主の御名を讃美いたします。
4月3日、台湾東部を中心に、マグニチュード7.2の地震が発生し、最大震度6強を観測した花蓮県を中心に、多くの被害が報告されています。台湾基督長老教会に属する玉山神学院の建物をはじめ、複数の教会の建物に被害が生じたほか、教会員にも死者・負傷者が出ています。
社会委員会では、緊急救援募金を開始しましたので、祈りをもってご協力をいただきますようお願い申し上げます。
2024年4月12日
日本基督教団社会委員会委員長 柳谷知之
◎募金期間 特に定めず
◎目標額 特に定めず
◎送金先 加入者名 日本基督教団社会委員会
◎郵便振替 00150−2−593699
(通信欄に「台湾地震緊急救援募金」とお書きください)。
〒169-0051東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
日本基督教団社会委員会
(電話03-3202-0544、……
「日本基督教団の未来のために〜機構改定で出来ること」
雲然俊美議長が主題講演
3月4〜5日、教団会議室およびオンラインで宣教方策会議が行われた。教団四役、委員会・教区・神学校・関係団体からの参加者等74名(対面49名、オンライン25名)が参加した他、常議員の有志もオンラインで参加した。
雲然俊美議長が「日本基督教団の未来のために〜機構改定で出来ること」と題して、主題講演を行った。冒頭、雲然議長は、「この講演の目的は、学ぶということもさることながら、皆で協議することが主目的である」と始め、以下のように語った。
「教会の機構とは、福音宣教のために整えられるものであり、そこから宣教のために伝道者が派遣されていく。これが聖書的な教会であり、またその教会の秩序を保つために職制が整えられた。その上で組織としての教会は、絶えず変わり続ける必要がある。それは、日本基督教団が、……
能登半島地震報告《教団役員訪問》
伝道を再建する課題を示されて
3月11日から13日、副議長、総幹事、社会委員長、書記が参加(議長は葬儀のため不参加)し、能登半島地震被災教会を訪問しました。また、中部教区の現地委員会委員の方々が同行してくださり、移動の責任を負ってくださいました。
一日目は、羽咋教会と富来伝道所を訪問し、内城恵牧師と役員の方々のお話をお聞きしました。それぞれの地域は甚大な被害がありましたが、前回の能登半島地震後に会堂を建て替えたため、いずれの会堂も大きな被害はなかったとのことでした。しかし、羽咋教会の関係幼稚園は園舎が使用不可能になるなど、報道で取り上げられる地域だけではなく、能登半島の様々な地域が被害を受けていることを実感しました。
二日目は、まず七尾教会を訪問し、教会や園舎に被害がありましたが、その中で自主避難所として働きをされた経過を……
春季検定試験の合格者を承認
3月22日、第10回臨時常議員会がオンラインで、常議員23名が出席して行われた。2024年春季教師検定試験合格者を承認した。
清藤淳教師検定委員長は、「補教師試験受験者34名中、合格者26名、不合格者3名、Cコースでの継続者5名。正教師受験者13名中、合格者7名、不合格者6名」と報告した。試験を振り返り、「春季は補教師が中心の試験となるが、正教師が中心の秋季試験の不合格者も数多く合格した」と述べた。また教区の中には、志願者の推薦文を皆同じ形式で出してくる教区があり、教区が個々の志願者をどのように受け止めたのかがはっきりとしないものがあることを告げ、改善を求めた。
(新報編集部報)……
補教師34名、正教師13名が受験
受験者の減少傾向がある時代にあっても
2月20日より22日の三日間、雨にけぶる東京、西早稲田の日本キリスト教会館・早稲田奉仕園を会場に春季教師検定試験が行われた。期間中は天候が猫の目のように変わり、5月の陽気の翌日には冬に逆戻りと軽装の委員が慌てて防寒具を買いに走るヒトコマもあった。
教師検定試験は年2回、春と秋に行われるが、春季教師検定試験の場合、3月に神学校を卒業予定の補教師受験者が多いのが特徴と言えよう。これらの派遣をひかえた者たちを覚えて、開会礼拝では、ルカによる福音書10章1節以下から「72人を派遣する」の説き明かしがなされた。これは補教師検定試験の新約聖書釈義と説教の出題箇所でもあった。「収穫は多いが、働き手は少ない。だから、収穫のために働き手を送ってくださるように、収穫の主に願いなさい」との招きに応えて起こされる者を……
枯れ果てた骨
そのとき、主はわたしに言われた。「人の子よ、これらの骨は生き返ることができるか。」わたしは答えた。「主なる神よ、あなたのみがご存じです。」そこで、主はわたしに言われた。「これらの骨に向かって預言し、彼らに言いなさい。枯れた骨よ、主の言葉を聞け。これらの骨に向かって、主なる神はこう言われる。見よ、わたしはお前たちの中に霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。わたしは、お前たちの上に筋をおき、肉を付け、皮膚で覆い、霊を吹き込む。すると、お前たちは生き返る。そして、お前たちはわたしが主であることを知るようになる。」わたしは命じられたように預言した。わたしが預言していると、音がした。見よ、カタカタと音を立てて、骨と骨とが近づいた。わたしが見ていると、見よ、それらの骨の上に筋と肉が生じ、皮膚がその上をすっかり覆った。しかし、その中に霊はなかった。主はわたしに言われた。「霊に預言せよ……
【5016号】イースターメッセージ(1面)
【5016号】152回神奈川教区総会報告(2面)
【5016号】2024年教区総会日(2面)
【5016号】能登半島地震報告 《学校現場から》(2面)
【5016号】部落解放センター運営委員会(2面)
【5016号】教区教育担当者会(3面)
【5016号】2.11集会 報告(3面)
【5016号】事務局報(3面)
【5016号】教師検定試験公告・公告(3・4面)
【5016号】伝道のともしび(4面)
【5016号】2024年度「教師継続教育研修会」開催案内(4面)
【5016号】人ひととき(4面)
【5016号】驚くような神の御業に出会って(4面)
……
昨年の12月初旬に、病床での洗礼式があった。その方は、末期のがんによって自宅療養中で、この時を聖書の言葉に支えられたいという思いが与えられたとのことであった。
最初の訪問の時、「出来れば、洗礼を受けたいのですが…」と言われた。その言葉に驚くと共に、その意思を確認し、必要な準備を行い、約10日後、洗礼式を行った。約1か月の信仰生活を歩み、1月上旬に、神の御許へ召されることになった。葬儀に出席したご家族は、神の支えに深く感謝しておられた。
これまで教会との関わりが全くなかった方が、なぜ受洗を希望されたのか、不思議に思った。準備会でお聞きすると、これまで何名かのキリスト者との出会いがあり、特に「読み聞かせ」の活動を一緒にした人の姿が心にあり、いつか教会に行きたいとの思いがあったと話された。そうして、信仰の道を歩んでいた一人の姿は、その方の心の中に強く残り続けたのであろう。
今回のこ……
主は羊飼い
静岡草深教会員
杉山 千代さん
千代さんは71歳のときに受洗した。
大正生まれの夫の一與さんは両親共にクリスチャンであり、幼児洗礼を受けていた。夫は学徒動員で海軍航空隊に入り、訓練官の少尉として任務にあたり、特攻隊を送り出す立場であった。戦後は高校教員として働いたが、夫が教会に行くことはなかった。千代さん自身も高校は静岡英和女学院に通っていたが、晩年になるまでキリスト教に深く関わることはなかった。
夫ががんになり、自身の最期のことを思うとき、「寺の墓には入りたくない」と言い出した。教え子であった鎌田登美さんに誘われて静岡草深教会に行き、現住陪餐会員となった。ただ病状の進行により、夫が晩年、教会に出向いて礼拝生活ができた期間は長くはなかった。
夫の自宅療養中、夜の早い夫が就寝した後、千代さんは夕拝に足しげく通った。特別に何かがあったわけではないそうだ。ただ、牧……
◎日時 2024年7月30日(火)14時〜8月1日(木)12時
◎場所 関西セミナーハウス(京都市左京区一乗寺竹ノ内町23)
◎参加対象 准允後3〜10年までの教師、他教派から転入後10年までの教師、その他教師委員会が承認した者(最大准允後15年まで)
◎主題 「続・説教と牧会」
◎講師 講演1=越川弘英、講演2=小泉 健
◎参加費 15,000円(10,000円を超えた交通費を援助します)
◎申込 kyoshi-c☆uccj.org ※☆を@にかえてください
日本基督教団教師委員会まで。
申込書に必要事項をご記入の上、6月14日までにお申込みください。
2024教師継続教育研修会要項(PDF)
2024教師継続研修会プログラム(PDF)
2024年度教師継続教育研修会参加申込書(word)
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