谷口 章氏(和歌山新生教会主任担任教師)
一月八日、逝去。五七歳。和歌山県に生まれる。一九八三年受允後、奈良教会に赴任。その後、九四年から和歌山新生教会牧師を務めた。遺族は妻の幾久美さん。
石井秀子氏(隠退教師)
二月十八日、逝去。九七歳。静岡県に生まれる。一九三七年救世軍士官学校卒業後、何れも救世軍下関、大牟田、佐世保、小樽、水戸、上福島、大牟田有明各教会を牧会し、七三年隠退した。遺族は息の信満さん。
◎日時/2008年8月13日(水)~15日(金)
◎場所/神奈川県立芦ノ湖キャンプ村
◎テーマ/「神の恵みの善い管理者として」
(ペトロの手紙一 4章10節)
◎目的/1、共に神を礼拝・賛美する
2、聖書・黙想を通じて神と出会う
3、共同生活を通じて他者と出会う
◎主催/全国教会婦人会連合青年交流実行委員会
◎人数/20名(10代~20代の青年男女)
◎締め切り/5月末日
◎費用/申込金3,000円(返却不可)、
参加費9,000円(宿泊費、食事代を含む)
※詳細は全国教会婦人会連合事務局へお願いします。
神代真砂実
「教団新報」四六四四号に掲載された後宮敬爾氏の「力による一致では悲しすぎる」という文章について、特に『リマ文書』をめぐる部分が不正確なので一言したい。文章の後半部分に含まれる教憲・教規やドイツの教会(EKD)の性格の不正確な理解にも実は大いに問題を感じているのであるが、ここでは『リマ文書』の件に絞って書く。
さて、問題なのは『リマ文書』から未受洗者の陪餐を肯定する議論を氏が引き出しているという点である。
この問題点そのものをまず明らかにしておこう。氏の文章の四段落目を以下にそのまま引用してみる。
「そしてその作業の中で『陪餐資格』が課題となり、具体的には『知的ハンディを持つ人の陪餐』『幼児洗礼者の陪餐』『子どもの陪餐』『未受洗者の陪餐』などがあげられたのだ。そして、その応答として世界レベルで様々な教会で様々なあり方の『開かれた聖餐』への試行がなされているのである」。……
四月三日~四日に第35総会期第五回宣教研究所委員会が開催された。この中で二つの重要な議題を中心に報告を行う。
一、宣教基本方策及び宣教基礎理論に関して以下の二つの理由により新しいものを策定する必要性を確認した。①一九六一年の宣教基本方策及び一九六三年の宣教基礎理論は既に五十年近くを経ており、新しいものを必要とする時期である。②教団の教勢低下が著しい中にあって、宣教の立て直しに資する内容が求められる。委員会としては新しい宣教基礎理論を作成することに精力的に取り組む所存である。
二、一九九〇年に宣教研究所委員会が出した「陪餐問題に関する資料ガイド」の問題点について検討を行った。この「ガイド」は、リマ文書に対する応答文書である Churches respond to BEM (Official
responses to the "Baptism, Eucharist and Ministr……
相良昌彦宣教師派遣式が三月十八日木下宣世世界宣教委員会委員長の司式、説教により、奥羽キリスト教センターで執り行なわれた。
相良氏は米国ニューヨーク郊外、スカースデルのユニオン日本語教会へ浅田容子宣教師の後任として、四月一日付けで赴任する。相良氏は、ニューヨークの日米合同教会でアシスタントをしながらニュージャージー州ドルー神学校を卒業、駒場エデン教会、八戸柏崎教会で牧会を経験した。
ユニオン日本語教会は教会員が約二〇名。バブル経済の崩壊、九・一一同時多発テロなどの影響により地域の日本人は激減した。しかし、ニューヨーク地域での日本人伝道の重要性と必要性を認めて、宣教師招聘を決議した。
相良氏はユニオン日本語教会の牧会と日本人特別牧会(Special Ministry to the Japanese、以下SMJ)のディレクターを兼任する予定である。SMJはニューヨーク地域の日本人への牧会、……
《台湾基督長老教会の青年と日本基督教団の青年との交流会》
◎テーマ/「主にあって共に歩む」(「在基督牽手同行」)
◎日 時/2008年7月31日~8月8日
◎場 所/主な場所は、東京の韓国Y・神戸の六甲Y
◎応募条件/
1.募集人数7名(7名を超える場合は教団教育委員会で選考させていただきます)。
2. 18歳以上で教会の礼拝に出席している青年(求道者でも可)。
3.所属教会の牧師の推薦状のある方
4.全日程参加できる方
◎参加費/1万円(交通費、全額補助)
◎募集締め切り日/2008年5月10日
申し込み希望者は日本基督教団教育委員会まで、封書で牧師の推薦状を添えて申し込んでください。
◎宛 先/〒169-0051
東京都新宿区西早稲田2丁目3-18
◎連絡先/℡03-3320-0544 (教育委員会)
Mail Address nomura-sec@ucc……
◎日 時/2008年6月17日(火)~18日(水)
◎場 所/戸山サンライズ(東京都新宿区)
交流会のための資金が必要です。
皆さんの温かい献金をお待ちしています。
◎ホームページアドレス
http://sky.geocities.jp/uccjshogai/
◎振替番号/00140-9-145275
◎加入者名/日本基督教団
*振替用紙の通信欄に「障がい」と明記して下さい。
第35総会期第五回教育委員会が三月四日(火)、五日(水)の両日、高知黒潮ホテルを会場にして開催された。岸憲秀委員長から「ユースミッション2008」については、主題が「主にあって共に歩む」に決定したことが報告された。
後半の関西での日程及びプログラムが確認され、実行委員会に新たにネイサン・ブラウネル宣教師が加わることが報告された。
「教会学校応援セット」には四教会・伝道所から応募があり、その応答は担当者、書記、委員長に一任された。どのようにアピールするかが今後の課題である。
協議では三月三日(月)、四日(火)に南国教会と香美教会を会場にして行われた「教会教育セミナー」と「教区担当者会」の反省を行った。「教会教育セミナー」は今回が初めての開催であったが、参加者六一名中、高知分区から十一教会三七名の参加者が与えられたことは感謝であった。ほとんどは教会学校教師であったが、講演に「励まされた」……
教団教育委員会主催の教区教育担当者会が、三月三日~四日、四国教区高知分区の南国教会及び香美教会を会場にして開かれた。
この会は二年ごとに開催されてきたが、今回は神奈川、京都、沖縄以外の十四教区から各担当者が参加、計二三名が参加した。
岸憲秀教育委員長は開会礼拝における説教で、今日の教会教育が直面している危機と今回高知で会を開催できる意義深さを語った。
まず「現地教区からの報告」と題した発題講演が近永教会(南予分区)の芦名弘道牧師よりなされた。
講演の中で芦名牧師は、二三年にわたる近永教会での牧会を段階的に振り返り、教勢の低迷に苦しんできたことを率直に語った。
赴任当初は大人と子ども共に二〇名であった礼拝出席者数が次第に減少し、十五年目には教会学校生徒が牧師の子女と教会員の娘二人だけに。そして二〇年目には出席者ゼロを経験する。
その経験を通しようやく牧師としての意識の問い直しと教……
今総会期の教育委員会では、当初より、教会に仕える、或いは、各個の教会にとって、少しでも益になる教育委員会でありたいと願っていた。教会学校応援グッズや表彰のあり方も、その視点で検討してきた。
今回、そのひとつの働きとして、教会教育セミナーを主催した。これは、全国様々な地域で熱心に教会教育に励んでいる奉仕者と共に、その働きのために祈り、学ぶための企画であり、いわば、出張セミナーである。南国土佐の伝道困難な諸教会で、キリストの証し人として励まれる皆さんとセミナーを共に出来たことがこの上ない喜びであり、何よりも主催した私どもにとっても大きな励ましとなった。
三月三日夕刻、南国教会を会場として行われたセミナーは、同時開催の教区教育担当者会の参加者を含めて六〇名が集まった。遠く伊予からも車を走らせてくださった。講師の平田和子氏(吐田郷教会キリスト教教育主事・教団教育委員)はキリスト教教育主事として……