聖餐の恵みに与りながら
東京・東海・関東・東中国・西東京・東北
東京教区
選挙規則、規則変更条項を新設
第84回東京教区総会が、5月28、29日の二日間にわたり富士見町教会にて開催された。感染症対策のためそれぞれ2度の書面決裁、公共施設での開催が続いたが、今回2019年度以来5年ぶりに教会が会場となった。開会時点での正議員の出席者数は464名中300名だった。
議長報告で渡邊義彦議長は、教区および教会がコロナ禍によって制限されていた活動を再開させている一方、多くの教会で教勢が回復していない現状に触れた。その上で議長はこのような中で教会が礼拝、伝道、牧会を継続していく必要性と、新たに甲和北伝道所と堀切こうとう教会が誕生したことへの感謝を述べた。また西東京教区と共同管理している教区墓地の今後のあり方について議論が始まっている旨に触れた。それを受けて古旗誠墓所管……
「農村伝道」に関する協議会について審議
第5回伝道委員会が6月11日オンライン(ズーム)で開催された。委員全員が出席し、開会礼拝の後、関係委員会・担当者の報告を受けた。
主な報告事項
⑴「信徒の友」が4月号よりリニューアルされた。それ以降初の委員会であったため、委員の感想と意見を取りまとめて編集部へ申し送った。
⑵「青年大会2024」が9月16日、全国6会場を結んで開かれる。SNSの発信を始めたこと、実行委員全員が揃うのが難しい中で準備が進められていることが報告された。SNS(準備のためのポータル、インスタグラム、X、フェイスブック)を画面共有することでその内容を委員会で共有した。
主な協議事項
⑴第12回「農村伝道」に関する協議会の件、日程=2025年2月18〜19日、会場=アジア学院(栃木県那須塩原市)、内容=主題講演を荒川朋子校長に依頼する。その他にも発題とグルー……
【5020号】教区総会報告2024年度 3(1・2・3面)
【5020号】荒野の声(1面)
【5020号】教育委員会(3面)
【5020号】伝道委員会(3面)
【5020号】クリスチャントゥデイ裁判報告会(3面)
【5020号】伝道のともしび(4面)
【5020号】事務局報(4面)
【5020号】人ひととき(4面)
【5020号】厳しい教会の現状の中からの希望(4面)
……
青戸宏史(隠退教師)
24年5月1日逝去、84歳。大連生まれ。67年日本聖書神学校卒業、同年より札幌教会、函館聖十字伝道所、谷村、青梅、青山、和歌山、藤枝、小金井西ノ台教会牧会し、19年隠退。
遺族は息・青戸知さん。
宮内教司(隠退教師)
24年5月2日逝去、90歳。山形県生まれ。61年同志社大学大学院修了、同年より東京山手、福島伊達教会を牧会し、聖光学院、敬和学院、共愛学園に務め、99年隠退。
遺族は妻・宮内礼子さん。
中野知子(隠退教師)
24年6月5日逝去、94歳。東京都生まれ。58年東京神学大学大学院修了、同年より須坂、原宿、聖蹟桜ヶ丘教会を牧会し、00年隠退。
遺族は息・中野実さん。
南部泰孝(城南伝道所主任担任教師)
24年6月17日逝去、89歳。東京都生まれ。61年東京神学大学大学院修了、64年より東洋英和女学院に務め、70年より銀座、水戸中……
今年度、教団問安使として4教区の総会に出席させていただいた。問安使挨拶への質疑(協議会での発題者としての質疑を含む)を通して様々な意見をお聞きし、改めて教団の役割を考えさせられる時となった。また、教区総会での協議を通して、各個教会の声をお聞きすることができたことにも、感謝している。
いずれの教区総会でも語られていたのは、会員数の減少や教会会計のひっ迫など各個教会の直面している厳しい現状であった。しかし、大変心に残ったのは、単に厳しい現状だけではなく、その中でどのように伝道を進めていくのか、そのことについての声も多かったことである。特に、教会間の連携や若年層に対する教会としての関わりなど、それぞれの教会の歩みの中から示された課題や展望が率直に語られたことが印象的であった。そのような各教会の取り組みの中にこそ、教団の未来が開かれていくよう思わされた。
30年程前、初任地に赴任した私に……
クリスマス献金送付先を決定
第7回教育委員会が、6月4日にオンラインで開催された。2023年度に全国諸教会、学校、幼児施設等から献げられたクリスマス献金を、特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(ウクライナの子どもたち)に150万円、北海教区アイヌ民族情報センターとアイヌ奨学金キリスト教協力会に100万円、東北教区放射能問題対策支援室いずみに150万円、さらに緊急支援が必要との判断で、アハリー・アラブ病院(パレスチナガザ地区)と北陸学院キリスト教センター・支援窓口(能登半島地震被災者支援)にそれぞれ30万円配分することを決定した。
また、2024年度のクリスマス献金送付先は、継続してウクライナやパレスチナの子どもたちと能登半島地震被災者への支援団体、北海教区アイヌ民族情報センターとアイヌ奨学金キリスト教協力会、東北教区放射能問題対策支援室いずみの5団体に決定し、前年度同様……
母とイエス様にならいて
田口 美智さん
田口さんの家庭集会はいつも明るく温かい雰囲気に包まれています。奈良のご自宅を開放して開かれる家庭集会には、多い時は15名ぐらいが集まり、まさに小さな教会です。聖書と讃美歌と手作りのお菓子を人数分ご用意されて、「こうして皆さんが集まってくださるのがとても嬉しいです」と一人一人を満面の笑顔で歓迎してくださいます。初めて参加される方も、温かいおもてなしと美味しいお菓子をご馳走になると、すぐに打ち解けて、会の終わりには笑顔で、「また来ます!」と喜んで帰られます。
皆で讃美歌を歌い、聖書の御言葉を聞いた後、お茶をしながら御言葉を聞いた感想や最近の感謝な出来事を分かち合います。「最近、癌が見つかりました」、「認知症の家族の介護をしています」、「火事で家が全焼しました」…驚くような辛い出来事さえも、不思議に心を開いて一人一人が話し始めると、皆がじっと耳を……
また神学生時代のこと。入学したら当然寮に入るものと思っていたが、当時は入学者も多く、私は入寮に漏れ、慌てて学校近くのオンボロ四畳半アパートを借りた。間もなく、一緒に入学した東京在住の友が「おれも藤盛さんのアパートに住む」と言って引っ越してきた。
私の部屋にはカーテンもなく、机もなく、あるのは布団と本だけ。見かねた友は、どこかで拾ってきた書棚付きの立派なライティングデスクをトラックで運んで来て、2階の私の部屋まで一人で背負って昇ってきた。そんな呆れるほどのお人好しの彼の部屋には、いつの間にか野良猫が住み着いた。アパートに遊びに来る猫を彼は「ネコ」と呼んで可愛がり、違反だが部屋に入れてしまったのだ。
ある日、「藤盛さん、あのネコがさあ」。「どこの猫だよ?」。「ネコが子ども産んじゃった」。彼の部屋の流しの下で、猫が子猫を産んでしまったのだと。「さすがにそれはまずいだろ。どうすんだよ」と……
教団総会に提出する議案を審議
九州・兵庫・西中国・中部・奥羽・京都
九州教区
教団総会に提出する4議案を可決
第74回九州教区総会が、5月6〜7日、福岡中部教会を会場に開催された。開会時の議員数は229名中164名であった。
初日、開会礼拝に続き、今年度より新たに着任した7名の教師の紹介がなされた。また、准允式が執り行われ、2名の受允者(金森一雄、草地賢太)があった。
九州教区は昨年度末、総会副議長が任期半ばの転任となり、副議長不在の状態となっていた。今総会において残任期間を担う新副議長を選出することをあらかじめ常置委員会で決議していたため、副議長選挙が行われた。投票の結果、矢﨑和彦教師(福岡城東橋)が選出された。
二日間を通して、今年開催の教団総会に提出するべく次の4つの議案、①日本基督教団「伝道資金規則」改定に関する件、②二種教職制度克服のため、議案「教憲……
【5019号】教区総会報告2024年度 2(1・2・3面)
【5019号】荒野の声(1面)
【5019号】能登半島地震報告(3面)
【5019号】先達と同じように(4面)
【5019号】人ひととき(4面)
【5019号】事務局報(3・4面)
【5019号】☆教会幼稚園・幼児施設融資金募集☆(4面)
【5019号】名を呼ぶ(4面)……