第36総会期第5回予算決算委員会が、6月7日(月)13時30分~19時及び8日(火)9時30分~12時30分の両日にわたって、教団会議室で開催された。伊藤瑞男委員長による聖書朗読及び開会祈祷に続き、議事日程を事務局の提案通り確定して審議に入った。
まず計良祐時財務幹事より09年度決算の概要、神学生奨学金、教職者家族奨学貸出金・貸出資金などについての報告を受けた。
第8回、第9回常任予算決算委員会記録の承認に続き、教区負担金検討小委員会の報告を、稲垣正策委員より受けた。また、第2次補正予算について計良財務幹事が概要を朗読、人件費の経常会計と収益事業会計間の按分方法などについて審議の上、承認した。
続いて計良財務幹事から教団09年度決算の詳細な報告を受け、人件費等についての協議をしたが、いったん中断し、有澤年出版局長および百瀬一成経理課長の同席を得て、出版局決算に関する件に移った。
有澤局長が09年度事業報告を朗読、また百瀬課長より退職金積立方式の変更等について詳細な説明を受けた後、若干の質疑応答を経て原案通り承認した。
教団09年度決算に戻り、計良財務幹事が収益事業決算の概要について報告した後、正味財産や会堂共済等について審議を行い、19時に山上清之委員の祈祷をもって第1日目の議事を終了した。
第2日目は内藤留幸総幹事による、藤盛勇紀総務幹事が陪席した沖縄教区総会の模様や戒規免職問題に関する報告をもって始まった。
部落解放センター決算の審議・承認に続き、11年度教区負担金についての協議が行なわれた。
神学生奨学金・基金については教師委員会と合意の上、保有額を各神学校に配分することを決定、教職者家族奨学金は現在まで約3百万程度の返還があったとの報告がなされた。
その後、9月13~14日開催予定の全国財務委員長会議の準備に関し詳細を決定し、年金局決算について協議を行なって閉会した。
(外崎孝報)