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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan
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新着情報

日毎の糧

  • 2024.12.13:
    New
    テサロニケの信徒への手紙一4・1~12
  • さて、兄弟たち、主イエスに結ばれた者としてわたしたちは更に願い、また勧めます。あなたがたは、神に喜ばれるためにどのように歩むべきかを、わたしたちから学びました。そして、現にそのように歩んでいますが、どうか、その歩みを今後……

公募・公告

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第64回「キリスト教教育主事」 認定試験公告 第64回(2025年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。 ◆受験願書提出期限 2024年12月9日(月)  (提出物1〜7を教区に提出) ◆論文提出期限 2025年1月31日(金)  (試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出) ◆試験日時 2025年3月7日(金)       午前11時〜午後2時 ◆試験会場 大阪クリス…

日本キリスト教団とは

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  • ■3.21.を覚えて3.8.にひろばで歌おう・踊ろう 出演者大募集<br>日時:2025年3月8日(土)午後3〜5時<br>出演エントリー締切:12月末<br>お問い合わせ先 s.watanabe⭐︎cmim.jp<br>※⭐︎を@にしてください<br><br>3月21日は国際人種差別撤廃デーです。<br>マイノリティ宣教センターではこの日に集会を重ねてきました。今年度2025年3月は、NO!RACISMひろばとして、できるだけ多くの人々が参加し、この日を弔いと祈りの日とし、NO!RACISMを合言葉に繋がりあう、繋がり直しのプログラムを考えました。<br>東京にる聖アンデレ教会(日本聖公会)が会場を提供くださいました。<br>それぞれの団体、グループから出演者として、歌や演奏などのパフォーマンスで、反差別、平和、人権の表現活動をしてください。たくさんの人々が、人種差別撤廃のために声を出し、動き、祈っていることを世界に発信していきましょう。<br>参加者には参加記念品があります。<br>また動画に撮ったパフォーマンスで参加することもできます。<br>まずはエントリーしてから演目を決めていただいてもOKです。<br>詳細は画像をご確認ください。<br><br>#noracism #人権 #平和 #国際人種差別撤廃デー
    ■3.21.を覚えて3.8.にひろばで歌おう・踊ろう 出演者大募集
    日時:2025年3月8日(土)午後3〜5時
    出演エントリー締切:12月末
    お問い合わせ先 s.watanabe⭐︎cmim.jp
    ※⭐︎を@にしてください

    3月21日は国際人種差別撤廃デーです。
    マイノリティ宣教センターではこの日に集会を重ねてきました。今年度2025年3月は、NO!RACISMひろばとして、できるだけ多くの人々が参加し、この日を弔いと祈りの日とし、NO!RACISMを合言葉に繋がりあう、繋がり直しのプログラムを考えました。
    東京にる聖アンデレ教会(日本聖公会)が会場を提供くださいました。
    それぞれの団体、グループから出演者として、歌や演奏などのパフォーマンスで、反差別、平和、人権の表現活動をしてください。たくさんの人々が、人種差別撤廃のために声を出し、動き、祈っていることを世界に発信していきましょう。
    参加者には参加記念品があります。
    また動画に撮ったパフォーマンスで参加することもできます。
    まずはエントリーしてから演目を決めていただいてもOKです。
    詳細は画像をご確認ください。

    #noracism #人権 #平和 #国際人種差別撤廃デー
  • 2024年 クリスマスおめでとうございます<br>神さまの愛する世に在って、<br>誰からも理解されず愛されていないと感じる人に<br>すべての人と共にいる救い主の誕生が、<br>喜びの知らせとして届きますように。<br><br>日本基督教団<br>総幹事 網中彰子<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #クリスマス #キリスト教 #キリスト #Christmas
    2024年 クリスマスおめでとうございます
    神さまの愛する世に在って、
    誰からも理解されず愛されていないと感じる人に
    すべての人と共にいる救い主の誕生が、
    喜びの知らせとして届きますように。

    日本基督教団
    総幹事 網中彰子

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #クリスマス #キリスト教 #キリスト #Christmas
  • 日本基督教団と協約を結ぶ米国長老教会(PC(USA))のアジア担当責任者、Hery Ramambasoa氏が教団事務局を来訪されました✨<br><br>これから2週間、日本の様々な場所を訪問予定です。Ramambasoa氏はマダガスカル共和国の出身です。<br><br>#PCUSA #presbyterianchurch #uccj #日本基督教団 #church #マダガスカル #madagascar
    日本基督教団と協約を結ぶ米国長老教会(PC(USA))のアジア担当責任者、Hery Ramambasoa氏が教団事務局を来訪されました✨

    これから2週間、日本の様々な場所を訪問予定です。Ramambasoa氏はマダガスカル共和国の出身です。

    #PCUSA #presbyterianchurch #uccj #日本基督教団 #church #マダガスカル #madagascar
  • 誰かが平伏させられることのない世界を願って<br>――2024年のクリスマスに寄せて――<br><br> 1さて、イエスがヘロデ王の日々にユダヤのベツレヘムで生まれたとき、見よ、東方からの占星術の神官たちがエルサレムに到着し、2言った、「お生まれになったユダヤ人たちの王はどこにおられるのですか。わたしたちは東方でその星を見たので、その方に平伏してキスするためにやって来たのです」。<br>(マタイによる福音書2章1−2節[私訳])<br><br> マタイ福音書2章1−2節は東方の占星術の神官たち――いわゆる東方の博士たち――の来訪の物語の冒頭を飾るテクストです。クリスマス物語を解釈するうえでの最近の潮流のひとつはポストコロニアル批評による読解です。ポストコロニアル批評とは、西洋の植民地主義と帝国主義を批判的に省察する学問的営みであり、同様の視点から古代ローマ帝国支配下に著された新約聖書テクストの読解が試みられています。特に、ルカ降誕物語の読解においてこの潮流は顕著であり、初代ローマ皇帝アウグストゥスとイエスを対比しつつ、イエスがアウグストゥスを凌駕する真の「神の子/神の息子」ないし「救世主」であることをルカの降誕物語は伝えているとの理解が呈されています。<br> それと同様に、マタイ降誕物語にもポストコロニアル批評が適用され、ローマ帝国支配に対抗する物語としてイエスの誕生が描かれているとの理解が提唱されています。このような視点からこのテクストを読解すると、ヘロデ王がローマ皇帝からユダヤの王を名乗ることを許されていることを考えても、東方の占星術の神官たちがイエスをヘロデ王に替わるユダヤの王と呼んでいることもまた、ローマ帝国に対抗する物語としてマタイ降誕物語を再読することが可能となります。<br> また、占星術の神官たちが東方で見た星に導かれるように西方に位置するエルサレムを訪れる物語の背後に、ローマ帝国の礎を築いたユリウス・カエサルとその養子でもある初代ローマ皇帝アウグストゥスの双方が属するユリウス家に対抗する意味が込められているとも指摘されています。すなわち、ローマの叙事詩が伝える神話によれば、ユリウス家はローマの最高神ユピテルの娘である女神ウェヌスを祖とする神の子孫であり、東方に位置するトロイアから西方のイタリア半島まで女神ウェヌスの星(金星)に導かれたのがユリウス家を中心とするローマ人であるというのです(ウェルギリウス『アエネーイス』1:286−290)。したがって、マタイ2章1−2節において占星術の神官たちが東方の星に導かれてその西方に位置するエルサレムに現れるという物語の背後には、ユリウス家に連なるローマ皇帝に替わる新たな世界の王としてイエスが誕生することが暗示されているというのです(ジョン・D・クロッサン/マーカス・J・ボーグ)。<br> わたし自身はポストコロニアル批評による新約聖書の読解を肯定的に受け止めてはいるのですが、この潮流に半分は乗っかりつつも、半分は乗ることができずにいます。それはユダヤの王であれ、あるいはローマ皇帝であれ、それらに替わる新たな王としてのイエスという理解に否定的にならざるをえないからです。なぜなら、ローマ皇帝からイエスへという流れでは、支配者がローマ皇帝からイエスに置き換わっただけであり、その論理構造は同じだからです。それはこのテクストにおいて占星術の神官たちがイエスに示している「平伏してキスする」という振る舞いからも感じられます。…続<br><br>全文はホームページでご覧ください。<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #クリスマス #マタイによる福音書 #ポストコロニアル #Christmas #ローマ帝国 #キリスト教#宗利淳一 #宗利淳一デザイン
    誰かが平伏させられることのない世界を願って
    ――2024年のクリスマスに寄せて――

     1さて、イエスがヘロデ王の日々にユダヤのベツレヘムで生まれたとき、見よ、東方からの占星術の神官たちがエルサレムに到着し、2言った、「お生まれになったユダヤ人たちの王はどこにおられるのですか。わたしたちは東方でその星を見たので、その方に平伏してキスするためにやって来たのです」。
    (マタイによる福音書2章1−2節[私訳])

     マタイ福音書2章1−2節は東方の占星術の神官たち――いわゆる東方の博士たち――の来訪の物語の冒頭を飾るテクストです。クリスマス物語を解釈するうえでの最近の潮流のひとつはポストコロニアル批評による読解です。ポストコロニアル批評とは、西洋の植民地主義と帝国主義を批判的に省察する学問的営みであり、同様の視点から古代ローマ帝国支配下に著された新約聖書テクストの読解が試みられています。特に、ルカ降誕物語の読解においてこの潮流は顕著であり、初代ローマ皇帝アウグストゥスとイエスを対比しつつ、イエスがアウグストゥスを凌駕する真の「神の子/神の息子」ないし「救世主」であることをルカの降誕物語は伝えているとの理解が呈されています。
     それと同様に、マタイ降誕物語にもポストコロニアル批評が適用され、ローマ帝国支配に対抗する物語としてイエスの誕生が描かれているとの理解が提唱されています。このような視点からこのテクストを読解すると、ヘロデ王がローマ皇帝からユダヤの王を名乗ることを許されていることを考えても、東方の占星術の神官たちがイエスをヘロデ王に替わるユダヤの王と呼んでいることもまた、ローマ帝国に対抗する物語としてマタイ降誕物語を再読することが可能となります。
     また、占星術の神官たちが東方で見た星に導かれるように西方に位置するエルサレムを訪れる物語の背後に、ローマ帝国の礎を築いたユリウス・カエサルとその養子でもある初代ローマ皇帝アウグストゥスの双方が属するユリウス家に対抗する意味が込められているとも指摘されています。すなわち、ローマの叙事詩が伝える神話によれば、ユリウス家はローマの最高神ユピテルの娘である女神ウェヌスを祖とする神の子孫であり、東方に位置するトロイアから西方のイタリア半島まで女神ウェヌスの星(金星)に導かれたのがユリウス家を中心とするローマ人であるというのです(ウェルギリウス『アエネーイス』1:286−290)。したがって、マタイ2章1−2節において占星術の神官たちが東方の星に導かれてその西方に位置するエルサレムに現れるという物語の背後には、ユリウス家に連なるローマ皇帝に替わる新たな世界の王としてイエスが誕生することが暗示されているというのです(ジョン・D・クロッサン/マーカス・J・ボーグ)。
     わたし自身はポストコロニアル批評による新約聖書の読解を肯定的に受け止めてはいるのですが、この潮流に半分は乗っかりつつも、半分は乗ることができずにいます。それはユダヤの王であれ、あるいはローマ皇帝であれ、それらに替わる新たな王としてのイエスという理解に否定的にならざるをえないからです。なぜなら、ローマ皇帝からイエスへという流れでは、支配者がローマ皇帝からイエスに置き換わっただけであり、その論理構造は同じだからです。それはこのテクストにおいて占星術の神官たちがイエスに示している「平伏してキスする」という振る舞いからも感じられます。…続

    全文はホームページでご覧ください。

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #クリスマス #マタイによる福音書 #ポストコロニアル #Christmas #ローマ帝国 #キリスト教#宗利淳一 #宗利淳一デザイン
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年12月は『神に栄光、地には平和あれ』のタイトルで、在日大韓基督教会 新居浜グレース教会の鄭守煥先生からのメッセージをお届けしています。<br>https://uccj.org/message/50139.html<br>https://youtu.be/0nC99Qo4Hcc<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br><br>#在日大韓基督教会 #新居浜グレース教会 #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #ルカによる福音書
    YouTube更新しました。
    毎月お届けしている「今月のメッセージ」
    2024年12月は『神に栄光、地には平和あれ』のタイトルで、在日大韓基督教会 新居浜グレース教会の鄭守煥先生からのメッセージをお届けしています。
    https://uccj.org/message/50139.html
    https://youtu.be/0nC99Qo4Hcc
    YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。

    #在日大韓基督教会 #新居浜グレース教会 #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #ルカによる福音書
  • 教団ホームページにて、PCUSA第226回総会で採択された「キリスト教シオニズムへの加担の告白について」を掲載いたしました。<br><br>詳しくはuccj.orgをご覧ください。<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #antizionism #シオニズム #反シオニズム #クリスチャン #church #pcusa #アメリカ合衆国長老教会
    教団ホームページにて、PCUSA第226回総会で採択された「キリスト教シオニズムへの加担の告白について」を掲載いたしました。

    詳しくはuccj.orgをご覧ください。

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #antizionism #シオニズム #反シオニズム #クリスチャン #church #pcusa #アメリカ合衆国長老教会
  • 分断という名の二項対立図式を脱構築する未来を求めて<br>――コリント教会の分派争いに寄せて――<br>4というのも、一方である者は「わたしはパウロ系の者だ」と言い、他方で別の者は「わたしはアポロ系の者だ」などと言っているのだから、あなたたちは人間で〔しかないで〕はないか。5では、アポロとは何なのか。また、パウロとは何なのか。この者たちを通して、あなたたちが信じるに至った奉仕者である〔にすぎない〕。6しかも、それぞれに主が与えてくださった仕方に応じている〔奉仕者でしかない〕のである。7わたしは植えた〔だけであり〕、アポロは水やりをした〔にすぎない〕が、〔ほかならぬ〕神が成長さてくださったのである。したがって、植える者も水やりをする者も何ら重要ではなく、成長させてくださる神だけが重要である。8もっとも、植える者と水やりをする者はひとつではあるが、それぞれが自らの報酬を自らの労苦に応じて受け取ることになるであろう。9というのも、わたしたちは神の同労者だからであり、あなたたちは神の畑、神の建物だからである。<br><br>(コリントの信徒への手紙一 3章4−9節[私訳])<br><br> Ⅰコリント書は教会内の格差や意見の違いなどを解決するためにパウロが書いた手紙です。引用したⅠコリント書3章4−9節からもコリント教会内部に分派争いがあったことが分かります。この部分のギリシャ語は言葉足らずであり、翻訳するうえでは少々厄介ですが、パウロが言わんとする意味は明瞭です。自分たちは神の同労者であり、その働きには神によって与えられた違いもありはするが、神のもとでひとつの目標に向かっているのだから、アポロ派やパウロ派などの取るに足りないことに拘ることを止めて、神に属する者として、目標に向かって歩もうとの呼びかけです。<br><br> キリスト教の小部屋でこのような建徳的な聖書テクストが取り上げられるのは稀ですが、この背後には分断され続けている世界に対する担当者の逼迫した危機感があり、それは取りも直さず、分断によって命が奪われ続けている世界の惨状に対する深い悲しみと怒りに溢れた思いでもあります。このような分断の潮流は、世界の各地で続く戦争の現実によって最も鮮明に映し出されていますが、日本やアメリカの選挙結果からもひしひしと伝わってきます。そして、時代を先取りするかのように、分断の潮流は日本基督教団の歴史に絶え間なく押し寄せてきました。<br><br> 2024年10月29〜31日に第43回日本基督教団総会が開催されました。総会は二年に一度開催される教団の最高の意思決定機関ですが、近しい人から聞いたところでは、スタンスの違いを超えることのできない平行線を辿る議論が続き、何の前進もない徒労感の漂う日々であったとのことです。もちろん、これはその人の個人的な感想であり、むろんその場にいた人たちは真剣に議論をし、自らの思いの丈を表白したのだとは思います。しかし、その人が言うには、このような教団内部のスタンスの違いは、端から眺めると、同じにしか見えないのではないかというのです。それをわたしなりに理解すれば、現在の日本の政党政治において、大局的には保守とリベラルの二項対立図式などはもはやなく、同工異曲を奏でているようにしか感じられないのと同じように、教団内部の議論も異曲同工にしか聴こえなくなってしまっているということです。<br><br>続きはこちらから<br>https://uccj.org/kobeya <br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #キリスト教の小部屋 #ガザ #ルカによる福音書 #キリスト<br>#宗利淳一 #宗利淳一デザイン
    分断という名の二項対立図式を脱構築する未来を求めて
    ――コリント教会の分派争いに寄せて――
    4というのも、一方である者は「わたしはパウロ系の者だ」と言い、他方で別の者は「わたしはアポロ系の者だ」などと言っているのだから、あなたたちは人間で〔しかないで〕はないか。5では、アポロとは何なのか。また、パウロとは何なのか。この者たちを通して、あなたたちが信じるに至った奉仕者である〔にすぎない〕。6しかも、それぞれに主が与えてくださった仕方に応じている〔奉仕者でしかない〕のである。7わたしは植えた〔だけであり〕、アポロは水やりをした〔にすぎない〕が、〔ほかならぬ〕神が成長さてくださったのである。したがって、植える者も水やりをする者も何ら重要ではなく、成長させてくださる神だけが重要である。8もっとも、植える者と水やりをする者はひとつではあるが、それぞれが自らの報酬を自らの労苦に応じて受け取ることになるであろう。9というのも、わたしたちは神の同労者だからであり、あなたたちは神の畑、神の建物だからである。

    (コリントの信徒への手紙一 3章4−9節[私訳])

     Ⅰコリント書は教会内の格差や意見の違いなどを解決するためにパウロが書いた手紙です。引用したⅠコリント書3章4−9節からもコリント教会内部に分派争いがあったことが分かります。この部分のギリシャ語は言葉足らずであり、翻訳するうえでは少々厄介ですが、パウロが言わんとする意味は明瞭です。自分たちは神の同労者であり、その働きには神によって与えられた違いもありはするが、神のもとでひとつの目標に向かっているのだから、アポロ派やパウロ派などの取るに足りないことに拘ることを止めて、神に属する者として、目標に向かって歩もうとの呼びかけです。

     キリスト教の小部屋でこのような建徳的な聖書テクストが取り上げられるのは稀ですが、この背後には分断され続けている世界に対する担当者の逼迫した危機感があり、それは取りも直さず、分断によって命が奪われ続けている世界の惨状に対する深い悲しみと怒りに溢れた思いでもあります。このような分断の潮流は、世界の各地で続く戦争の現実によって最も鮮明に映し出されていますが、日本やアメリカの選挙結果からもひしひしと伝わってきます。そして、時代を先取りするかのように、分断の潮流は日本基督教団の歴史に絶え間なく押し寄せてきました。

     2024年10月29〜31日に第43回日本基督教団総会が開催されました。総会は二年に一度開催される教団の最高の意思決定機関ですが、近しい人から聞いたところでは、スタンスの違いを超えることのできない平行線を辿る議論が続き、何の前進もない徒労感の漂う日々であったとのことです。もちろん、これはその人の個人的な感想であり、むろんその場にいた人たちは真剣に議論をし、自らの思いの丈を表白したのだとは思います。しかし、その人が言うには、このような教団内部のスタンスの違いは、端から眺めると、同じにしか見えないのではないかというのです。それをわたしなりに理解すれば、現在の日本の政党政治において、大局的には保守とリベラルの二項対立図式などはもはやなく、同工異曲を奏でているようにしか感じられないのと同じように、教団内部の議論も異曲同工にしか聴こえなくなってしまっているということです。

    続きはこちらから
    https://uccj.org/kobeya 

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #キリスト教の小部屋 #ガザ #ルカによる福音書 #キリスト
    #宗利淳一 #宗利淳一デザイン
  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年11月は『沈む者に伸びる御手』のタイトルで、神奈川教会の兼清啓司先生からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://youtu.be/LcHAGbb_H90?si=1Btf6rb8cshSOOky<br>https://uccj.org/message/49970.html<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #マタイによる福音書
    YouTube更新しました。
    毎月お届けしている「今月のメッセージ」
    2024年11月は『沈む者に伸びる御手』のタイトルで、神奈川教会の兼清啓司先生からのメッセージをお届けしています。
    YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。
    https://youtu.be/LcHAGbb_H90?si=1Btf6rb8cshSOOky
    https://uccj.org/message/49970.html

    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #マタイによる福音書
  • 10月22日〜25日、能登半島地震ボランティアを派遣しました。<br><br>今回は兵庫教区、奥羽教区からそれぞれ<br>2名の参加者が与えられ<br>自然災害支援のご経験のある先生もおられたことから作業も順調に進み、また教区をこえた祈りによるよい交流の時となりました。<br><br>日本基督教団は引き続きボランティアを募集しています。詳細は教団ホームページよりご覧ください📢<br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #能登半島地震 #ボランティア #輪島教会 #能登 #能登半島 #能登半島ボランティア
    10月22日〜25日、能登半島地震ボランティアを派遣しました。

    今回は兵庫教区、奥羽教区からそれぞれ
    2名の参加者が与えられ
    自然災害支援のご経験のある先生もおられたことから作業も順調に進み、また教区をこえた祈りによるよい交流の時となりました。

    日本基督教団は引き続きボランティアを募集しています。詳細は教団ホームページよりご覧ください📢
    #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #能登半島地震 #ボランティア #輪島教会 #能登 #能登半島 #能登半島ボランティア
  • 10/18、台湾基督長老教会(PCT)議長、総幹事とエキュメニカル幹事が教団事務局をご訪問されました。<br>両教会の喜びや課題を共有する時となりました。<br>#日本基督教団 #教会 #uccj #台湾基督長老教会 #PCT
    10/18、台湾基督長老教会(PCT)議長、総幹事とエキュメニカル幹事が教団事務局をご訪問されました。
    両教会の喜びや課題を共有する時となりました。
    #日本基督教団 #教会 #uccj #台湾基督長老教会 #PCT
  • 困窮するひとりの命を<br><br>――古の預言者はガザに遣わされる――<br><br>24 すると、彼〔=イエス〕は言った、「アーメン、わたしはあなたたちに 言う、自分の故郷で受け入れられる預言者はひとりもいない 25 そこで、ま ことにわたしはあなたたちに言う、多くのやもめたちがエリヤの日々にイ スラエルにいた。そのとき、天が 3 年 6 ヶ月のあいだ閉じられ、大飢饉が 全地に起こった。26 すると、彼女らの誰のもとにもエリヤは遣わされるこ とはなく、シドン地方のサレプタのひとりのやもめの女性のもとにだけ 〔遣わされた〕。27 また、多くの〔律法に規定された〕皮膚病の者たちが預 言者エリシャの頃にイスラエルにいた。すると、彼らの誰も清められるこ とはなく、シリア人ナアマンだけが〔清められた〕」。28 すると、これらの ことを聞いていた会堂内の全ての者たちは怒りに満たされ、29 そして立ち 上がって、彼〔=イエス〕を町の外に追い出し、自分たちの町が建つ丘陵 の崖に彼を連れて行き、彼を突き落とそうとした。30 だが、彼自身は彼ら のあいだをすり抜けて、歩いて行った。<br><br>(ルカによる福音書 4 章 24−30 節[私訳])<br><br> <br><br> <br><br> 引用したルカ福音書4章24−30節は、イエスがナザレの会堂で公生涯のデビューを飾る物語(4章16−30節)を締め括る場面です。ここに登場するイエスはひときわ煽動的です。いくら故郷のナザレとはいえ、イスラエルにおいて預言者が受け入れられない運命にあるのは昔からの定めであると言うだけでも、古の預言者を大切にする人々は怒り心頭に発しますが、自分を預言者になぞらえ、自分が受け入れられないのも預言者としての宿命であると宣言するイエスに怒髪天を衝くといった雰囲気が伝わってきます。そして、ルカが描くイエスはそこからさらに人々を煽ります。預言者エリヤとエリシャがイスラエルの地にではなく、異邦の地に遣わされた聖書(旧約聖書)の故事をわざわざ引き合いに出し、イスラエルの神が救済するのは、イスラエルの民ではなく、異邦の民なのだと断言しているからです。しかも、イエスはそれをユダヤ教の会堂で言っているのですから、詰め寄られるのも当たり前ですし、崖から突き落とされそうになるほどに、同郷の人たちの気持ちを逆撫でしているのです。<br> この場面を一読すると、公生涯の最初から全開で飛ばすイエスに驚きつつも、どこか飄々とした印象も受けます。取り囲まれて崖から突き落とされそうになっても、人々の間をすり抜けて、――走り去ったのではなく――歩いてどこかに行ってしまったのですから。イエスはどこだ、どこだと探している合間に、ゆっくりと歩いてイエスがいなくなってしまう描写はコントの一場面でもあるかのようです。しかし、イエスはそれから二度と故郷のナザレに戻ることはありませんでした。<br> この物語においてイエスとナザレの人たちを隔てたのは、地縁や民族の枠内で物事を完結させる故郷の人たちとそのような枠組みに囚われることのないイエスとの考え方や生き方の違いだったのですが、このような狭隘な民族主義が排外主義につながっていくことを批判するイエスの姿勢は、自国ファーストに突き進む現代世界をも射抜くものだと言えます(嶺重淑)。さらに、このテクストにおいてイエスは預言者エリヤとエリシャが異邦の困窮するひとりにだけ遣わされたことをとりわけ強調しています。このようにイエスが示す預言者の姿は、イスラエルによるガザの危機がレバノンやイランに広がることによって、世界の関心が原油問題、中東戦争、そして第三次世界大戦の危機に移り、ガザで今も続く惨劇が後ろに追いやられてしまう事態に否を突きつけているように思えるのです。<br> このようなガザの惨状とその状況を生み出し温存し続けてきたのは帝国主義と植民地主義という名のデモーニッシュな力であり、それはポストコロニアルと言われる状況においても、イスラエルによるガザの惨劇が象徴するように、そのデモーニッシュな相貌を露わにして猛り狂っています。確かに、イスラエルとレバノン、そしてイスラエルとイランの戦争を止めなくてはなりませんが、中東の危機を回避するためにも、まずイスラエルとガザの停戦が最優先であることは確かですし、それこそが世界の危機という名のもとに忘れられているガザの困窮するひとりの命を救うことにつながるからです。古の預言者が現代に甦るとすれば、その預言者はガザに遣わされるのではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)<br><br> #日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #キリスト教の小部屋 #ガザ #ルカによる福音書 #キリスト <br>#宗利淳一 #宗利淳一デザイン
    困窮するひとりの命を

    ――古の預言者はガザに遣わされる――

    24 すると、彼〔=イエス〕は言った、「アーメン、わたしはあなたたちに 言う、自分の故郷で受け入れられる預言者はひとりもいない 25 そこで、ま ことにわたしはあなたたちに言う、多くのやもめたちがエリヤの日々にイ スラエルにいた。そのとき、天が 3 年 6 ヶ月のあいだ閉じられ、大飢饉が 全地に起こった。26 すると、彼女らの誰のもとにもエリヤは遣わされるこ とはなく、シドン地方のサレプタのひとりのやもめの女性のもとにだけ 〔遣わされた〕。27 また、多くの〔律法に規定された〕皮膚病の者たちが預 言者エリシャの頃にイスラエルにいた。すると、彼らの誰も清められるこ とはなく、シリア人ナアマンだけが〔清められた〕」。28 すると、これらの ことを聞いていた会堂内の全ての者たちは怒りに満たされ、29 そして立ち 上がって、彼〔=イエス〕を町の外に追い出し、自分たちの町が建つ丘陵 の崖に彼を連れて行き、彼を突き落とそうとした。30 だが、彼自身は彼ら のあいだをすり抜けて、歩いて行った。

    (ルカによる福音書 4 章 24−30 節[私訳])

     



     引用したルカ福音書4章24−30節は、イエスがナザレの会堂で公生涯のデビューを飾る物語(4章16−30節)を締め括る場面です。ここに登場するイエスはひときわ煽動的です。いくら故郷のナザレとはいえ、イスラエルにおいて預言者が受け入れられない運命にあるのは昔からの定めであると言うだけでも、古の預言者を大切にする人々は怒り心頭に発しますが、自分を預言者になぞらえ、自分が受け入れられないのも預言者としての宿命であると宣言するイエスに怒髪天を衝くといった雰囲気が伝わってきます。そして、ルカが描くイエスはそこからさらに人々を煽ります。預言者エリヤとエリシャがイスラエルの地にではなく、異邦の地に遣わされた聖書(旧約聖書)の故事をわざわざ引き合いに出し、イスラエルの神が救済するのは、イスラエルの民ではなく、異邦の民なのだと断言しているからです。しかも、イエスはそれをユダヤ教の会堂で言っているのですから、詰め寄られるのも当たり前ですし、崖から突き落とされそうになるほどに、同郷の人たちの気持ちを逆撫でしているのです。
     この場面を一読すると、公生涯の最初から全開で飛ばすイエスに驚きつつも、どこか飄々とした印象も受けます。取り囲まれて崖から突き落とされそうになっても、人々の間をすり抜けて、――走り去ったのではなく――歩いてどこかに行ってしまったのですから。イエスはどこだ、どこだと探している合間に、ゆっくりと歩いてイエスがいなくなってしまう描写はコントの一場面でもあるかのようです。しかし、イエスはそれから二度と故郷のナザレに戻ることはありませんでした。
     この物語においてイエスとナザレの人たちを隔てたのは、地縁や民族の枠内で物事を完結させる故郷の人たちとそのような枠組みに囚われることのないイエスとの考え方や生き方の違いだったのですが、このような狭隘な民族主義が排外主義につながっていくことを批判するイエスの姿勢は、自国ファーストに突き進む現代世界をも射抜くものだと言えます(嶺重淑)。さらに、このテクストにおいてイエスは預言者エリヤとエリシャが異邦の困窮するひとりにだけ遣わされたことをとりわけ強調しています。このようにイエスが示す預言者の姿は、イスラエルによるガザの危機がレバノンやイランに広がることによって、世界の関心が原油問題、中東戦争、そして第三次世界大戦の危機に移り、ガザで今も続く惨劇が後ろに追いやられてしまう事態に否を突きつけているように思えるのです。
     このようなガザの惨状とその状況を生み出し温存し続けてきたのは帝国主義と植民地主義という名のデモーニッシュな力であり、それはポストコロニアルと言われる状況においても、イスラエルによるガザの惨劇が象徴するように、そのデモーニッシュな相貌を露わにして猛り狂っています。確かに、イスラエルとレバノン、そしてイスラエルとイランの戦争を止めなくてはなりませんが、中東の危機を回避するためにも、まずイスラエルとガザの停戦が最優先であることは確かですし、それこそが世界の危機という名のもとに忘れられているガザの困窮するひとりの命を救うことにつながるからです。古の預言者が現代に甦るとすれば、その預言者はガザに遣わされるのではないでしょうか。(小林昭博/酪農学園大学教授・宗教主任)

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  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年10月は『それぞれの役目』のタイトルで、沖縄、うふざと伝道所の島しづ子先生からのメッセージをお届けしています。<br>島しづ子先生は、70歳を過ぎて船舶免許を取得し、抗議船の船長となりました。<br>辺野古新基地建設に反対し、身体をはって平和の福音を伝える島先生のメッセージを是非、聞いてください。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://youtu.be/UoD4MdZNQMc<br>https://uccj.org/message/49737.html<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #うふざと伝道所
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  • 9月11日-14日、能登半島地震ボランティアを派遣しました。今回は北陸学院との協働でワークが行われました。<br><br>日本基督教団は引き続きボランティアを募集しています。<br>10月11日(金)16時-12日(土)の日程は中部教区と北陸学院と一緒に、輪島にて浸水した家屋の泥のかき出し作業を予定しています。<br>他の日程も合わせて、詳細は教団ホームページよりご覧ください📢<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #能登半島地震 #ボランティア #輪島教会 #能登 #能登半島 #能登半島ボランティア
    9月11日-14日、能登半島地震ボランティアを派遣しました。今回は北陸学院との協働でワークが行われました。

    日本基督教団は引き続きボランティアを募集しています。
    10月11日(金)16時-12日(土)の日程は中部教区と北陸学院と一緒に、輪島にて浸水した家屋の泥のかき出し作業を予定しています。
    他の日程も合わせて、詳細は教団ホームページよりご覧ください📢

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  • 9月16日に在日大韓基督教会と日本基督教団の協約締結40周年記念集会が行われました。<br><br>記念礼拝から始まり両教会の発題、次世代発題など。<br>これまでの歴史や関係を振り返りながら、今後についても話し合われる機会となりました🌟<br>会場のKCCJ大阪教会の教会員さんが点心をたくさん準備してくださり、お腹も満たされた会になったようです😋<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #教会#在日大韓基督教会 #kccj
    9月16日に在日大韓基督教会と日本基督教団の協約締結40周年記念集会が行われました。

    記念礼拝から始まり両教会の発題、次世代発題など。
    これまでの歴史や関係を振り返りながら、今後についても話し合われる機会となりました🌟
    会場のKCCJ大阪教会の教会員さんが点心をたくさん準備してくださり、お腹も満たされた会になったようです😋

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  • ☕︎『信徒の友』創刊60年記念マグカップ☕︎<br>日本キリスト教団出版局では月刊誌『信徒の友』創刊60年を記念してマグカップを製作しました☺️<br>ご希望の方は9月27日(金)まで限定で受け付けますので、ご連絡ください。<br><br>価格:1500円/個(送料込)<br>サイズ:高さ約9.3cm カップ直径約8cm<br>連絡先:somu-b⭐︎uccj org(⭐︎を@に変えてください)<br>必ず個数とご住所をご明記の上、お申し込みください。<br><br>#日本基督教団 #信徒の友 #日本キリスト教団 #日本キリスト教団出版局
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  • 日本キリスト教団は、引き続き能登半島地震支援ボランティアを募集しています。<br><br>肉体労働だけでなく、街に彩りを添えるべくお花🌼を植える作業も予定しています。<br>体力に不安があるかたも、ぜひご相談・ご検討ください。<br><br>【10月・11月日程】<br>・10月8日(火)〜11日(金)  <br>・10月11日(金)〜12日(土)<br>・10月22日(火)〜25日(金) <br><br>詳細はHPよりご確認ください。<br>https://uccj.org/news/49342.html<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #能登半島地震 #ボランティア #輪島教会 #能登 #能登半島 #能登半島ボランティア
    日本キリスト教団は、引き続き能登半島地震支援ボランティアを募集しています。

    肉体労働だけでなく、街に彩りを添えるべくお花🌼を植える作業も予定しています。
    体力に不安があるかたも、ぜひご相談・ご検討ください。

    【10月・11月日程】
    ・10月8日(火)〜11日(金)  
    ・10月11日(金)〜12日(土)
    ・10月22日(火)〜25日(金) 

    詳細はHPよりご確認ください。
    https://uccj.org/news/49342.html

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  • 犬は笑うか 猫は笑うか<br>ニヤリと笑うのは図書館で保護した「としお」くん。<br>神様がくれた猫。としおくん。<br>おててがキュート。<br><br>笑っているわんちゃん、にゃんこちゃんの写真、まだまだ募集しています。<br>somu-b⭐︎uccj.org<br>※⭐︎を@に変えてください<br><br>#日本基督教団 #信徒の友 #日本キリスト教団 #猫は笑うか #犬は笑うか #猫 #教会猫 #ねこ#日本キリスト教団出版局
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  • 8月26日〜29日、第二次ボランティア派遣報告。輪島教会の牧師館片付けや信徒宅の片付け作業を行いました。<br><br>引き続きボランティアを募集しております!<br>肉体労働だけでなく、街に彩りを添えるべくお花🌼を植える作業も予定しています。<br>体力に不安があるかたも、ぜひご相談・ご検討ください。<br><br>詳細はHPよりご確認ください。<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #uccj #能登半島地震 #ボランティア #輪島教会 #能登 #能登半島 #能登半島ボランティア
    8月26日〜29日、第二次ボランティア派遣報告。輪島教会の牧師館片付けや信徒宅の片付け作業を行いました。

    引き続きボランティアを募集しております!
    肉体労働だけでなく、街に彩りを添えるべくお花🌼を植える作業も予定しています。
    体力に不安があるかたも、ぜひご相談・ご検討ください。

    詳細はHPよりご確認ください。

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  • YouTube更新しました。<br>毎月お届けしている「今月のメッセージ」<br>2024年9月は『誰がための私たちか』のタイトルで、共愛学園前橋国際大学の古澤健太郎先生からのメッセージをお届けしています。<br>YouTubeはストーリーもしくはプロフィールのリンクツリーからどうぞ。<br>https://youtu.be/CB8JpaFfcDM<br>https://uccj.org/message/49601.html<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #基督教 #キリスト教 #uccj #イエス #キリスト #メッセージ #動画 #説教 #共愛学園前橋国際大学 #マタイによる福音書
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    2024年9月は『誰がための私たちか』のタイトルで、共愛学園前橋国際大学の古澤健太郎先生からのメッセージをお届けしています。
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  • 現代のヘイト問題から歴史認識の問題へ<br>――長血の女と朝鮮人虐殺――<br><br>25さて、12年もの間、血の流出を病んでいるひとりの女がいた。26大勢の医者たちによって散々苦しめられ、自分の持ち物すべてを費やしたが、何の甲斐もないどころか、よりいっそう悪くなってしまったのだが、27彼女はイエスのことを聞いて、群衆に紛れ込み、後ろからその衣に触った。28というのも、「せめてあの男(ひと)の衣にでも触ることができれば、自分は救われる〔=癒される〕だろう」と彼女は〔何度も〕言っていたからである。29するとすぐに、彼女の血の源流が乾き、彼女は悪疾から癒されていることをその身に感じた。30するとすぐに、イエスは自分から力が流れ出たことに気づき、群衆のなかを振り返って〔何度も〕言った、「誰だ、わたしに触ったのは」。31すると、彼の弟子たちが彼に〔何度も〕言った、「あなたは群衆があなたに押し迫っているのを見ていながら、『誰だ、わたしに触ったのは』などと言うのですか」。32しかし、彼は〔何度も〕あたりを見回して、このことをした女(ひと)を見つけようとした。33すると、この女は自分に起こったことを知っていたので、恐ろしくなり、震えながら、進み出て、彼〔の足もとに〕にひれふし、彼にありのままをすべて話した。34すると、彼は彼女に言った、「お嬢さん、あなたの信頼があなたを救った〔=癒した〕のですよ。平安に帰るといいよ。そして、悪疾から〔癒されたまま〕元気でいるんだよ」。<br><br>(マルコによる福音書5章25−34節[私訳])<br><br> <br><br>――――――――――<br><br> 担当者から2024年9月のテーマを関東大震災時の朝鮮人等の虐殺の問題にするとの連絡を受け、その説明には朝鮮人虐殺がガザの虐殺の状況と同じ生々しいグロテスクな現実であることが記され、その最後に聖書箇所として長血の女のテクストの前半部が指定されていました。原稿に取りかかろうとした矢先に、高熱に見舞われ、数日寝込んでも熱が下がらず、病院に行って検査を受けた結果、新型コロナウイルスに初感染していたことが分かりました。高熱のせいもあってか、長血の女の物語と朝鮮人虐殺がどう結びつくのかが判然とせず、夢現つの状態で漸くそのつながりを了解したしたつもりで原稿を書き始めたのですが、熱にうなされてイミフな文章を書いている説もあることを予めお断りしておきます。<br><br>――――――――――<br><br> 冒頭に引用したのは「長血の女」のテクストです。「長血」とは女性の不正出血(不正子宮出血)を表しますが、経血を含めた女性の出血を不浄とする律法の――差別的な――規定によって(レビ記15章19−30節)、この女性は12年もの間、「穢れ」のラベルを貼られ、社会から隔離され、不当な差別と抑圧に喘いできたのです。彼女は身体的・精神的・宗教的・社会的・経済的・家族的・性的などのあらゆる次元で自分を苦しめてきた悪疾から救われたいと渇仰し、イエスの衣に触れたのです。しかし、これはその時代においては暴挙でしかありません。人混みに紛れてイエスの衣に触れるということは、不特定多数の人たちに彼女の「穢れ」を移してしまうタブーを冒すことにほかならなかったからです。もし知り合いに顔を見られてしまったら、あるいは彼女が長血であることがバレてしまったとすれば、リンチに遭って殺されるかもしれない・・・。まさに彼女は命賭けでイエスに触れたのです。<br>続<br><br>続きは教団ホームページからご覧ください。<br>https://uccj.org/kobeya<br><br>#日本基督教団 #日本キリスト教団 #キリスト教の小部屋 #小林昭博 #マルコによる福音書 #ヘイト問題 #穢れ #長血の女 #朝鮮人虐殺 #歴史認識 #uccj #宗利淳一 #宗利淳一デザイン
    現代のヘイト問題から歴史認識の問題へ
    ――長血の女と朝鮮人虐殺――

    25さて、12年もの間、血の流出を病んでいるひとりの女がいた。26大勢の医者たちによって散々苦しめられ、自分の持ち物すべてを費やしたが、何の甲斐もないどころか、よりいっそう悪くなってしまったのだが、27彼女はイエスのことを聞いて、群衆に紛れ込み、後ろからその衣に触った。28というのも、「せめてあの男(ひと)の衣にでも触ることができれば、自分は救われる〔=癒される〕だろう」と彼女は〔何度も〕言っていたからである。29するとすぐに、彼女の血の源流が乾き、彼女は悪疾から癒されていることをその身に感じた。30するとすぐに、イエスは自分から力が流れ出たことに気づき、群衆のなかを振り返って〔何度も〕言った、「誰だ、わたしに触ったのは」。31すると、彼の弟子たちが彼に〔何度も〕言った、「あなたは群衆があなたに押し迫っているのを見ていながら、『誰だ、わたしに触ったのは』などと言うのですか」。32しかし、彼は〔何度も〕あたりを見回して、このことをした女(ひと)を見つけようとした。33すると、この女は自分に起こったことを知っていたので、恐ろしくなり、震えながら、進み出て、彼〔の足もとに〕にひれふし、彼にありのままをすべて話した。34すると、彼は彼女に言った、「お嬢さん、あなたの信頼があなたを救った〔=癒した〕のですよ。平安に帰るといいよ。そして、悪疾から〔癒されたまま〕元気でいるんだよ」。

    (マルコによる福音書5章25−34節[私訳])



    ――――――――――

     担当者から2024年9月のテーマを関東大震災時の朝鮮人等の虐殺の問題にするとの連絡を受け、その説明には朝鮮人虐殺がガザの虐殺の状況と同じ生々しいグロテスクな現実であることが記され、その最後に聖書箇所として長血の女のテクストの前半部が指定されていました。原稿に取りかかろうとした矢先に、高熱に見舞われ、数日寝込んでも熱が下がらず、病院に行って検査を受けた結果、新型コロナウイルスに初感染していたことが分かりました。高熱のせいもあってか、長血の女の物語と朝鮮人虐殺がどう結びつくのかが判然とせず、夢現つの状態で漸くそのつながりを了解したしたつもりで原稿を書き始めたのですが、熱にうなされてイミフな文章を書いている説もあることを予めお断りしておきます。

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     冒頭に引用したのは「長血の女」のテクストです。「長血」とは女性の不正出血(不正子宮出血)を表しますが、経血を含めた女性の出血を不浄とする律法の――差別的な――規定によって(レビ記15章19−30節)、この女性は12年もの間、「穢れ」のラベルを貼られ、社会から隔離され、不当な差別と抑圧に喘いできたのです。彼女は身体的・精神的・宗教的・社会的・経済的・家族的・性的などのあらゆる次元で自分を苦しめてきた悪疾から救われたいと渇仰し、イエスの衣に触れたのです。しかし、これはその時代においては暴挙でしかありません。人混みに紛れてイエスの衣に触れるということは、不特定多数の人たちに彼女の「穢れ」を移してしまうタブーを冒すことにほかならなかったからです。もし知り合いに顔を見られてしまったら、あるいは彼女が長血であることがバレてしまったとすれば、リンチに遭って殺されるかもしれない・・・。まさに彼女は命賭けでイエスに触れたのです。


    続きは教団ホームページからご覧ください。
    https://uccj.org/kobeya

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