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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4779・80号】教師委員会 新任教師オリエンテーションを挟み委員会開催

2013年8月17日
6月17日及び19日、天城山荘にて、第2回教師委員会を開催した。新任教師オリエンテーション前に、全体のプログラムと担当者を確認。新任教師にとって良い研修の時となるように祈りを合わせた。 伝道推進室企画による教師検定規定第3条6項による教師(いわゆるCコース)の研修について。この研修会は教師委員会主催ではないことを確認した。 戒規適用申立に関する件として、中部教区常置委員会からの報告がなされ、第62回中部教区総会における島しづ子教師の未受洗者への配餐の発言について、教区常置委員会の対応を教師委員会として見守ることとした。 2012年度の会計報告がなされ、牧会者共同研修委員会の設立の経緯を次回委員会までに調べることとした。 新任教師オリエンテーションのため、田邊由紀夫委員の祈祷を以ていったん会議を閉じ、終了後に委員会を再開。オリエンテーションの反省を行った。 2014年度新任教師オリ……

【4779・80号】社会委員会 北陸・能登にてフィールドワークを実施

6月17日から18日にかけて第38総会期第2回社会委員会が七尾教会にて開催された。会議の前後には、北陸は能登半島の教会・伝道所の訪問およびフィールドワークが行われた。 訪れた輪島教会、羽咋教会、富来伝道所、七尾教会はいずれも2007年3月25日に発生した能登半島地震で被災した教会・伝道所であるが、教会堂および関連諸施設の再建が果たされた姿を見ることとなった。当該教会の教師および信徒と共に、主の導きをおもい祈るひとときとなった。 震災当時の社会委員会による迅速な対応と支援の呼びかけ、それに端を発する各教区、教団からの支援に対する感謝の意が異口同音に聞かれたことは印象的であった。 フィールドワークとしては、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の公布に伴う、制度変更の要点のレクチャーを受けた。 同時に、教会関連諸施設を訪問し、施設長、職員……

【4779・80号】メッセージ わたしの中のキリスト

ガラテヤの信徒への手紙2章20節 生きること、食べること 8月16日には、五山の送り火が終わりました。下旬には地蔵盆があります。日本では、夏は生と死とが交差する時期です。この時に生と死について考えてみましょう。 生きるということは食べることです。人はパンのみでは生きていませんが、パンなしでも生きられません。その意味では、生きているということは他のいのちを奪うことです。そのことを描写した詩があります。 「くらし」 石垣りん 食わずには生きてゆけない。 メシを 野菜を 肉を 空気を 光を 水を 親を きょうだいを 師を 金もこころも 食わずには生きてこれなかつた。 ふくれた腹をかかえ 口をぬぐえば 台所に散らばつている にんじんのしつぽ 鳥の骨 父のはらわた 四十の日暮れ 私の目にはじめてあふれる獣の涙。 『石垣りん詩集 表札など』 ……

【4778号】ヘルンフート兄弟団を訪問して

2013年8月3日
5月7日から15日にかけて加藤誠世界宣教担当幹事と共に、ドイツとスイスの関係教会を訪問した。その際に、今までにない異色の教会訪問があったことを報告したい。 我々は8日の朝ヘルンフート兄弟団を訪れた。ヘルンフートは、ドレスデン空港から車で1時間半かかる旧東独の町で、チェコとポーランドとの国境に近い所だ。ケルン・ボン日本語キリスト教会の斉藤篤宣教師が車を運転してくださった。 なぜ、ヘルンフートに行くことになったかというと、偏に、同兄弟団が我が教団の東日本大震災救援募金に、大泉べテル教会とその関連施設であるベテスダ奉仕女母の家を通して600万円の献金をしてくださったことによる。 母の家は、ヘルンフート兄弟団(モラヴィア兄弟団ともいう敬虔主義教会)が発行する「日々の聖句(ローズンゲン)」の日本語版を50年以上にわたって出版してきたからである(その端緒をつくったのは故深津文雄牧師であった)。 ……

【4778号】人ひととき 小海 光さん 米国の教会で牧会14年

在留邦人教会で働く日本人教師は、世界各地でかなりの数に上るが、現地育ちではなく、日本から渡った教職で、現地の教会に仕える人となると、きわめて限られて来る。 小海光さんは、東京神学大学を卒業、准允を受けて1986年渡米し、ボストン大学大学院神学部で学んだ。合同メソジスト教会(UMC)の牧師となって、ボストン近郊、ニューハンプシャー、ニューヨークなどの5教会で牧会した。 神学部時代の韓国人の同窓生と結婚して2人の娘をもうけ、「家族とは英語で話していたから」話すことは苦にしなかったが、当初、「説教は1週間がかりで苦労した」。月曜日から準備にかかり、土曜には鏡の前で発声練習を繰り返した。「最初の3年間は午前2時前に寝たことはなかった」そうだ。 小海さんは、牧師の娘として生まれ、兄は小海基牧師(荻窪)。教会のことは肌で感じて育ったが、アメリカ人教会での牧会14年でわかったことは、「どの国の人も……

【4778号】宣教師支援委員会 受け入れ宣教師 支援のため

第38総会期第1回宣教師支援委員会が6月14日、教団小会議室で行われた。 委員長・荒川朋子、書記・辻順子、委員・上田容功、シュー土戸ポール、ボルスター相良スーザンによって組織された。 最初に加藤誠幹事よりこの委員会が海外からの受け入れ宣教師の支援を目的とすること、血の通った支援活動を目指して行きたいとの説明があり、全員でその趣旨を確認した。 この委員会の担う役割として新任宣教師オリエンテーションがあるが、現在は加藤幹事が個別に訪問、また宣教師訪問も同幹事が行っていることが報告された。6月14日時点でのオリエンテーションや訪問の状況、宣教師の近況、宣教師や招聘した現場が担う課題が共有された。また、その中で教団の教会に宣教師が招聘され、就任式が行われる場合に、委員が出席する、祝電を送るなど、覚えていることを伝える試みを行うことが新たに決められた。また、宣教師が病床にあるときのお見舞いなど……

【4778号】主の召しに応えて 伝道のともしび

伝道、降りて行く働き 日立教会牧師 島田 進 能登半島・輪島教会で7年間、新潟県中越・見附教会で22年間、そして茨城・日立教会に10年間と伝道者・牧会者に献身して今年39年目を迎えた。 そして奇遇なことには、私が奉仕した教会は皆(前二つの教会は転任後であったが)、大地震と遭遇して被災し、全国の教会・伝道所のお祈りと熱い支援に支えられて復興を遂げた。 現在も仕えている日立教会は、関東教区や茨城地区の最北端に位置する地方教会である。教会からさいたま市の教区事務所へ行くために、常磐線の上り電車を、車の時は常磐道の上り線を、利用する。教団本部がある首都圏、大阪などの大都市圏へ出かける時も上り線を利用する。 私の目は自ずと上向きとなり価値観も上昇志向であった。しかし2年前の、あの3・11東日本大震災に遭遇して、私は、視点や視線が変えられたように思う。 地震の震源地が宮城県沖で大津波の甚大……

【4778号】消息

山城康雄氏(隠退教師) 13年5月15日逝去、75歳。沖縄県に生まれる。'88年東京聖書学校を卒業、同年恵泉教会に赴任、'91年より01年まで大月新生教会を牧会し、12年隠退した。遺族は妻・山城信子さん。 山本尚忠氏(隠退教師) 13年5月6日逝去、85歳。東京都に生まれる。'53年日本基督教神学専門学校を卒業。同年名古屋北教会に赴任、仙台広瀬河畔教会を経て、05年まで芝教会を牧会し、隠退した。遺族は弟・山本登さん。

【4778号】信仰職制委員会

教務教師就任式につき答申 第38総会期第1回信仰職制委員会が、6月14日、委員7名全員の出席により、教団会議室で行われた。 前総会期から継続の委員4名に加えて3名は新任であったため、まず自己紹介がなされ、続いて組織会を行った。互選により委員長に小堀康彦牧師(富山鹿島町教会)、書記に東野尚志牧師(聖学院教会)を選出した。委員長より、信仰職制委員会に関する規定および職務について説明がなされた。 前総会期最後の委員会の議事録により今期の委員会への申し送り事項について確認し、諮問を受けて答申を出す務めと並行して、教憲の学びを継続することと按手礼を含む式文の扱いについて検討して行くこととを、今期の課題として受けとめた。 続いて、2010年12月発行の『答申集』以降に出された答申を「補遺」として確認した上で、今回、東海教区常置委員会から出された諮問をめぐって協議を行い、委員会としての答申を……

【4778号】2013年 平和メッセージ

2013年 平和聖日 日本基督教団 総会議長 石橋秀雄 在日大韓基督教会総会長 金武士 「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、 しかも豊かに受けるためである。」 (ヨハネによる福音書10章10節) 2011年3月11日の東日本大震災により、神の造られた自然の前に、人間の積み上げてきたものがいかに無力であるかということを、あらためてわたしたちは知らされました。それと同時に、未曾有の大災害の中で、ひとりひとりの命がいかに貴いかということ、そしてその命を救い、つなぎ止めるために、わたしたちひとりひとりがいかに行動すべきかということを学ばされました。にもかかわらず、日本政府や経済界による昨今の急激な「原発推進政策」は、放射能によって汚染された故郷に未だ帰ることが出来ずにいる福島の人々を置いて、「人の命よりも経済が優先」とばかりに、原発を建て、動かし、売る循環へと、この国を回帰……
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