第37総会期第1回常議員会(12月20~21日)において『救援対策基金』の設置に関する件が可決されました。この基金は諸教区内に大規模な自然災害が起こった時に備えて設置したもので、災害発生時の初動の救援金に充てられます。
この救援基金の運用規定も定められました。いま、その主たる内容を記すと次のとおりです。
・このたび設置された『救援対策基金』の資金は教団の『救援対策引当預金』に置くこと。
・災害発生後、直ちに総幹事が総責任者となり、対策委員会を立ち上げる。なお、委員の選任は総幹事が当たること。
・大規模自然災害が起こった際、直ちに総幹事は当該教区との窓口となって被災状況を把握し、救援対策委員会に諮って救援金の額を早急に決めて執行すること。
・この基金には阪神淡路大震災救援金(「第2次募金」といわれてきた)の内の役割を終えたものの中からの6000万円と、新潟県中越沖地震救援募金の残金を繰り入れて、スタートすること。
・この基金が用いられる初動とは災害発生時から被災地の状況把握と情報収集、救援金の決定と執行までとすること。
・この運用規程は2010年12月21日より実施されること。
この救援対策基金が有効に用いられるよう皆様どうぞお祈り下さい。
(教団総幹事 内藤留幸)