菅野正夫(無任所教師)
24年2月28日逝去、67歳。宮城県生まれ。89年日本聖書神学校卒業、同年より名古屋新生、小石川白山、秦野西、馬見労祷、貝塚、生駒、大和榛原教会を牧会。遺族は兄・菅野文夫さん。
飯澤 忠(隠退教師)
24年3月15日逝去、92歳。北海道生まれ。57年日本聖書神学校卒業、59年より美唄教会を牧会し、キリスト教視聴覚センター北海道支部、北星学園に務め、代々木教会を経て00年隠退。遺族は妻・飯澤弘子さん。
愛澤豊重(隠退教師)
24年4月2日逝去、76歳。東京都生まれ。78年立教大学大学院修了、同年より宮古、阿佐谷東、立川教会を牧会し、日本基督教団事務局に務め、松沢、横浜菊名教会を経て22年隠退。遺族は妻・愛澤操子さん。
宗宮 進(隠退教師)
24年3月11日逝去、90歳。岐阜県生まれ。60年東京神学大学大学院修了、同年より金城、津山、九十九里教会を……
2023年4月〜2024年3月末現在
2021年2月13日と2022年3月16日に「福島県沖地震」、2021年3月20日に「宮城県沖地震」と東日本大震災から10年後、3回も震度6の地震が襲いました。これまでに東北教区10教会と関東教区2教会の再建に17,656,250円を支援しました。
2023年度も1,462,023円をささげていただき、総額15,826,793円となりましたが、諸経費も含めて未だ2,134,967円が満たされていません。(一時的に教団資金より支出しております)能登半島地震への支援も感謝しておりますが、今一度「東北地方地震」を想い起していただき、おささげいただけますようお願いいたします。
……
新報5017号6面年金特集№79、「2023年度『謝恩日献金』明細」欄、東京教区合計金額を833万7220円に、達成率を32%に、参加比率・西南支区を79%、東中国教区を50%に、お詫びして訂正いたします。
輪島教会仮礼拝堂を設置
能登半島地震救援対策委員会は毎月総幹事室においてリモートも交えて開催しています。3月に教団副議長・書記・総幹事・社会委員長が被災教会を問安しました。葬儀のため同行できなかった雲然俊美議長は4月初めに富来伝道所の宿泊も含め羽咋・七尾・輪島の各教会を問安し、直近の会議ではその報告もなされました。また4月より加藤幹夫中部教区議長が委員会に陪席することとなりました。今後も引き続き現地の情報収集を地区・教区が行い、教区常置委員会・教区総会で決定した事項を実行に移していきます。
教会再建については信徒の方々の思いに寄り添いつつ、能登圏の伝道の課題と共に時間をかけて考えていくこととなります。様々な意見を大切に聞き、経緯を祈り支えていきたいと願います。
報道の通り公費による家屋等の撤去や上下水道等の工事は申請後、しばらく順番待ちの状態です。関係者が懸命に力を注いでおられ……
コロナ後の課題と向き合いながら
北海・大阪・四国
北海教区
第4次長期宣教計画を延長
第84回北海教区総会が4月29〜30日、札幌北光教会で、開会時正議員119名中96名の出席で行われた。
教区議長総括で原和人議長は、「コロナ」後を見据えて、新たな歩みを模索する1年であったと振り返り、この1年の社会状況について、「暴力と嘘、疑念と言い訳、差別と切り捨て」が日々報道されたとし、「ありのままの存在とその命の尊厳が大切にされること」を願っていると述べた。
「第4次長期宣教計画延長に関する件」では、1984年度から10年毎の長期宣教計画を定めて来た教区において、23年度が最終年となる第4次の総括と第5次の策定が十分に深められなかったことを受けて、第4次の期間を一年延長することが提案された。これに対して、必要な期間を十分確保するため、延長期間を「次期長期宣教計画……
【5017号】ペンテコステメッセージ(1面)
【5017号】2024年春季教師検定試験(2面)
【5017号】42総会期第 10回臨時常議員会(2面)
【5017号】能登半島地震報告(2面)
【5017号】2023年度宣教方策会議(3面)
【5017号】台湾地震緊急救援募金のお願い(3面)
【5017号】事務局報(3面)
【5017号】お詫び・訂正、教師検定委員会よりお知らせ(3面)
【5017号】伝道のともしび(4面)
【5017号】▼ 部落解放ユースゼミナール ▼(4面)
【5017号】人ひととき(4面)
【5017号】雨音に紛れて(4面)
……
雨音が聞こえるだけだった。3月11日より東日本大震災を思いつつ、3日間、富来伝道所、羽咋教会、七尾教会、輪島教会、北陸学院の順に問安した。冒頭の様子は輪島の朝市。静けさの中で、共に歩く教団関係者の様々な思いは祈りによってこれからも一つとされるだろう。
射祷とは短い祈りで文字通り矢を射るように祈るもの。「主よ、憐れんでください」とか「主よ」の一言にも神さまに依り頼む深い思いが込められる。
以前お仕えした教会でどうしても献金の祈りが苦手だという方がいて、教会学校の子どもにもそうしたように聖句の書かれた栞の裏に祈りの言葉を書いてそれを読んでもらったことがある。公の祈りと私的な祈りに表現の違いがあるとすれば、他人には聞かせられないけれど、思いのままに神さまに叫ぶような時もあるだろう。実際(神さま、これはどういうことですかね?)と家で祈ったこともある。
人が亡くなる。日常が断たれる。「……
主が備える一歩一歩を
神戸教会派遣神学生
世界宣教委員会エキュメニカル奨学金を受けて学ぶ
金 茶云さん
韓国・蔚山のキリスト者の家庭に生まれ、中学生の頃に受洗した金茶云さんは、高校卒業後、メソジスト神学大学(MTU)に進んだ。当初は清貧であるべきという牧師像に尻込みし、経済力を得られる職に就いた上で、役員として教会を支えることを考え、医師や教師の道も模索していた。しかし、祈りの中で、多くの人が進もうとしない道で主に仕えるべきとの思いを与えられた。背後には、熱心な母の祈りもあったという。
大学院卒業後、伝道師を経て牧師となり、教会に仕える傍ら、延世大学の語学堂で日本人に韓国語を教えるボランティアに携わった。この経験から、韓国にいる日本人への宣教を担う「日本宣教教会」で仕えることになった。日本宣教の幻を与えられ、2022年9月に渡日、半年ほど日本語を学び、同志社大学大学院に入学す……
「長崎で会おう どこでもわたし」
「長崎で会おう どこでもわたし」と題し、2024年3月12〜14日に部落解放ユースゼミナール(仮称※)を開催した。総勢16名の参加者が全国各地から会場・長崎銀屋町教会(長崎市)に集まり、二泊三日のプログラムを行った。
基調講演とフィールドワークでは、阿南重幸さん(長崎人権研究所・副理事長)を講師に招いた。キリスト教禁制の時代に、長崎の被差別部落民が潜伏キリシタン捕縛を役目とされていたこと、そのような弾圧の手先とされた部落民にキリシタンが復讐のために夜襲し、被差別者同士の血で血を洗うような事件があったこと、しかし時代をさらに遡ると部落民もまたキリシタンであり、役目であった捕縛の任務を拒否した出来事があったことなどを伺った。また、フィールドワークでは原爆によって「消失」した部落の歴史を辿りながら、原爆投下当時とその後の様子を知った。平和公園内の平和祈念像……
伝道報告 伝道推進室より応援した教会・伝道所
主の栄光のために
津久見教会牧師
野口 春夫
昨年創立70周年になる津久見の伝道開始は1927年であるが、戦前、男性は戦死、女性は病死で数名に、教会は消滅状態だった。敗戦後、救世軍の故恩村吉重兄が教団に移り、再建を始めた。国鉄(当時)津久見駅前で年末に「慈善鍋」が置かれ、楽器が奏でられている写真が津久見市の歴史資料にある。
1953年教団は教会を認可、教区は津久見を「特別開拓伝道地」に指定、借家料を保証した。1966年臼杵教会との兼牧を解消、鈴木(旧姓原田)恭子牧師を迎え、8名で新教会が設立した。牧師は朝起きると、部屋を礼拝堂に変えた。警察署の柔・剣道場跡を買取、会堂建築を始めた。地元の応援、教団と他教会の支援で会堂を完成させたのが1970年。後、有田典生牧師から3代までは専任牧師が続き、後、北隣の臼杵教会に代務、兼務を委ね、遂に……