2024年1月1日16時10分に発生した能登半島地震。マグニチュード7.6、最大震度7を観測する大きな地震は、能登半島全域はじめ、甚大な被害をもたらした。第42総会期教師委員会は問安の計画を立てたが実現できず、第43総会期教師委員会へと申し送りされた。震災から2年半のときを経て、去る7月13〜15日の日程で能登半島にある3つの教会と1つの伝道所への訪問がかなった。
13日はまず羽咋教会を訪れた。教師委員の一人である内城恵牧師に迎えられた。そこでは現地委員委員長を担う松島保真牧師(小松)よりこれまでの震災対応の経緯を聞いた。震災発生前に中部教区としての災害時対応マニュアルが整備されたこと、これに基づき「能登半島地震現地委員会」が設立された。特に被災教会の牧師を守るため、被災状況を把握し教区に報告することがこの委員会の務めである。そこで情報共有の課題や、平時の信頼関係が重要であることが報……
「約4割の教会で収入増」と報告
第157回神奈川教区定期総会が7月25日、清水ヶ丘教会にて開催された。6月27日に予定されていたが台風のためこの日に延期となった。開会時の正議員の出席者数は223名中143名だった。
第1号議案は「『今回の教師試験が不当とまでは言えない』と決議する件」。議案本文は前回より大きく変更された。それに対して議案の根拠や一貫性、事実性に対する疑問やこの問題だけを特別扱いしている、という指摘があった。賛成意見として、教団問題に向き合いつつ教師を生み出す「教区の知恵」であり現実的な対応であるとの評価があった。
なお、本議案の歴史的な役割は認めるが、将来を見すえた新しい声明文などを常置委員会で検討すべきという理由で、本議案を差し戻すという動議が出されたが、少数否決された。また原案に対する採決の際には、棄権を数えてほしいとの要望が出され、賛成(87票)、反対(1……
伝道推進室より応援した教会・伝道所
福音のともしびを灯し続けたい
涌谷教会牧師
布田 秀治
近くから52名の人たちが駆けつけてくださり、7年ぶりに牧師就任式が執行されました。2000年3月に、それまで教会附属保育園であった涌谷保育園を社会福祉法人として移行しました。その時「協定」を両者で交わし、涌谷教会牧師が保育園の理事長・園長となることを約されていますので、車の両輪のように対応して、牧師を招聘してきました。しかしとても残念なことに、2019年度から、「社会福祉法人と宗教法人は別々の法人なので、『協定は無効』、互いに干渉しないこと」と主張し、一方的に断ち切られてしまいました。そのため、涌谷教会では牧師を招聘できなくなっていました。地区・教区・教団に窮状を訴え続けてきましたが、教会が解消されていくのを待っているかのように、時間が流れてきました。しかし確実に、教会が訴えられた裁判を……
一日目 教団総会への準備、着々と
7月6〜7日にかけて、教団会議室にて、第43総会期第9回常議員会が開催された。開会時出席者は30名。
書記報告では、口語式文について三役で協議がされたことが報告された。これは、信仰職制委員会からその位置づけの確認が必要だと提案された事項であり、三役としては、文語式文、口語式文それぞれが教団総会で作成の報告承認を受けているということだけを確認し、これで議論を終了したいと報告した。
総幹事報告の中で、辺野古事故の対応について報告されたが、これについては議場から、インターネット上での日本基督教団への悪意ある言及について、教団として何か対応を考えているのかという問いがあり、網中彰子総幹事は、現時点では一方的に受け止めている状況であると答えた。雲然俊美議長がさらに、こちらの反応が悪意を持って利用されることを避けたいと考えているので、各教区総会への議長挨拶……
多くの人たちの思いを受けて
佐治 一路さん
株式会社アイ・パブリッシング社長の佐治一路氏は5代目クリスチャン。祖父・山北多喜彦牧師が牧会し、両親が属する三崎町教会に小学6年生まで通う。一時は教会を離れたが、叔父・山北宣久牧師に誘われ高校1年生で聖ヶ丘教会にて受洗。現在は再び三崎町教会で教会生活を送る。
半導体事業を生業とし、国内と米国の企業に勤めた後、36歳でIT事業を立ち上げた。米国大手企業の技術サポートにも従事し、現在は20〜30人規模の事業体で大手の製品開発の黒子的役割を担う。
60歳になり「今まで利益の追求に集中してきたが社会に還元できることはないか」との志が与えられる。そのさなか教団出版局の窮状を知らされた。助けを乞われ、一部を除いた出版局の事業を引き継ぐことを決断。当初は自身の会社の一部門にすることも考えたが、事業の公共性に鑑み、また様々な人が携わってこそよい出版……
第6回宣教委員会が7月16日にオンラインで開かれた。
はじめに伝道・教育・社会の各常設専門委員会の報告、ならびに全国教会婦人会連合・全国教会幼稚園連絡会・日本キリスト教保育所同盟の各自主活動団体の報告、および「障がい」を考える小委員会・牧会者とその家族のための相談室委員会・教団カルト問題連絡会ほかの報告を受け、課題を共有した。
3月に開催した今総会期の宣教方策会議の報告については、前回同様、経費節減のため紙媒体での諸教会ヘの配布はせず、教団ウェブサイト上での掲載とすることは決めていたが、7月中に掲載するよう整えることとした。ぜひご覧いただきたい。
第43総会期 日本基督教団宣教方策会議 報告書
特に9月23日の開催まで迫ってきた「青年大会2026」について、実行委員会の報告を受け、準備の進捗状況について詳細な意見交換がなされた。今回は前回大会よりも一つ多い7……
「共に生きてみる」コミュニティに踏み出して
アジア学院は、「共に生きるために」をモットーに、アジア、アフリカ、中南米等の「農村コミュニティリーダー」を学生として招き、リーダーシップ研修を行っている学校です。文化や宗教の異なる多様な人々が共に土の上で働き、共に食べる共同生活を中心に据え、公正で平和な社会実現のために実践的な学びを提供しています。
このコミュニティに日本人も参加できることをご存じでしょうか。3ヶ月〜1年の住み込みボランティア、ご自分のペースでサポートする通いボランティア、1週間から学院の生活を体験できるワーキングビジター、そして4月から12月の間、世界の農村コミュニティリーダーと肩を並べて学ぶ日本人学生。実は色々な関わり方があるのです。
今回は特に住み込みボランティアの生活をご紹介します。住み込みボランティアは、学院の寮で暮らし、世界各地からの学生や職員と寝食を共に……
第44回教団総会議員を確定
第10回臨時常議員会が7月30日夜、オンラインにて開催された。開会時の出席者は28名だった。
議事の前に、7月28日に発生した「令和8年熊本地震」について情報を共有した。陪席の日下部遣志九州教区議長は「各地区長をとおして各教会の被害状況をとりまとめ、教区のウェブサイトに掲載している。教区として救援本部を設置し、必要に応じ見舞金や物資を届けることを決めた」と報告した。また「八代教会は10年前の地震の後に、全国からの募金を用いて耐震補強を行ったため倒壊を免れた可能性がある」と述べた。教団の対応として網中彰子総幹事は、発災翌日に総幹事のもとに対策委員会を設置した旨を報告した。
本常議員会の議事は、第44回教団総会議員の確定である。本来7月開催の常議員会で取り扱うのが通例だが、今回は神奈川教区総会が台風により延期となったため7月25日の開催を待ち、かつ教団総……
42年前に奥羽教区の教会に赴任した時、ある先輩牧師が若い牧師たちに、「捨て石になれ」と語られた。牧師は遣わされた地と人を愛し、その地の伝道のために捨て石になるように。決して「風来坊」であってはならないと。
牧師は、自分の働きの成果を求めるのではなく、また、自分の伝道のビジョンを実現しようとするのではなく、遣わされた教会に集う一人ひとりの信仰と祈りを受けとめ、共に神の伝道のビジョンの実現のために励むようにということである。
その言葉を胸に今も、教会における働きはもちろんのこと、地区や教区、そして教団における働きにおいても、自分が担った働きの成果を求めるのではなく、次の世代の働きの土台を堅固なものにする捨て石になることを第一のこととしている。
ペトロは聖霊に満たされて、次のように語った。「この方(イエス・キリスト)こそ、『あなたがた家を建てる者に捨てられたが、隅の親石となった石』……
教師逝去
溝口賢次(隠退教師)
26年7月20日逝去、86歳。熊本県生まれ。67年東京神学大学大学院修了、同年より西尾、枇杷島、千葉教会、千葉海浜伝道所、久留米東町、豊橋、坂城栄光教会を牧会し12年隠退。遺族は妻・溝口敏江さん。
伊藤地塩(隠退教師)
26年7月25日逝去、99歳。静岡県生まれ。48年日本基督教女子神学専門学校、同年より豊分(現広尾)、横浜港南(現横浜本牧)、豊分教会を牧会し98年隠退。遺族は甥・西尾一実さん。
正教師登録
加太典子(2026・7・25受按)
教師異動
北見望ヶ丘 辞(担)李 相勁
琴似中央通 就(主)李 相勁
芦別 辞(代)韓 守賢
〃 就(代)石田 歩
栗山 辞(代)韓 守賢
〃 就(代)石田 歩
仙台松陵辞(主)藤野美樹
〃 就(代)多田玲一
仙台五橋辞(代)山田 謙
〃 就(主)村島義也
使……