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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4715号】懸案の救援対策基金設置を議決

2011年1月19日
  本常議員会の最後に、議長提案による議事第23号「救援対策基金設置に関する件」が上程された。 提案理由として議案書には3点が記された。①大規模自然災害に対し、その都度救援金を募ってきたが、災害の頻発する中で、教団として速やかに救援体制を作る必要が求められている。②第35回教団総会で兵庫教区総会より提案され、可決された第37号議案「いのちと暮らし、生存を脅かす自然災害の発生に備える件」の内容を早期の実行に移したい。③従来の「教団事務局規定細則第3条から5条」と並行して「救援対策基金に関する運用規定」を設置し、災害発生時の救援の初動にさらに対応できるよう取り組む。 さらに補足説明として内藤留幸総幹事より、上述の内容に加え、本議案が「阪神淡路大震災救援資金(第2次募金)」残金使途に関わる提案であることから、その返金に関する兵庫教区との対応の経緯についても説明された。……

【4715号】伝道方策検討委員会設置を決議

  閉塞打開へ具体的方策提言 常議員会への委託となった第37回教団総会議案37号「伝道方策検討委員会を設置する件」が、常議員会議事第22号として上程された。 提案者は、総会と同じく鈴木功男常議員。「教勢の長期低迷傾向にある中で、日本基督教団として伝道について検討し、当面の具体的な方策を提言するため、伝道方策検討委員会を設置する」が、議案の内容であり、下記(抜粋)のように提案理由が述べられた。 また、客観的説得力を持つ付録の図表「日本基督教団教勢資料」「数字で見る日本基督教団の姿・受洗統計、財務統計」によって、教勢の厳しい現状と、近未来予測が語られた。 提案理由1では、次のように非常に厳しい言葉で、切羽詰まった現況の打破が訴えられた。 いわゆる教団紛争で「伝道」が死語とされ、教団は「荒野の40年」を歩むこととなった。その結果、受洗者は減り、財務を……

【4715号】新春メッセージ

  使徒言行録19章18~20節 主の言葉が勢いよく広まる 石橋秀雄 驚くほどの恵みの中で 昨年12月16日映画配給会社プレシディオからDVDと原稿依頼が送られてきた。DVDには「アメイジング・グレイス」(2006年イギリス映画)とあり、マスコミ用資料としてジョン・ニュートンについて書いて欲しいとのことであった。 アメイジング・グレイスが今年3月に全国の映画会社から公開される。 この映画の主人公は「奴隷貿易禁止法案」を成立させるために信仰をもって闘ったウイリアム・ウィルバーホースである。この闘いをジョン・ニュートン牧師が支える。ニュートンの青年時代は挫折と転落の人生であり、その救いの体験は難波船の中で、必死に祈り、死の危機から救われたことによる。その後、奴隷貿易船の船長になる。 このならず者、償い切れない罪を犯した者を、罪の中に捨てられた……

【4715号】第37総会期第1回常議員会 教規上は存在しない「要求陪席」を廃止

  第37総会期第1回常議員会は、何重もの意味で画期的なものとなった。 先ず、陪席・傍聴者の野次が全くと言って良いほど無かった。いったい何十年ぶりのことなのだろう。次に要求陪席をなくし、教規に合わせて傍聴とした。これは会議制の回復という観点からは些末な変化ではない。何よりも、2日間の会議の大半を直接「伝道そのものを巡る」議論に充てた。しかし一方で、全数連記の投票によって誕生した常議委員会構成を危惧・批判する声は高い。真価が問われるのは今後のことだ。   第37総会期第1回常議員会が、12月20~21日、教団会議室で開催された。 冒頭、第37総会期常議員会の運営についての懇談において、石橋秀雄議長は「伝道する教団への変革を共有したのが第37総会」と述べ「教団に伝道2百年はあるのかという危機感を持たざるを得ない。伝道に熱くなる教団を目指したい」との所信を表明し……

【4713・14号】常議員(教職)プロフィール

2010年12月18日
  (1)誕生年 (2)出身地 (3)出身神学校 (4)牧会歴 (5)趣味 (6)愛唱聖句(聖書箇所)・讃美歌 (7)抱負   大村栄 (1)1954年 (2)東京都新宿区 (3) 東京神学大学 (4)阿佐ヶ谷教会、日下部教会、清水教会、阿佐ヶ谷教会 (5)合唱、ドライブ (6)イザヤ書43章1節 Ⅰ編303番 (7)世界史が東西対立から南北問題へ移行したように、教団も左右対立を超えて教区間格差を是正し、総合的伝道実践の時代にならねば。   岡村恒 (1)1961年 (2)徳島県 (3)東京神学大学 (4)長居伝道所、大阪教会、玉川平安教会、大阪教会 (5)映画鑑賞 (6)ヨハネによる福音書 15章9節(口語訳聖書) Ⅱ編195番 (7……

【4713・14号】荒野の声

▼一昨年だったか、「おもてなし」がブームだった頃に、ふと気付いた。「表なしか、裏ばっかりだ」。勿論、お「もてなし」だから、「裏ばかり」は間違いだが、一端そう考えたら、「おもてなし」がうさんくさく感じられて仕方がなかった。観光とか商売上の「おもてなし」は、実際、裏ばっかりかも知れない。▼「裏表がない」とは、理屈から言ったら、表裏が全く同じ、究極のリバーシブルのことか。全く同じでは、そもそもリバーシブルの意味がない。まん丸の球体ならば、表裏も、上下も、左右も、何もない、だが中心と周辺は残る。いっそ何もなければ、表裏もない。「裏表がない」とは、中身がないことか。▼しっかりと「裏付けを取る」という言い回しも、この頃の流行だ。初動捜査が甘いために冤罪が起こると、指摘される。▼贅沢禁止令が出た江戸時代には、裏地や下着に凝ることが、最高のおしゃれだったと聞く。▼昔、日本海側は、裏日本と言われた。差別的だ……

【4713・14号】消息

  木村従郎氏(松井田教会主任担任教師) 09年2月14日、逝去。73歳。岡山県に生まれる。'60年同志社大学大学院修了、'61年島之内教会に赴任、松井田教会、膳所教会を経て、01年より再び松井田教会を牧会した。遺族は妻・木村登茂江さん。 篠原貞雄氏(隠退教師) 10年6月10日、逝去。86歳。東京都に生まれる。'51年日本聖書神学校を卒業、'52年船橋教会に赴任、'63年より'69年まで岡山博愛会教会を牧会し、02年隠退した。遺族は妻・篠原せつ隠退教師。 石居英一郎氏(隠退教師) 10年10月23日、逝去。92歳。東京都に生まれる。'49年日本基督教神学専門学校を卒業、同年代々木山谷教会に赴任、ペニエル(後の西荒川)伝道所、'56年より設立の西荒川教会を'93年まで牧会し、隠退した。遺族は娘・オズバーン石居のぞみさん。……

【4713・14号】「兵庫県南部大地震記念の日」追悼礼拝

◎日時 2011年1月17日(月)午後6時 ◎場所 日本基督教団 神戸栄光教会 ◎メッセージ 市川 哲牧師(篠山教会) ◎主催・問合せ 兵庫教区 ℡078-856-4127

【4713・14号】社会事業奨励日メッセージ

  現在、日本基督教団が関わる社会福祉事業は大まかに言って、保育所、乳児院、児童養護施設、母子生活支援施設、学童保育、児童家庭支援センター、児童館、地域子育て支援、児童自立援助ホーム、知的障がい児施設、重症心身障がい児施設、情緒障がい児短期治療施設、特別養護老人ホーム、養護老人ホーム、デイサービス、短期入所、グループホーム、小規模多機能居宅介護事業、在宅介護支援、障がい者生活介護施設、障がい者授産施設、障がい者就労継続支援、精神障がい者社会復帰施設、婦人保護施設、救護施設等があります。 これらの施設はこれまで信仰と奉仕精神に満ちた善意の人々によって開設・運営されてきました。少子高齢化が進み、国の福祉に向けられる予算は凍結あるいは緊縮されつつあります。加えて、教会が関わる社会福祉事業においては、心ある運営者・奉仕者が不足する事態になっています。 しかし、わたしたち……

【4713・14号】第37回教団総会議決メモ

  1.第37回日本基督教団総会議事日程承認に関する件  承認 [議案整理] 分割:議案第30号を(1)と(2)に分割 廃棄:議案第30号の(2)、第31号、第41号、第42号 2.教団総会議長選挙に関する件 石橋秀雄201(当選) 後宮敬爾150 青山 実1 岡本知之1 向井希夫0 3.教団総会副議長選挙に関する件 岡本知之200(当選) 後宮敬爾147 佃 真人5黒田道郎2 雲然俊美1張田 眞1 島 耕一0山北宣久0 4.教団総会書記選挙に関する件 議長・副議長の指名による雲然俊美を承認 5.教団総会特別委員選任に関する件    承認 6. 常議員選挙に関する件(全数連記)   可決 (同時上程)38.常議員選挙方法に関する件(半数連記)  否決 [教職] 高橋和人212 藤……
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