1月18日(月)第36総会期第4回宣教研究所委員会が開催された。
今回、もっとも時間を費やしたのは「新信仰問答」の作成に関する件である。今期の宣教研究所委員会が教団信仰告白に対応する新しい信仰問答について研究を進めていることは、これまでの教団新報紙上において報告してきたところであるし、第3回常議員会においても報告されているところである。
前回の委員会でこのための作業部会を立ち上げ、その作業部会において2回の作業を経て今回の委員会に原案が提案された。提出された原案は教団信仰告白のうち使徒信条の前の部分までである。そこまでで序から始まり第5部までの構成となっている。この原案について、委員全員でひと項目ずつ読み合わせをしながら詳細に検討を行い修正を行った。一日の委員会で第4部までの検討を終えたが、内容的にはかなり充実したものになっている。今後の教団諸教会伝道所、教師や信徒にとって有意義なものになる手応えを持ち始めているところである。
作業部会では近々使徒信条についての原案作りを行い、3月18日に再度委員会を持って「新信仰問答」の完成を鋭意進めていく予定である。
前述のように第3回常議員会において報告はなされたところであるが、今後は発行に際し、信仰職制委員会の協力も必要と考え、協力を得るための手続きを進めて行きたい。
この新信仰問答の原案を作成する過程で諸研究が基礎的に行われたわけであるが、その基礎研究を「新信仰問答解説書」として使用に適する形にして発行することも検討している。
その他の報告事項としては、2月8~9日に開催される西日本5教区宣教研究協議会には道家紀一幹事が参加することとした。
(長谷川洋介報)