4685号の訂正・お詫び欄のお名前、「小栗義忠」は「小栗善忠」(2箇所)に、お詫びして訂正いたします。
★「教師検定試験受験の手引き」が出来ました。これまでの「Cコースの手引書」を大幅に改訂し、補教師試験AB受験者、正教師試験受験者も対象としました。一冊200円です。問い合わせは、電話03―3202―0546、教師検定委員会までお願いします。
主イエス・キリストの御降誕のとき、能登半島地震被災教会を覚えて共にお祈りください
◎送金先:加入者名
能登半島地震被災教会支援募金
◎郵便振替
00140-8-706607
「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会
169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18
TEL03-3202-0541 FAX03-3207-3918
MAIL somu-b@uccj.org
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日本における社会福祉の根拠となるものは日本国憲法第25条です。「① すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。② 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」
また『福祉六法』と呼ばれる法が定められており、老人福祉法、身体障害者福祉法、知的障害者福祉法、生活保護法、児童福祉法、母子及び寡婦福祉法があります。それに老人保健法と社会福祉法を加えて『福祉八法』と呼ぶこともありますが、憲法に基づいて社会福祉を支えるものとなっています。社会福祉事業は、社会福祉法2条で定められている事業のことを言いますが、その内容は多岐にわたり、細部にいたるまで触れられています。
ところがそのような中でも、社会福祉事業にすべての人々が満足しているわけではありません。様々な分野に目が届き、行政の支援もあるが、そ……
日本基督教団教育委員会委員長 黒田若雄
クリスマスを迎えるにあたり、主の恵みのもと、宣教の業に励んでおられることと思います。
わたしたちは「みんなで生きよう」との主題のもと、世界と日本で子どもたちと共に生き、喜びと苦しみを一緒にしようと、多くの子どもたちの協力を得てクリスマス献金をささげてきました。今年は以下のような計画を立てました。ご協力をお願いいたします。
《募金計画》
◆主 題:「みんなで生きよう インド『アーシャビディアレ』(希望学校)のおともだちと共に、アフガニスタンのおともだちと共に、日本聾話学校のおともだちと共に、鳥取こども学園のおともだちと共に、教会の子どもたちと共に(教会学校応援セット)」
◆献金先:アーシャビディアレ(インド・アラハバード)、NPO『燈台』アフガン難民救援協力金、日本聾話学校、鳥取こども学園
◆期 間:2009年1……
東京教区の連帯金留保問題 長崎哲夫
東京教区総会が、「二〇〇九年度教区活動連帯金の納付を保留する」を決議したことについては、多くの批判がある。
それは十分聞くとしても、東京が教団17教区との「主にある真の連帯と共闘」を願っているものであることに些かも変わりはない。
何故我々がそう言うのか。
①1994年第52回東京教区総会が決着させた三里塚教会問題を、一部常議員や他教区が常議員会等で公的に批判する。
②「教団とは一定の距離を置く」等と意味不明なことを言う沖縄教区が、教団一般会計の沖縄宣教連帯金や教区活動連帯金は、何も言わずに受け取っている事実。
③1995年1月17日の阪神淡路大震災の第2次募金等、兵庫教区がその会計報告を今だ明らかにせず、数千万円以上の教団財政を曖昧にさせている等が理由である。
①は、他教区の決議をどうしようとするのか。それを誰も……
第36総会期第3回世界宣教委員会が10月30日、教団会議室で開かれた。
事務局を訪れる世界各地からの訪問者、各地に派遣されている宣教師についての報告や対応すべき状況、国内で活躍している宣教師の受け入れや働きについての報告、それに加えて6つの関係委員会の報告など、世界に開かれている教団の目と耳となって、そこで動いている人と出来事について適確な判断と行動が求められる。
今回、報告された事柄の中で、日本が開催国となるため準備を進めている韓国・スイス・日本の三国間協議会開催について、予定された日程を延期し2011年7月開催に向けて調整中であること、韓国協約委員会からは、宣教協約を結んでいる韓国三教団を9月に訪問したこと(新報4685号に既報)などが報告された。
また、日本伝道150年記念行事のために来賓として参加するアメリカ改革派教会の世界宣教局長アリセア・バ……
プロテスタント日本伝道150年北陸のつどいが、11月2日夜、金沢教会で開かれた。これは、中部教区の北陸側の教会と北陸学院で実行委員会(横井伸夫委員長)を作って準備し献金をささげ、中部教区も支援して開かれたもの。冷たい雨のなか富山、石川、福井の三県の諸教会から152人が参加した。
つどいでは、梅染信夫氏(北陸学院大学講師)と関川泰寛氏(東京神学大学教授)が講演した。
「北陸伝道のはじまり」と題して講演した梅染氏は、北陸伝道の「二人の恩人」として、トマス・ウィンとダニエル・マッケンジーの二人の宣教師の働きを紹介した。
米国長老教会の宣教師だったウィンは1877年に来日。「仏教王国」「真宗王国」ともいわれる北陸・金沢の状況を聞いて、「このような地方こそ、おのが生涯をささぐべきところである」と考え金沢で伝道を開始し、金沢・富山などに教会・講義所を立てた。さらに……
日本基督教団日本伝道150年記念大会が、11月23日(月)青山学院講堂を会場に、『キリストこそ我が救い』の主題のもと開催された。出席者は、約1500名、聖歌隊等を加えると1600名、日本伝道の歴史に大きな印を刻む集会となった。「不振・低迷が指摘される日本伝道が新しい時代を切り開く分岐点となるのではないか」と、準備委員の一人がもらした。そのような期待を抱かされる熱気が会場に溢れていた。
10時からの午前の部、青山学院オルガニスト鷺晶子氏による奏楽が高らかに奏でられ、長崎哲夫東京教区議長の司式で礼拝が始められた。コリント一1章18~25節が朗読される。司式者の力の入った祈祷、更に韓国で最も歴史ある教会であるセムナン教会から海を越えて駆け付けたイェボン讃美隊60名による奉唱が、いやが上にも記念式典の雰囲気を盛り上げた。
説教は小島誠志前教団議長……
福音に共にあずかる
プロテスタント日本伝道150年を記念する記念大会と信徒大会が11月22日・23日の両日開催された。両大会合わせ2500人を超える記録的な出席者となった。讃美の歌声は会場を揺るがし、大会はこれまでの150年間の主のご恩寵とお導きに感謝し、これを更なる福音宣教の機会として、200年に向けて伝道に奮起することを誓い合った。
150年記念信徒大会は、11月22日午後6時から東京山手教会で開催され、北海道から沖縄まで全国166教会から950人が出席した。4階から6階までの広い会堂も埋まり、2・3階ロビーのTV中継を見守る人も出た盛況で、讃美の歌声の熱気は、身震いを覚えるほどだった。
第1部開会礼拝で、「福音に共にあずかる」と題して説教した山北宣久教団総会議長は、「日本におけるプロテスタント伝道は信徒の手によって切り開かれた……