【4716号】人ひととき 松岡 洋子さん

 

イエスさまと共になかまと共に歩む

 

「『人生を人にわけ与えてください』19911222日、受洗を祝って–福井達雨–と記された聖書は、私の大切な宝物です」。松岡洋子さんはさらに語る。「私は小学生の時、両親が離婚し、母子家庭になったことで、様々な理不尽な経験をしました。その頃に読んだ『氷点』(三浦綾子著)の主人公陽子の心情に重ね合わせることで、どんなに苦しくても自分なりに歪まない生き方をしようとずっと、一人で力をいれ、心を硬くしながら生きていました」。

保母になりたいと進学したキリスト教保育専門学校に在学中、止揚学園の福井達雨先生の著書『非合理に不器用にありのままに』を読み、本の中の世界を知りたいという思いから、一年生の冬に初めて止揚学園を訪ねたことが、人生の転機となった。

その日、止揚学園でみんなと食べた食事の温かさ、そして何よりも、皆が手を取り、助け合って歩んでいる姿に深い感動を覚えた。ちょうどその頃、母親が再婚し、父親となる男性にも子どもがいて、血のつながらない者同士が仲良く生活していけるのかという悩みを持っていた松岡さんは、止揚学園で皆が楽しく生活する姿に接し、他人同士でも愛があればあたたかい家族となれることを実際に見て、心の底から驚かされたのである。

「ある日、重い知的障がいをもつ仲間の隆くんが、手作りの曲でフォークダンスを踊ろうと私に手を差し伸べてくれました。言葉で話すことの難しい隆くんと手をつないだ時、その手の温もりを通して、『頑張らなくていいよ。ありのままでいいんだよ。悲しみも苦しみも喜びも分けあって共に歩もうね』という心の声が聞こえてきたように思いました。私の心が開放された瞬間、それはまた、イエスさまが私の心に触れてくださっていたことを確信した瞬間でもありました」。松岡さんは今、止揚学園の大切な保母さんである。

 

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