西日本で開催された。 開催前に協力会は、協力会が自主活動団体になることで生じてくるさまざまな可能性とそこから求められることになる協力が各教区において可能かどうかのアンケートと協力依頼をした。 教区代表者はそれらの反応を持って参加し、自主活動団体への可能性をさぐった。 その可能性に……

【4654号】二〇〇七年度決算なる 09年度予算も負担金1%減の方針

第35総会期第五回予算決算委員会は六月五日~六日開かれ、財務諸表等につき点検、確認し、二〇〇七年度決算を確定した。 二〇〇七年度経常会計決算は、厳しい状況の中、財務改善に向けて事務局の努力の跡が見られた。収支総額は、三一七、七九五、七四〇円。減価償却積立金として収益事業会計より二千万円を繰入れたことにより、前年度比二・一六%増となった。 収益事業会計は、二〇〇七年度から経常会計より区分したもので、前年度までの「教団住宅」「会館管理」「教団新報」の三会計と教団年鑑の部分を統合している。三会計の収支差額合計三九、九四四、九三二円が前年度繰越金。このうち、二千万円を経常会計に繰入れた。当期収入合計は三二、四四七、二〇四円となった。 出版局二〇〇七年度決算については、有澤年局長他担当者から報告を受け、承認した。損益計算書の売上原価の表示が変更され、製品の在庫額が単行本勘定を控除した後の額とな……

【4654号】一部再建なる 更に募金の推進を 第5回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会

第五回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会(以下、委員会)が、六月三日に、教団会議室で開催された。 委員会は、前回(第四回)委員会記録を確認後、高橋潤中部教区議長及び小宮山剛中部教区能登半島地震被災教会再建委員長より、前回の委員会以降の取組みの報告を受けた。その中で七尾教会牧師館感謝礼拝が行われたこと、中部教区総会で二〇〇八年度の震災支援献金一千八百万円目標を定めるとともに、教区準備金会計から二千万円を教団支援委員会募金へ献金することを決めたこと、また、教区三役及び再建委員長が諸教区総会に出席して支援献金への感謝を述べ、今後の支援をお願いしたこと等の報告があった。 次に教団事務局より五月二八日現在の再建支援募金の状況についての説明及び中部教区へ工事費用の一部三〇、四七六、〇〇〇円を送金したこと、全国諸教会にむけて支援献金を新年度の予算に計上のお願いの葉書を出したこと、支援ニュー……

【4654号】荒野の声

▼「データがないうちに理論づけするのは、大きな間違いだ。事実に合う理論をつくり出すのでなく、無意識のうちに理論に合わせて事実をねじ曲げるようになってしまうからね」…「ボヘミアの醜聞」でのシャーロック・ホームズ。▼全く理解に苦しむ事件が相次いだ。その度に、マスコミで専門家(?)が分かったようなことを言う。「時代の当然なる所産であって、充分に予見できたことだ」。▼かつてある売れっ子心理学者は、当人と一面識もないままに結論めいたことを言うのは無理であって、学者の良心に恥じるとまで言い切り、テレビでコメントするのを止めた。大いに感心したが、この度は彼女も登場し、本人と一面識もない筈なのに、何のデータもない筈なのに、断定的にものを言っていた。▼菜園が思うようにならない。これこそ、データに基づいて確立された理論もある。しかし、天候、苗や種の個性、とても理屈通りには運ばない。仕方がない。天候も作物も生き……

【4654号】部落の完全解放を願い 第10回部落解放全国会議

全国から二〇〇名を超える参加者 第10回部落解放全国会議を二〇〇八年六月九日(月)〜十一日(水)に東中国教区で開催する事ができました。神様の導きを感謝します。また、全国の部落解放センターを支えてくださる皆様に感謝します。 第10回目の全国会議は二〇〇六年六月に兵庫教区にて開催の予定でした。その準備段階で部落解放センターは兵庫教区の関係者から、「活動の有り様(ありよう)に関わる問い」を受けました。それは部落解放センターが、今どこに向かって歩んでいるのかという問いであり、「部落解放方針」に「他の差別と連帯していく」とあるにも関わらず、なされてないとの批判でありました。この事は初めて問いかけられた事ではありません。それまでにも問いかけられており、部落解放センター活動委員会にて協議を重ねておりました。改めて問いかけを受け、協議いたしました。何度も協議を重ねた後、「部落差別がなくなりますよう……

【4653号】教区の多様性・・・

2008年6月28日
六月二一日の神奈川教区を除いて、その他の教区総会が終了した。 私も問安使として幾つかの教区を廻らせて戴いた感想として、二~三年前のコラムに書いたことであるが、その時以上のことを感じざるを得なかった。 例えば、分科会方式をとる教区もあれば、全議案を全員で審議する教区もあり、これらは議事運営の多様性として理解できる。 しかし、准允式や按手礼式の違いは、果たして多様性と言えるのだろうか。 具体的には、誓約時に、式文中の「…信仰告白、教憲・教規に従い(補教師)」、「…教会の規範とに従って(正教師)」を省くのである。 つまり、A教区では、「教憲・教規や規範に従う」と誓って教師の出発をし、B教区では、そういう誓約もなく歩み始めるのである。 勿論、現式文がこの文面通りに使用しなければならないわけではないことは承知している。 さらに、按手の時に「教師は前に」と告げて、按手を実施した教区もあっ……
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