5月27日、救援対策本部第13回(通算第47回)会議を、教団会議室にて開催した。
会議の冒頭、17年3月に開催予定の「国際青年会議 in 京都」実行委員会の委員より、同会議において発表する画像データ(日本全土における原子力発電所および核関連施設の場所と教団の教会の所在地とを地図上に表示し、それぞれの間の距離を示したもの)の紹介がなされた。
会議においては4月30日現在、国内募金が10億2457万654円、海外からの献金が4億487万6231円となっていることが報告された。
続いて、救援対策室および担当幹事より、会堂・牧師館等貸付金返済状況、被災地支援チャリティー・コンサート開催予定、こひつじキャンプ開催予定等の報告、および本部会計の報告がなされた。
被災教区報告として奥羽教区からは、江刺教会が礼拝堂建築を教会総会で可決し、教区を通して支援申請を出していること、教団教師委員会による問安を受けたこと等が報告された。東北教区からは被災教会の借入金返済のための全国募金の状況、エマオ仙台・石巻および「いずみ」の活動状況等が報告された。関東教区からは、各教区総会において震災に対する支援への感謝を述べたことが報告された。
また、東日本大震災教団救援対策事業全記録刊行委員会からは、全体の目次立て等を検討したことが報告された。
審議事項においては、被災教会に対する支援の最後となる江刺教会礼拝堂建築支援(支援・貸付各3350万円)を承認したほか、こひつじキャンプ開催計画、台湾からのボランティアワーカー歓迎会開催計画、PCTとのリトリート開催計画、ハートフル釜石アルバイトスタッフ雇用承認、国際青年会議開催準備のための事務局アルバイトスタッフ雇用承認、海外デスク活動の充実等の案件を扱った。
(雲然俊美報)