運営委員長、副委員長、常任運営委員を選出
第43総会期第1回運営委員会が1月30〜31日に教団会議室(ズーム参加含)にて開催。主な報告は以下の通り。
①内規に沿って運営委員長に鈴木祈、副委員長に飯塚拓也、書記に安達正樹、常任運営委員に上原惠、山内英子を選任。
②2025年3月25〜27日に大阪・阿倍野で第26回部落解放ユースゼミナール(仮称)が開催。
③第16回部落解放全国会議(奥羽教区・青森県にて、2025年10月7〜9日開催)のテーマは「ゆがみに気づく第一歩〜部落差別解消という『沖』を目指して」。シンティ・ロマ音楽バンドによる集会と講演も行われる(音楽集会は東京・神戸でも開催予定)。また第17回部落解放全国会議(2027年度)九州教区開催が九州教区常置委員会で承認されたとの報告があった。
④2027〜2028年度にかけて「同和問題」に取り組む宗教教団連帯会議(同宗連)の議長教団を日本基督教団が担うが、藤盛勇紀教団副議長が教団代表となるとの報告を受けた。
⑤2024年度も思いがけずカナダ合同教会から多額の献金があった。被差別連帯の思いを込め、ドイツからのシンティ・ロマの招待費用に一部充当することを決定。その他の使用方について今後も検討する。
⑥部落差別に対する取り組みの援助を目的とする「今井数一記念解放講座」を「今井数一記念解放講座基金(通称:今井基金)」に改称、より広く用いてもらうために運用規定も改定した。
⑦毎年7月第2日曜の「部落解放祈りの日」に関して各教区での実施状況等を振り返る必要があるとの意見が出された。
⑧上野玲奈主事のカナダ合同教会総会への派遣を承認した。
「次は狭山!」狭山差別裁判の今を全国に伝えたい。差別からの自己解放の道はまだまだ険しいが、被差別者間の連帯を忘れず今期も努めたい。センターの活動は全国の諸教会からの献金によって支えられている。今期も献金目標達成に向けてご協力をお願いいたします。(安達正樹報)