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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【5035号】2025年度教区総会報告 4 (2面)

2025年7月26日
准允・按手礼式において教団信仰告白を告白 神奈川  6月21日、第155回神奈川教区総会が清水ヶ丘教会を会場に開催された。議員数225名中161名が出席した。  議事は第1号として前回可決された修正案と同様の「今回の教師試験が不当とまでは言えない」という議案、第2号に「按手礼・准允式において教団信仰告白を告白する件」が、その後第3・4号に准允執行と按手礼執行が提案された。議場からは、第1号と第2号および第1号だけを第4号の後に審議する二つの案が提出された。ともに准允・按手礼とは切り離し、影響がないことを明確にすべきというのが主な提案理由だった。両案とも否決され、原案が可決された。  第1号議案の審議では、議論の前提が不十分、すでに進展したことが踏まえられていない、准允・按手礼と結びつけると予定者が萎縮する、などの反対意見があり、教師試験についての対立を率直に認めた上での議案であると……

【5035号】寄せ場からの声(3面)

《寿炊き出しの会》 分断をのりこえる場として  8月以外毎週金曜日に寿公園で行っている寿炊き出しの会は、日雇い労働者の先達である「老人クラブ」の声がけで1993年12月から始まり現在第33次に入っている。バブル経済崩壊の不景気が労働者の町に直撃し、公的資料ではないものの当時の記録によると寿地区および周辺での行路病死は1993年には184人。今では「寿の人」と言えば簡易宿泊所に住んでいる人を連想する人が多いが、当時日雇い労働者にとって野宿生活は地続きの問題。まさに「命の灯」を守る活動としての炊き出し。時代の移り変わりとともに労働者の町から「福祉ニーズの高い町」になり行政による福祉拠点化が進みその様相は変わったが、第32次では平均で467食の雑炊が配食されており、炊き出しは食べるだけの場にあらず、身寄りなど人的関係性の乏しい困窮者が新たにつながりを構築する「場」の一助になっていると感じてい……

【5035号】人ひととき(4面)

キリスト教学校を通して世に仕える 星野薫さん  フェリス女学院の職員として43年働いてきた星野薫さんは、藤沢北教会で受洗して46年になる。その間30年間長老を務めている。  教会との出会いは、転校先の公立小学校に藤沢北教会の教会学校に通っている生徒が何人かいたことだった。大学入学後ほぼ毎週礼拝に出るようになり、「この教会で礼拝者になる」との思いに導かれて受洗。それ以来藤沢北教会で礼拝をし、仕え続けている。  牧師の夫人にフェリス女学院を勧められて就職。それ以来事務職員として学生、生徒を支えることを通して日本の宣教に仕えてきた。フェリス女学院のモットーは「For Others」。学生、生徒、卒業生に親しまれ、職員にとってもこの学校で働く指針になっている。  6年前からキリスト教学校教育同盟の全国事務局長・事務長会議の実行委員長を務め、キリスト教学校のあり方を考えさせられることも多い……

【5035号】宣教委員会(3面)

青年大会開催方法を協議  今総会期宣教委員会は、第1回(4月14日)および第2回(6月25日)委員会を開いた。  青年大会実行委員会についてのみ報告すると、委員長を須賀工委員とすること、また教育・伝道・社会の各常設専門委員会からそれぞれ1名を委員として出すことを決めた。  開催方法については、昨年9月に開催した青年大会が全国6会場に分かれてオンラインでつなぐ形でなされ、参加した青年がそれぞれの地域でつながりを持つなどの成果があったことを評価し、次回となる来年も同様の形で行うことを確認し、日程の調整に入ることとした。また、情報が必ずしも諸教会に届いているとは言えないことから、どのように広がりを作っていったらよいかについて検討している。(小宮山剛報)……

【5035号】第43総会期 第四回 常議員会(1面)

機構改定、教団総会の規模縮小について協議  第43総会期第4回常議員会が7月7〜8日、教団会議室にて、開会時常議員30名中29名の出席で開催された。  書記報告では黒田若雄書記が出版局経営改善会議の立ち上げ、各教区総会への問安使派遣等について報告した後、第43回教団総会での3件の発言について触れた。この発言については第1回常議員会にて指摘され、三役に取り扱いが託されていた。今回は発言録を議場に配布して議論し、再び三役持ち帰りとして第5回常議員会で取り扱うとした。これについて議場からは「教会会議において聖霊を否定する発言にその場で対応できなかったことは悔い改めなければならない」、「総会での発言を後日の常議員会で取り上げるのはフェアではない」等の発言が出た。また「教団として信仰告白理解の公式の基準が存在していない。これを好機に建設的な歩みを始めて欲しい」との意見も出た。兵庫教区議長として陪……

【5035号】在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会(2面)
2025年平和メッセージ

戦後80年・日韓協約60年を迎えて  6月9日、教団会議室で、第56回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が、「両教会の宣教課題と宣教協力〜戦後80年・日韓協約60年を迎えて」を主題として開催された。  在日大韓基督教会からは、梁栄友総会長、張慶泰副総会長、申大永副総会長、李明忠副書記、趙永哲宣教委員長、金迅野関東地方会長、鄭守煥総幹事、金柄鎬幹事が出席した。  教団からは、三役、宣教委員長、在日韓国朝鮮人連帯特設委員長、総幹事、宣教幹事、職員3名が出席した。  雲然俊美議長の説教による開会礼拝、それぞれの報告がなされた。  昼食後、金迅野関東地方会長より、「悔い改めと『いのち』の『ことば』を軸に」との主題で、講演がなされた。自らを安全な場に置かず自分の問題として考えること(「自分を射抜くこと」)の大切さなどについて、語った。  講演を受けて、久世そらち在日韓国朝鮮……

【5035号】記事一覧

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【5035号】究極のリラックス(4面)

 26名の新任教師を迎えて新任教師オリエンテーションが開催された。共に学ぶ機会が与えられていることを嬉しく思う。  参加者がリラックスできるよう教師委員の皆様がプログラムの進行など工夫してくださっている。力を抜くのも大切だ。  三日間を通して多くの恵みが与えられた。講演・礼拝・分団等に共通するのは「自分の力で成し遂げるのではなく、神さまの力にお委ねする」ことであったと思う。召命に応えて献身したひとり一人をどうお用いになるか神さまの御手の内にある。  求道中、現役の会社員で教会の役員もしている方の証しを聞いた。「人事を尽くして天命を待つと言うが、クリスチャンは逆だ。天命が決まっているから安心して人事を尽くすことが出来る」。恣意的に何かを進めようとしても主のみこころでなければその計画は滅びる。この信仰を与えられているから大胆に力を尽くすことが出来る。主の十字架の贖いにより罪赦されて、行く……

【5035号】伝道委員会(2面)

開拓伝道援助3教会を承認  第2回伝道委員会が6月19日、オンラインで開催された。主な議題は以下の通り。 1.2024年度開拓伝道援助金申請承認の件  長岡教会(関東)、東京新生教会(西東京)、大磯教会(神奈川)、以上申請3教会への問安報告を受け、各180万円合計540万円の援助を承認可決した。  2.「小規模教会」の支援事業に関する件  *「小規模教会」とは礼拝出席者平均5名未満の教会・伝道所とする。 ⑴「こころの友」文書応援伝道…継続 ⑵「信徒の友」応援…希望教会に1年間1冊を送付。その後、継続希望の有無を確認する。 ⑶「信仰生活応援セット」…現在出版局はこのセット販売を行っていないため今総会期は無し。 ⑷伝道推進チラシ事業…小規模教会においてはチラシの制作及び配布も厳しい。教団全体に呼びかけ近隣の複数教会で伝道のためのネットワークを構築し、支援することが目的。  ……

【5035号】戦後80年にあたって、平和を求める祈り(4面)

戦後80年にあたって、平和を求める祈り  今、心を一つにして、私たちの父なる神に祈ります。 「御名が崇められますように。御国が来ますように。御心が天になるごとく、地にもなりますように。」  アジア・太平洋戦争の敗戦から80年を迎えます。神が造られ、愛された何千万人もの命が、私たちの罪によって傷つけられ、奪われたことを深く悔い改め、人類が二度とあのような過ちを犯すことがないようにと、平和の主に祈り願います。  しかしこの80年の間にも、多くの戦争・内戦が世界中であり、今も1億人を超える人が難民とされています。私たちがまことに無力であったことを悔いるものです。この現実の中で、それでも私たちは復活の主がまことの平和へと世界を導いてくださることを信じ、心を新たにして平和を祈り願います。そして、御言葉を宣べ伝え、御国を目指して歩んで行きます。また、私たち自身が、戦時中に神と人とに対して大きな……
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