第36総会期第8回スイス・韓国協約(合同)委員会が、第6回三国間協議会実行委員会として、2010年7月6日に教団会議室で開催された。
以前から報告しているように、本実行委員会は、2011年7月5日(火)~8日(金)、都内のYMCAアジア青少年センターを会場に、「平和の絆-一つの体、一つの霊、一つの希望(エフェソ4・3~4)東アジアの平和のための私たちの責任とヴィジョン」の総合主題のもとで、「第3回日本・韓国・スイス三国間協議会」を開催することを目指して協議を続けている。英文による趣意書はすでに関係諸教会に発送ずみであり、返答をまっている段階である。
加藤誠幹事は、6月に開催された西南ドイツ宣教会(EMS)宣教協議会にも出席したが、韓国三教会およびミッション21(スイス)のほとんどの幹事が欠席したため、予定していた三国間協議会のための事前打合せは空振りに終った。
私たちは遠からぬ時期に事態が通常化することを願うと同時に、三国間協議会の成功を期して予定通りに準備を進めることを確認した。
協議事項としては、すでに大枠が決まっている協議会日程の中で、日本側が担当するワーキンググループの具体的な主題について協議し、「憲法九条」「女性の人権」そして「教団戦責告白」の3つを候補とすることにした。発題者の人選および打診はこれから行う。プログラム内容以外には、費用についての検討と並んで、各教区への参加アピール文書の文案および発送時期について検討し、いくつかのことを決定した。
今後は、関係諸教会とのより緊密な折衝と、主催者側の積極的な働きかけが重要になるだろう。
(廣石望報)