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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4652号】「退任勧告」取消要望決議 兵庫

2008年6月14日
第62回/「合同」後39回兵庫教区定期総会は、五月十八・十九両日、神戸教会を会場に正義員二一四名中一五〇名(開会時)が出席し、開催された。 兵庫教区では、震災の関係で、教団総会議員選挙と、教区三役、常置委員の選挙が重なる。林邦夫議長(兵庫松本通)、川上盾副議長(東神戸)、古澤啓太書記(神戸東部)が選出された。 菅根信彦議長は議長報告で宣教の課題について報告、終わりに教区が課題として担う問題は、歴史的にも現実的にも多岐にわたり大切で重い事柄であると述べ、準備された以下の議案が今総会で上程され、審議された。 准允・按手礼執行に関する件は、昨年同様教区議長一人での執行が提案、可決され、七名の准允式、二名の按手礼式が執行された。 教団常議員会教師退任勧告決議問題に関する件は、第一日目、村山盛忠教師(兵庫教会)によって、「『未受洗者配餐問題は、教団・教会の宣教課題』-教団教師50年の歩みをふ……

【4652号】「さらに西へ」開拓伝道決議 西東京

西東京教区総会は、五月二五~二六日、阿佐ヶ谷教会を会場に、開会時で正議員二〇五名中一三六名の出席で開催された。 今総会は、ある信徒議員の発言を借りるならば…「二つの陣営」…が例年にない程に、鋭く対立した。 冒頭、議事日程承認に於いて、「聖礼典を正しく執行する意思表明に関する件」の取扱いを巡り、「議案として形をなしていないから取り下げるべきだ」という主張が繰り返され、何度も修正案が提案されるなどしたが、修正案は全て少数否決された。 この議案は、閉会予定まで一時間を切ったタイミングで上程された。「違法な聖餐礼典」「未受洗者への配餐」「未受洗者への配餐という違法行為による問題提起」この三点を「慎む」という内容であった。総会冒頭の取り下げ主張が蒸し返された後、未受洗者への配餐の是非、聖書的或いは教憲・教規的根拠、更には伝道牧会上の配慮という観点に基づいた賛否両論が激しく対立した。また、議案・……

【4652号】教団機構改革に教区独自案 奥羽

第63回奥羽教区定期総会が、五月二一日~二二日、奥羽キリスト教センターにて開催された。開会時には正議員が一一二名中一〇二名出席した。 開会礼拝、総会成立に必要な諸手続き後、直ちに「准允受領願い」が取り扱われ、これを満場一致で承認、准允式を執行。四名の教師が新たに立てられた。 議長報告では、邑原宗男議長が主として次の点を述べた。〇七年度、教区五九教会・伝道所の約六分の一で教師異動があり、今後さらに「兼務体制による宣教協力が課題となってくる」また「教勢の減少は憂慮すべきこと」としながらも、この状況の中で「教区の宣教を共に担うことに励み」、特に「教区全体として後継者育成に心を配り」教会青年の集い、ユースサマーキャンプなどに取り組んできた。教区活動連帯金受給教区として、連帯金が「重要な収入源の一つ」であり、前年比約五〇万円減は、教区会計に直接影響が及ぶこと、また連帯金に「協力しないという教区が……

【4652号】教団総会議員選出是非で議論 京都

第72回京都教区定期総会は、五月五日から二日間、京都丸太町教会で開催され、正議員一五五人中、開会時一一六人が出席した。 組織会の後、「教団問安使拒否ならびに教団議長と総幹事報告の取り扱いにふれてから議事に入るべき」との意見が出され、望月修治議長は教区総会議長報告の一部を朗読し、「教師退任勧告」について『京都教区常置委員会は教団の一方的で横暴な執行体制に対する抗議の意志として今回の教区総会でも、教団問安使の受け入れを拒否しました。この問題に対する京都教区の今後の対応については、まず教区総会で「抗議」と「見解」を決議し教団議長および常議員会宛に教区の立場を明らかにしたいと考えます』と述べ、教団議長の挨拶と総幹事報告については「回収するつもりはない」と述べた。 昼食後の教区総会議長報告に関する件で、「一方的立場の抗議に反対。二〇〇二年の教区総会での教区宣教基本方策を巡る協議会では、教団信仰告白……

【4652号】08年度教区総会報告②未受洗者配餐問題が議論の焦点 中部・京都・奥羽・西東京・兵庫

被災教会再建支援に取組み 中部 五月二〇日(火)~二一日(水)、第58回中部教区定期総会が行われた。開会礼拝では「荒野で聴く言葉」と題して説教が行われ、聖餐式が執行された。 問題意識を持って議論されたのは、二〇〇七年七月に北村慈郎常議員が発題した内容について、常議員会宛に出された「要望書」について、愛知教会黛八郎伝道師の不祥事について、そして能登半島地震で被災した教会・施設の再建についてだった。 「要望書」に関しては「懇談が教団新報に載った経緯」から「聖餐をどう考えるか」まで幅広い意見が出された。「それぞれの教会の伝統や背景を考慮すべき」「教憲教規で切り捨ててはならない」等、未受洗者陪餐を否定しない立場の発言が出る一方で、「聖餐に対する見解は各個教会で決議するのではなく、教区総会などで決議すべき」「牧師が未受洗者陪餐を行う時、信徒の意見が切り捨てられる」等の意見も出た。 高橋潤……

【4651号】神様、お祈りが聞こえますか

2008年5月31日
「ボクシセンセイガイルノニ オイノリシナイノ」と少年が言う。子どもの教会の担当者が感謝会をレストランでしたときである。担当者の子どもも一緒で、年度末の感謝の食事をしたのであった。レストランでもあり、ここは各自がお祈りして食べましょうと言い、食べ始めたのであった。小学校二年生の少年の指摘で、改めて牧師が声を出してお祈りをする。社会の中で声を出してお祈りすることを憚っているのかな。 牧師の子ども達が小さかった頃、毎日食前の感謝のお祈りをしていた。三人の子ども達が、食事毎に順番でお祈りをする。その習慣が身についており、外で食事をするときにも、誰かがお祈りをする。特に末の子はまだ幼稚園児であり、それはそれは大きな声で食前の感謝のお祈りをするのである。小学校上級生になっている上の子が、「そんなに大きな声でお祈りしなくてもいいよ」と注意している。もはや恥ずかしさも出てきているのである。 神学生時代……

【4651号】人ひととき 有澤 禧年(つぐとし)さん

任期中に辞任した前任者の後を受けて、二八年間務めた八尾東教会を辞し、三月、出版局長にリリーフ登板した。就任二カ月後の率直な感想は、「四年間の予算決算委員長時代、業務監査を通じて出版局会計に多少の関わりをもっていたが、実務について見ると、思っていたより危機感は薄れた。いろいろ噂されていたのとは違い、誤解が多いことがわかった」とのことだった。 着任して最初の一カ月間に、二〇人の職員と一人一人面談した。「説明責任を果たして欲しい」という要望が多かったそうだ。単身赴任した有澤さんを気遣って「野菜を十分に取りましょう」といった特集女性誌を職員がそっと机の上に置いてくれるようになった。 出版界全体の低迷に加えて、キリスト教出版物の不振が囁かれ、教団総会、常議員会などで出版局財政の立て直しがしばしば論議されるようになった。出版局の現状を見ると、下降線にはあるが、「信徒の友」は下げ止まりで頑張り、「カ……

【4651号】信愛荘…入荘募集中 隠退教師とその夫人のためのホーム

日本基督教団信愛荘は生涯を伝道のためにささげてくださった隠退教師とその夫人のためのホームです。 東京教区が西東京教区の協力を得て運営にあたっています。具体的には両教区から選出された委員により組織された運営委員会が隔月に開かれ、信愛荘の現況や在住の方々に関する詳細は報告を聞き、必要な事柄を協議、決定していきます。 また、運営委員会のもとには広報委員会と募金実務委員会があり、「青梅のたより」発行や信愛荘を経済的に支えるための募金活動を行っています。 現在十六名(内二名入院中)の方々が神様の恵みの内に平安な日々を過ごしておられます。 信愛荘の一年の歩みの中で最も大きな喜びの時はクリスマス礼拝とイースター礼拝の日です。通常各教会のクリスマスとイースター礼拝の翌日の月曜日に行われます。外来の講師に説教と聖餐式の司式をお願いします。 この時ばかりは外部からの来賓や関係者も多数お招きし、礼拝の……

【4651号】宣教師からの声

宣教師の最後の願い ヘイスティングス・トマス・ジョン ヘイスティングス・キャロル・ジャニーン (合衆国長老教会派遣宣教師) 過去二三年間で宣教の巡礼で出会った、甲府の山梨YMCA、金沢の北陸学院、西宮の聖和大学、東京の東京神学大学の素晴らしい学生、同僚、諸教会の兄弟姉妹の故に神様に感謝を献げます。七月で日本を去る前に皆さんにお礼申し上げます。いつまでも日本を愛し、教えられた賜物を大切にします。 お別れの言葉は、先ず日本のクリスチャンに向けたいのです。世界どの国にも福音とは関連のない大きな物語(grand narrative)があるものです。 米国の場合それは自国利益と神の御心を混同する公民宗教(civil religion)と云えます。9.11以降米国は 、自国利益を守るという建前で、破滅的な外交政策を追求してきました。他方日本の場合それは、「日本は等質的な島国」なる神話で……

【4651号】ミャンマー・大型サイクロン 被災者救援募金のお願い

主の御名を賛美致します。 去る5月3日ミャンマーを直撃した大型サイクロン「ナルギス」による被災者救援のために緊急の募金を行います。報じられているように被害は未曾有で、ミャンマー国営ラジオは6日、約2万2500人が死亡したと伝えた。行方不明者は4万1000人に上るという。被害地域の95%の家屋が喪失したと伝えられている。交通・通信網が破壊され、犠牲者は南西部エヤワディ管区に集中しており、救援活動が急がれています。 社会委員会はすでに被災者支援活動をはじめたAction by Churches Together (ACT) International の呼びかけに応えて緊急救援募金を行います。ご協力をお願いいたします。 2008年5月9日 日本基督教団社会委員会委員長 張田 眞 記 ◎募金期間:2008年12月末 ◎目標額:特に定めず ◎送金先:加入者名/日本基督教団社会委員会……
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