【4864号】心に残った言葉あれこれ

今年度も各教区総会を問安し、教区における伝道および教会・伝道所、関係学校・施設・団体等の働きの一端を知らされ、とても励まされた。教区総会において耳にした言葉の中から、心に残ったものを紹介したい。
「隣の教会と言っても距離では100キロを越えている。そこを牧師や信徒が出かけて行っている」(北海教区総会にて)。あらためて北海教区の広さを思わされ、日常的にそのような距離を移動して宣教協力されていることにとても励まされた。
「教会では70代が中核です」(西中国教区総会にて)。とかく高齢化のことが言われるが(この頃は老人クラブでも高齢化が進んでいる)、教会ではたしかに70歳代が教会を支え、働きの中心となっていると共感した。
「献げる喜び・つながる恵み~関係の豊かさを生きる『合同』教会~」(兵庫教区総会の主題)。小規模であっても各地域に教会・伝道所が存在することこそは教団の豊かさであること、つまり「存在の豊かさ」ということをいろいろな機会に話している。しかし、それだけではなく、各教会・伝道所相互の関わりを生み出して行くこと、つまり、「関係の豊かさ」を作り出すことが、これからの教団の進むべき方向性と強く思わされた。
最後に、とてもうれしかった言葉。「書記談話を楽しみに読んでいます」(複数の方より)。どうもありがとうございます。
(教団総会書記 雲然俊美)

【4864号】在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会

6月1~2日、同志社びわこリトリートセンター(滋賀県大津市)にて、第50回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会が「両教会の宣教課題と宣教協力~宗教改革500周年に学ぶ~」のテーマで開催された。
在日大韓基督教会からは、金性済総会長、金必順副総会長、趙永哲書記、金健副書記、鄭然元宣教委員長、朴成均関西地方会長、許伯基総会社会委員、金柄鎬総幹事が出席した。日本基督教団からは、石橋秀雄総会議長、佐々木美知夫総会副議長、雲然俊美総会書記、米倉美佐男宣教委員長、宮本義弘在日韓国朝鮮人連帯特設委員長、小橋孝一歴史共同研究委員、山田貞夫歴史共同研究委員、道家紀一総幹事事務取扱、加藤誠世界宣教幹事、大三島義孝宣教幹事、井合綾子職員が出席した。
1日目は、石橋秀雄議長の説教「伝道力の命と力の回復」(マタイ28・16~20)による開会礼拝の後、前回記録確認、両教会の紹介および課題の報告がなされた。
その後、夕食をはさんで、村上みか氏(同志社大学神学部教授)より、「宗教改革500周年に学ぶ-宗教改革者たちの教会論:聖書に基づいた教会形成の試み」と題して、ルターにおける信仰義認論の形成と展開、教会制度の形成と意義、そして、カルヴァンの教会論と教会形成について講演してもらい、その後、活発な質疑がなされた。
2日目は、宗教改革500周年を記念する意義について、それぞれの教団の課題との関わりということで協議した。
その後、毎年8月に両教団の議長・総会長名で発表している「平和メッセージ」を作成した。また、これまで20回開催している歴史共同研究委員会を今後も継続すること、および、「宣教協力にあたっての指針」の改訂作業を進めることを確認した。
最後に金性済総会長の説教「この最も小さい者の一人として」(マタイ25・31~46)による閉会礼拝をもって終了した。
(雲然俊美報)

【4864号】改正組織的犯罪処罰法の可決に抗議し、同法の廃止を求める声明

「剣を打ち直して鋤とし 槍を打ち直して鎌とする。」
(旧約聖書イザヤ書2章4節)
本日、参院本会議において、多数の反対意見が表明されている中、十分な審議の時間を持たずに、組織的犯罪処罰法改正案を可決したことに対し、強く抗議します。
同法において新設される「テロ等準備罪」の実質的な内容は、過去三度廃案となった「共謀罪」そのものです。そもそも同法は憲法第31条に謳われている罪刑法定主義に反しています。また、その内容においては、処罰の対象者が極めてあいまいで、一般人が処罰の対象となる可能性を排除することはできません。
さらに、この改正により、いわゆる「監視社会」体制作りが進められることが懸念されるほか、個人の内心の自由の侵害が現実のものとなること、また、市民の自主的で自由な活動が委縮してしまうことが予想されます。
日本基督教団は第二次世界大戦中に治安維持法違反とされる過酷な宗教弾圧を経験しました。旧ホーリネス系教会の牧師130名ほどが検挙されたほか、それらの教会が解散させられるという苦難の出来事を忘れることはできません。
日本基督教団は戦争遂行に協力をしてしまった過去の罪を主なる神の前に悔い改めつつ、日本が、「剣を打ち直して鋤とし、槍を打ち直して鎌とする」との聖書の教えに学び、世界の国々相互の信頼関係を構築し、積極的に平和を実現していくための不断の努力と取り組みを続けることを強く願います。
日本基督教団創立記念の日(1941年6月24日)、および、旧ホーリネス系教会弾圧の出来事を覚える日(1942年6月26日)を前に、改正組織的犯罪処罰法の可決に抗議し、同法の廃止を強く求めます。
2017年6月15日
日本基督教団 総会議長 石橋秀雄

【4864号】▼「障がい」を考える小委員会▲「牧会者・家族相談室」開設準備に努める

5月29~30日、40回総会期「障がい」を考える小委員会を教団会議室にて開催した。今期委員の小友睦(二戸)、北村智史(東京府中)、堀眞知子(瀬戸キリスト)、森田恭一郎(河内長野)、吉澤永(愛知)が出席し、委員長に堀委員、書記に森田委員、ホームページ担当に吉澤委員を選任した。
委員会の位置づけについて、教団総会期毎に決議の上、宣教委員会の下に活動が継続されることを確認した。
申送り事項は、①病いと障がいの理解を深めていくこと。そのために今期も現地訪問を行う。②2年に一度の牧会者全国交流会を2018年度に開催する。そのための献金を継続する。③「障がい」に関する情報発信を継続する。そのためにホームページを活用する。④牧会者ならびにその家族の精神的ケアについての取り組みを継続する。
次に、第6回「障がい」を考える全国交流会の計画について協議した。2018年10月1日~2日、戸山サンライズにて開催する。内容は「牧会者ならびにその家族の精神的ケアを考える」。杉本園子氏(高知教会員、臨床心理士)を講師とすることとした。参加者について、従来の「牧会者とその家族に限定する」よりも範囲を広げ、役員や信徒の参加を願うこととした。プログラムは学びだけでなく、交流の場でもあることを念頭においている。
続いて、「『牧会者とその家族のための相談室』設置準備委員会」の経緯を確認した。相談室開設に向かうように当委員会としても努めたい。相談室のイメージは「いのちの電話」のカウンセリングだけではなく、産業医の働きに近い。
次回委員会は、11月8~9日、岩手県のカナンの園などのフィールド・ワークと共に、「障がい」を考える全国交流会の計画を進めることとした。
(森田恭一郎報)

【4864号】消息

林友二郎氏(無任所教師)
10年5月24日逝去、85歳。青森県生まれ。53年日本聖書神学校卒業。54年より白金、二本松教会を牧会。遺族は息・小林元さん。
松井愛美氏(隠退教師)
17年5月28日逝去、87歳。京都府生まれ。55年同志社大学大学院卒業。同年より十日町教会を牧会し01年隠退。遺族は妻・松井和榮さん。

  • 宗教改革500周年記念事業

    International Youth Conference in Kyoto

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