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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4778号】救援対策本部会議

2013年8月3日
東北教区放射能問題支援対策室設置の支援につき審議 6月28日に38総会期教団救援対策本部第6回(通算第23回)、7月2日に第7回(通算第24回)会議を、教団会議室にて開催した。 まず、6月28日現在の国内募金総額が5億6803万8913円、海外からの献金が2億5501万3475円と報告された。 続いて救援対策室から、沖縄キリスト教学院による「沖縄・東北交流プログラム」、および、半田教会夏期学校への招待プログラムの実施準備、台湾からのボランティア受け入れ準備、仙台でのボランティアに関わる車両事故などへの対応等について報告がなされた。 被災教区報告として、奥羽教区からは、被災教会の再建復興状況、教区総会での震災に関する審議等が報告された。 東北教区からは教区総会における東日本大震災に関する審議内容(仮設住宅がある限り支援を続ける、放射能問題支援対策室を設置するなど)、被災教会の再……

【4778号】第2回常議員会

伝道推進室基本方針を承認 伝道推進室報告において、小林克哉伝道委員長が8頁に亘る、詳細な資料に沿って報告した。 この推進室は、第37総会期第6回常議員会(12年7月9日)で可決されたことに基づき、伝道の具体的な取り組みをして行くものとして設置され、これまでに7回の委員会、5回の実務委員会を開催している。 組織や実務については、推進室が伝道委員会の下に置かれ、推進室の委員1名は伝道委員とし、伝道委員長は必要に応じて推進室委員会に出席すること、必要に応じて協力委員をおくこと、会計は全て教団会計の中で処理され監査の対象となること等が報告された。 活動の土台となる「基本方針」では、日本基督教団が聖なる公同の教会に連なる福音主義合同教会であり、簡易信条と公会主義の伝統を継承し、主のご委託に応えて、日本伝道の幻に仕えることを確認している。その上で、推進室が、信仰告白と教憲教規に基づく信仰の……

【4778号】「北村裁判」 東京高裁判決 控訴棄却

東京高裁判決の主文は、「1本件控訴を棄却する。」「2控訴費用は控訴人の負担とする。」 北村慈郎氏は「免職処分無効確認等」を求めて東京地裁に提訴したが、「本件訴えをいずれも却下する」との判決を不服とし、東京高裁に控訴していた。控訴審は一回の口頭弁論で結審し、7月10日の判決言い渡しとなった。 判決の主旨は原判決を支持するもので、「正教師の地位は法律的な権利、義務を包含しない宗教上の地位」であり、「裁判所の審理判断が許されず、訴えは不適法」とするものであった。 (藤盛勇紀報)

【4778号】第38総会期 第2回常議員会

日本キリスト教会館問題持ち越し 各地での教区総会を終えて38総会期第2回常議員会が開催された。議論はかねてより懸案であった日本キリスト教会館問題に多くの時間を割いた。また伝道推進室からは基本方針と共に実質的な活動開始の詳細な報告があった。2012年度決算が各部門より出揃い新年度予算計画の報告を受けた。 第38総会期第2回常議員会は、7月1、2日両日、教団会議室で、30人中29人が出席して開催された。 伊藤瑞男副議長の説教による開会礼拝後、議事に入り、要請陪席者として15教区議長・議長代理が出席した他、4月に就任した芳賀力・東京神学大学学長が陪席し、「東神大と教団との関係正常化に感謝している。私個人ではなく、教団立の東神大を代表して出席した。東神大は、福音の伝道を神学的に深め、優れた教師の養成に努めたい」と挨拶した。 総幹事報告で長崎哲夫総幹事は、「東日本大震災救援では、会堂……

【4777号】最後に笑う

2013年7月20日
女子聖学院の卒業礼拝の説教の依頼を受けた。どのような説教にするかということを考えた。 そして、腹話術の縫いぐるみの「モンちゃん」を連れて行くことにした。テナガザルだ。手を首に巻き、足を腰に巻いて、頭は背広の中に入れて礼拝堂へ。礼拝堂に入ると、生徒たちがちょっとざわついたがすぐに静かになった。 厳粛な卒業礼拝式が進む。そしてサプライズ、説教者が紹介されて講壇の横に立ってサルのモンちゃんを登場させると「ワー、カワイ」との生徒の声と笑い。サルを見せただけで可愛いと言って笑ってくれた。 礼拝後「卒業礼拝でこれほど笑ったことはない」と先生たちが感想を述べてくださった。「厳粛な卒業礼拝を壊された」との批判ではなかったのでホッとした。礼拝で最後に大笑いしてほしかった。卒業生たちの中には最後の礼拝になる人もいるかも知れない。だから笑う礼拝をと考えた。 中高の一貫校だ。素晴らしい学校だ。生徒たちの中……

【4777号】人ひととき 石渡 伸一さん

良き信仰の友を与えられて 関東大震災の翌年、東京神田に4代目として生まれた。キリスト教には無関係の家庭であったが、親戚にローマ・カトリック教会の信者がいた。 終戦後、弟が、熱心な婦人の導きで、霊南坂教会の日曜学校高等科に通うようになった。教会へ行ってみたいとの思いが与えられ、霊南坂教会に通うようになった。 半年ほどの求道生活の後、1951年のペンテコステに、吉田隆吉牧師より洗礼を受けた。吉田牧師の指導の下、訪問伝道の働きに熱心に参加した。 1957年、教会の分裂という悲しい出来事があり、吉田牧師による新しい教会の設立に参加し、聖徒教会の会員となった。教会は順調に教勢を伸ばし、教会堂も与えられた。 ところが、再び教会を揺るがす大きな事件に遭遇することになった。事態は初代牧師の解任にまで発展した。 聖徒教会は牧者を失って、飼い主のいない羊のようになったが、当時、東京教区西南支区……

【4777号】部落解放センター運営委員会 九州教区キャラバンについて協議

6月3日〜4日まで、日本基督教団天満教会において今総会期第2回部落解放センター運営委員会が開催された。出席者は28名。 今委員会では1日目の終わりに特別に時間を取って、活動委員同席のもと懇談会が行われた。東谷誠委員長、岡本拓也活動委員長から「センター活動の今後」についての発題が行われ、運営委員と活動委員とで意見を交換をする時間をもった。 センター報告、活動委員会報告、各教区報告など様々な取り組みの報告、決算の承認が行われ、各議案が審議された。また各派遣が承認された。昨年度は活動献金が目標額よりも大幅に下回ったため、特別会計から繰り入れざるをえなかった。さらなるお願いを呼びかけると共に、今後に向けて継続して検討することとなった。また一教区の教区報の記事に対してセンターに問い合わせが来たことが報告され、対応について、時間をかけて話し合われた。 『部落解放九州教区キャラバン2013』のコー……

【4777号】主の召しに応えて 伝道のともしび

福音伝道の城となりますように 畦野教会牧師 塚本 吉興 マルーン塗装の4両編成の電車に揺られること15分、トンネルを3つ抜けると、畦野駅に到着です。私の仕える畦野教会は、駅から歩いて1分のところにあります。畦野は「うねの」と読みます。私の名前(よしおき)と同じで中々一度で読んでもらえません。 教会は、アメリカから来られたカリク宣教師夫妻の開拓伝道によって始められました。それ以来、牧師は3度変わりましたが、信仰の歩みは誠実に続けられてきました。 神学校を卒業する前、畦野教会が任地だと知らされた時、「田んぼに土、土、野原の野」と書く場所はどんな所なのだろう? と心配になりました。けれども、教会が立つ大和団地は大阪で働く人のためのベッドタウンであり、日常生活の便利さは都会と変わりません。また、車で10分も行けば、里山風景が広がり、神さまの造られた自然の素晴らしさを感じることができます……

【4777号】伝道推進室「夏期研修会」

◎日 時 2013年8月12日(月)~14日(水) ◎主 題 「伝道者、牧会者として立つために」 ◎講 師 石橋秀雄(教団総会議長)・朴憲郁(東京神学大学教授)小泉健(東京神学大学准教授)・深谷松男(法学者:金沢大学名誉教授)・小林眞(遠州教会牧師)・高橋力(東北教区巡回教師) ◎チャプレン 小島誠志(久万教会牧師)・大隅啓三(隠退教師) ◎会 場 東京神学大学(礼拝堂・集会室) ◎参加費 3,000円(食事付/交通費と宿泊は各自自弁で手配) ◎申込先 七條真明(高井戸教会  tel 03-3333-2465、fax03-3333-2470) ◎〆 切 2013年8月5日(月) ◎対象者 教規第3条6項による者(Cコース出身者および受験者)ならびに2009年以降に准允を受けた教師 ◎プログラム 詳細は教団公式サイト uccj.org をご覧ください。

【4777号】委員会コラム 世界宣教委員会

世界宣教の志のために 秋山 徹 世界宣教委員会は、教団が海外の諸教会との交わり、宣教協力をするすべての働きを一手に引き受けている委員会です。宣教師を送り出し、海外からの宣教師を迎え、それらの一人ひとりがどのように生きた働きをしているかについて連絡を交し、諸教会や学校等に伝える働きのほかに、海外からの訪問者の受け入れ、WCCやEMSなど海外宣教団体の会議への参加等、多岐にわたります。傘下に韓国、スイス、台湾各協約委員会や国際関係委員会など多くの委員会があり、委員会はその報告を聞くためにいつも時間に追われています。教団がキリストの体である世界の教会の枝であり、その働きに加えられていることを実感させられると共に、教団がどのような世界宣教の視野を持っているか、各教区や教会にどのようにその働きを伝えて、教団全体として世界に開かれ、共にキリストの宣教を担う教会の姿を現すかが絶えず課題となります。 ……
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