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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【5016号】事務局報(3面)

2024年3月23日
川島貞雄(隠退教師)  24年1月31日逝去、89歳。東京都生まれ。58年青山学院大学卒業、同年より大塚平安、江東、田園調布教会を牧会し、日本聖書神学校に務め、青戸教会を経て10年隠退。遺族は息・川島裕さん。 池田玲二(無任所教師)  24年2月5日逝去、71歳。埼玉県生まれ。79年東京聖書学校卒業、88年より津山城西、宇都宮上町、志木、大三沢教会を12年まで牧会。遺族は息・池田恵太さん。 安増幸子(隠退教師)  24年1月29日逝去、92歳。福島県生まれ。90年日本聖書神学校卒業、同年より松戸、冨貴島教会を牧会し、10年隠退。遺族は娘・早川祐子さん。 小久保達之佑(隠退教師)  24年2月20日逝去、91歳。埼玉県生まれ。59年東京神学大学大学院修了、60年より喜界西、65年より宮城仙北(現田尻)教会を47年間牧会し、12年隠退。遺族は息・小久保達信さん。 平塚幹……

【5016号】2.11集会 報告(3面)

【兵庫教区】 「パレスチナが見えないのは、なぜ」  はりま地域で毎年開催される2・11「信教と思想の自由を守る集会」は55回目となった。扱うテーマはその年ごとに話し合いで決められ、昨年は「カルト問題」を取り上げて開催した。2023年11月半ばに行われた実行委員会でテーマについて協議していた折に、委員の一人が「ガザで起きている虐殺という最大の人権侵害を脇に置いて、他のテーマで開催するのはいかがなものか」という意見に賛同し、村山盛忠さんをお招きすることになり、「パレスチナが見えないのは、なぜ〜ガザの現状から」というテーマでお話いただいた。  準備し始めた頃は、「集会当日には状況は落ち着き、停戦しているだろう。破壊されたアハリー・アラブ病院の再建も始まっているだろうから、カンパを送れたら」と楽観的に考えていたが、当日になっても攻撃が続き、終わりが見えない中での開催となった。  講演では以……

【5016号】教区教育担当者会(3面)

「教会の共育と教育」について学ぶ  2月20・21日、「教区教育担当者会」が4年ぶりに開催された。各教区から15名の参加者を得た。初日は蒔田教会を会場に、開会礼拝の後、古谷正仁牧師(蒔田教会、日本聖書神学校教授)により「教会の共育と教育」と題して講演がなされた。古谷牧師は自身のアメリカ留学や牧会経験を踏まえて教会学校における「共育」の意義と重要性を語られ、大人を完成形とする「上からの教育」であったアメリカの教会教育が、共同体の中で大人と子どもが共に育つことを目指す「共育」に変遷していった経緯や、日本においても奥田和弘氏によって「繁栄のための教育」や「成功のための教育」を目指す現代の教育姿勢に対し「人間の弱さを知る教育」を目指すキリスト教「共育」が提唱されてきたことなどを紹介された。  質疑応答の後、各教区教育担当者から教区報告がなされ、さらに4分団に分かれて発題をもとに話し合い、各地区……

【5016号】部落解放センター運営委員会(2面)

センターの働きを自ら問いつつ、解放に向けて歩む  第4回臨時運営委員会および活動委員会との合同協議会を11月28日に東梅田教会にて開催、第5回定期運営委員会を2月14〜15日に日本キリスト教会館会議室にて開催した(すべてオンライン併用)。主な協議事項として、継続して取り組んできた①センター対外業務において発生した問題については、教団総幹事の扱いとなったことの報告を受けた。②教区総会挨拶は各教区運営委員が担うこと、③「部落解放センター奨学金」規定変更、細則制定、④関係神学校へ「神学校等人権教育懇談会、部落解放センター奨学金・奨学生募集についての報告」をすること、⑤「運営委員の役割」である教区とのパイプ役と教区での取り組みの推進のために各教区常置委員会へ運営委員陪席の依頼状を送付することなどが決議された。併せて「今井数一記念解放講座」も案内し、各教区での部落差別問題への取り組みを促すこととし……

【5016号】能登半島地震報告 《学校現場から》(2面)

愛と希望と喜びの経験を運ぶため  2024年元旦、16時10分、能登半島地震が発災。すぐに、全学院での学校関係者の安否確認、校内点検に入りました。校舎の被害もありましたが、数日で整理のできる範囲でした。調理室、理科室、図書室、職員・研究室、ロッカーなどから備品の散乱や破損があり、パイプオルガンはパイプのゆがみが何本も確認されました。しかし、すべて数日か数週間で整備できました。ただ、教職員・生徒の実家で被害を受けた方もあり支援を必要とされています。  発災後しばらくは、ずっと体が揺れているような感覚がありましたし、心の後遺症のようなものもあります。また、若い人たちは大きな揺れを体感し、日々のニュースによって心に重圧を感じているでしょうから、学内では礼拝から始まる安定した日常を取り戻し、中高では「ほっとかふぇ」を開催して校内で安心できる空間をつくってみたりもしています。  地震1週間後、……

【5016号】2024年教区総会日(2面)

教区 会期 会場 問安使 北 海 4月29日(月・祝)13:00〜30日(火)15:00 札幌北光教会 藤盛勇紀 奥 羽 5月21日(火)12:30〜22日(水)15:45  奥羽キリスト教センター 黒田若雄 東 北 5月28日(火)10:30〜29日(水)16:00 仙台青葉荘教会 東北教区センター・エマオ 雲然俊美 関 東 5月29日(水)10:00〜30日(木)16:00 大宮・ソニックシティ小ホール 黒田若雄 東 京 5月28日(火)11:00〜29日(水)16:00 富士見町教会 藤盛勇紀 西東京 6月2日(日)15:00〜3日(月)17:00 阿佐ヶ谷教会 雲然俊美 神奈川 6月29日(土)10:00〜1……

【5016号】152回神奈川教区総会報告(2面)

按手の採決を保留する動議を否決  神奈川教区総会が2月24日、清水ヶ丘教会で、正議員229名中143名が出席して行われた。  開会礼拝後、佐野匡副議長が、「教区形成基本方針」を朗読、「我々は対立点を棚上げにしたり、性急に一つの理念・理解・方法論に統一して他を切り捨てない」と述べた。議場から「次回の総会から教団信仰告白を礼拝の中で唱和する」動議が出された。理由として、「教団信仰告白を共に告白しているからこそ、様々な意見の対立を乗り越えて顔を合わせている」と述べられた。「教団信仰告白は規範的なものではなく、解釈については神学的議論をすることが成立時に言われている」と述べて反対する意見があった。132名中賛成62名で否決。  按手礼執行に関する件では4名の按手を扱った。所信表明後の質疑応答において、常置委員でもある議員が、常置委員会での面接の際、一人の志願者が北村慈郎教師の戒規を当然と明言……

【5016号】イースターメッセージ(1面)

「さあ行け、そこで会おう」 天使は婦人たちに言った。「恐れることはない。十字架につけられたイエスを捜しているのだろうが、あの方は、ここにはおられない。かねて言われていたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。それから、急いで行って弟子たちにこう告げなさい。『あの方は死者の中から復活された。そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれる。そこでお目にかかれる。』確かに、あなたがたに伝えました。」婦人たちは、恐れながらも大いに喜び、急いで墓を立ち去り、弟子たちに知らせるために走って行った。すると、イエスが行く手に立っていて、「おはよう」と言われたので、婦人たちは近寄り、イエスの足を抱き、その前にひれ伏した。イエスは言われた。「恐れることはない。行って、わたしの兄弟たちにガリラヤへ行くように言いなさい。そこでわたしに会うことになる。」 (マタイによる福音書28・5……

【5015号】記事一覧

2024年3月9日
【5015号】42総会期第9回常議員会(1面) 【5015号】教師養成制度検討委員会・伝道委員会(2面) 【5015号】西日本5教区合同宣教研究協議会(2面) 【5015号】牧会者とその家族のための相談室委員会(2面) 【5015号】社会福祉施設からの声 ❷(3面) 【5015号】事務局報(3面) 【5015号】お詫び・訂正、お知らせ(3面) 【5015号】伝道のともしび(4面) 【5015号】寄せ場からの声(4面) 【5015号】人ひととき(4面) 【5015号】闇の中の光(4面)……

【5015号】闇の中の光(4面)

 神学校時代、夏期伝道で派遣されたのは能登。「能登は優しや土までも」と言われるあの土地が忘れられず、新婚旅行も能登。夏期伝道でのある夜、七尾教会の釜土達雄牧師が「藤盛君、闇を見たことあるか?」と、私を車に乗せて連れ出した。夜の山中で車は停められた。「外に出てみな」。私が外に出ると、釜土牧師は車のライトを消した。「何か見えるか?」「いえ、何も見えません」。自分の手さえ見えない漆黒の闇を初めて経験した。「ちょっと歩いてみな」「いや、無理です」。暗闇の山道。道の端は崖じゃなかったか。動くこともできない私に向かって釜土牧師の声。「藤盛、上を見てみろ、上」。  真っ暗闇だと思っていたその場所は、真上には見事な天の川が架かっていた。これが「ミルキーウェイ」か。闇のキャンバスに星々がこぼされたように煌めく。闇どころか、光が満ちている。もう一度、自分の手を見てみると、ぼんやりと見えている。目が慣れてくる……
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