【4843号】伝道のともしび この地にある教会としての歩み  森分 和基  

 2011年3月11日、東日本大震災があり、宮古教会は約2メートルの浸水被害がありました。

 1週間後には、盛岡YMCAの方々が支援に来てくださり、教会の復旧をしつつ、地域への支援活動が開始されました。それは、今日も「盛岡YMCA宮古ボランティアセンター」として活動を続けています。

 また教会が生み出した「ひかり幼稚園」では、園舎の修繕、園バスが水没したので新しく手配すること、あるいは被災した園児の就園支援等を行っていきました。

 さらに教会は、改めて教会の歴史を学び直し、そのような中で、教会・牧師館の移転建築、また教会から2キロ離れている幼稚園も、教会と共にある施設として同一敷地内に、認定こども園として移転建築するという幻が与えられました。

 しかし、教会は現住陪餐会員10人の小さな教会であり、また幼稚園も園児50人前後の小さな幼稚園です。震災後、地代は高騰し、また更に建築費も高騰し、建築費は教会は当初予算の2倍、こども園は1.5倍になりました。土地取得から建築費まで約10億円の規模となりました。

 教会と幼稚園は途方に暮れ、「もう自分たちの力ではこの事業は成し遂げられない」と何度も諦めそうになりました。それでも、その度ごとに、神様は必要な助けを与えてくださいました。教区・教団をはじめ、その他、本当に多くの方々の祈りとお支えとを与えてくださり、大きな励ましを得ながら歩み出すことが出来ました。祈られているということがどれほど大きな支えになるかを改めて教えていただきました。そして、2014年11月15日には、教会・牧師館、認定こども園宮古ひかりの起工式が行われました。

 2015年に教会・認定こども園の園舎も完成し、教会は10月から新会堂で礼拝を守る様になりました。翌11月には、「認定こども園宮古ひかり」が開園いたしました。そして何十年もの間、礼拝をし、保育が営まれてきた旧会堂・旧園舎の解体がなされました。

 そして、神様の大いなる導きの中で、2016年3月11日に献堂式を行うことが出来ました。全国より150名を越える方々に出席頂き、小さな会堂に讃美の声が響き渡りました。

 しかし、建築などの一つ一つの経過を経るごとに、教会に集う方々から大病が見つかったり、あるいは健康を損なったり等、震災とそれ以降の日々が、いかに痛みと悩み、緊張の連続であるかを物語っています。そのような中にありますが、それでもなお、神様は私たち小さな群れの叫びを聞き、嘆きに御心を留めてくださると信じ、またこれからの歩みをも守り導いてくださると信じています。

 厳しい日々が続いています。それでもなお、主イエスと共に、こども園の子どもたちや教職員と共に、この宮古の地に信仰の灯火を灯し続けたいと祈り続けています。

 これからも私たちの宮古教会の歩みを祈りに憶えてくださると幸甚に存じます。(宮古教会牧師)

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