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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4793・94号】公告

2014年3月15日
 教師検定委員会では、2015年春季教師検定試験より、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を実施します。  つきましては、左記のように、第1回・第2回認定面接を行います。2015年春季試験以降にCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を7月4日(金)までにご提出いただき、いずれかの面接にご出席ください。なお、面接要領・提出書類用紙については、百円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。 記 ★第1回認定面接 日時 8月5日(火)13時~ 場所 日本キリスト教会館4階小会議室 ★第2回認定面接 日時 9月18日(木)15時~(予定) 場所 大阪クリスチャンセンター  なお、第3回以降の面接については、原則として年2回(春・東京、秋・大阪、いずれも教師検定試験終了後)実施します。その都……

【4793・94号】人ひととき 亀山卓也さん・明美さん 野菜売りの証し人

 亀山卓也さんが初めて教会に行ったのは、中学生の時に父親が牧師という友人にクリスマスの聖歌隊に誘われた時だった。きつねうどんで釣られたことは大きな声では言えないが、それから教会に行く機会はなかった。  もともと八百屋のせがれで今は四国の山野を駆け巡って野菜の仲買を生業としている。四国の野菜や果物がどこで生産されているか熟知している。注文があれば山の頂上であろうと嵐であろうとどこへでも行く。  はじめから今の仕事をしていたわけではない。香川県内の高校、短大で商業科の教師として教鞭をとっていた。今でこそ温和でユーモアたっぷりだが強面で生徒たちをビビらせていたという。今でも当時の生徒たちとの交わりを持っていることから慕われていたことが伺える。  それから家業の八百屋を明美さんと共に継いだ。だが時代の流れに翻弄され倒産した。その日の食べる物にも困るほど逼迫した生活の中で人生を終わ……

【4793・94号】職員の命を守る

 去る2月18日、第38総会期第4回常議員会の第29号議案「教団事務局等の一時移転に関する件」が可決された。この件が此処に至るまでの経緯は、何よりも3年前の2011年3月11日午後2時46分、東京地方にも襲った震度5.5の地震にある。教団三局及び関係団体入居の日本キリスト教会館が1970年献堂当時の建築基準により7階のものが、4階以上には鉄骨が入っていない建物だったことに気づかされたのだ。  更に建物の精査によれば、此処には外階段無し、土地の形状から6階以上への梯子車は入れず、屋上には各階部屋のエアコンのための10トンのガスヒートポンプが設置されているが、これが床に固定されておらず、大地震により、屋上から落下する危険があることも指摘された。以来、JOCS(キリスト教海外医療協力会)、在日本インターボード宣教師社団、キリスト教保育連盟等はいち早くここから退去して他所に移り、この春にはN……

【4792号】伊豆・大島、台風26号報告 フィリピン地震・台風報告

2014年2月22日
フィリピン・ボホール♦ベルトラン小川文子宣教師 相次ぐ災害の中、霊的復興を  神様が一吹きしたら、誰もそれを止めることはできないな」。フィリピン・ボホールでマグニチュード7.2の地震が起きた時、クリスチャンでない友人がもらした感想です。  13年10月15日、地震を経験したことのない人々は恐れ、叫び、高台へと逃げる人、客を降ろして家に帰るバス、工事現場で滑落する人、将棋倒しになって亡くなる子ども、地割れに一瞬にして呑まれた家もありました。  大きなパニックが起こらなかったこと、その日が休日であったことは幸いでした。家や学校や市庁舎が倒壊し、歴史的建造物である古い教会堂はほとんどが全壊か半壊、橋が落ち陸の孤島になったところもありました。  こちらの建物はブロックを積んでセメントで固めてあるだけなので崩れやすく、余震の続く間、外で寝る人がほとんどでした。入院患者が皆病院の……

【4792号】荒野の声

 インフルエンザの流行に注意する旨、幼稚園に連絡が入った。ところがその流行地域の地図を見ると教会、幼稚園の建っている地域だけ色が薄い。注意、警戒の地域となっていない。▼我が園は、毎年、流行の全盛から2、3週間遅れでピークを迎えることが多い。まだ数人の発症だ。卒園式まで1ヶ月以上あるが、流行が重ならないよう願うばかりだ。うちだけはだいじょうぶという訳にはいかない。▼教団という教会の一部でも秩序が壊されてしまっているなら、各個教会がどんなに健全に伝道し教会建設を続けているとしても、健全と思われるこの教会も秩序が壊れてしまっていることを覚えなくてはならない。▼洗礼を授けてくれた牧師が戒規のことを教えてくれた。信徒としてかつて属した教会で執行された戒規のことだった。戒規を受けた教会員が戒規の解かれるまで毎主日の礼拝で会衆席の最前列に座り礼拝を守り続けた姿に教えられた、と言うのである。戒規は悔い改め……

【4792号】▼信仰職制委員会▲教師関連の諮問に答申を行う

 第38総会期第3回信仰職制委員会が、1月20日~21日、委員7名全員の出席により、教団会議室で行われた。  まず大阪教区常置委員会による「免職された教師の教団の名簿での扱いについて」の諮問を取り上げて、以下のように答申をまとめた(諮問本文は省略)。 【答申】  教師が免職された場合、その教師は「教師としての身分を失う」(『教憲教規の解釈に関する答申集』125)わけですから、「教団の名簿」(教規第123条)から抹消されます。したがって「教団の名簿」に登録された状態であるとは言えません。なお、抹消後の事務的取り扱いは事務局にお尋ね下さい。  続いて長崎哲夫総幹事による「任地の有無と准允との関係について」の諮問に対して、以下のように答申をまとめた(諮問省略)。 【答申】  ご指摘の通り、『教憲教規の解釈に関する答申集』91には、「補教師検定試験合格者であって任地がな……

【4792号】▼救援対策本部会議▲支援計画の着実な実行と責任ある報告を確認

 1月21日、38総会期教団救援対策本部第11回(通算第28回)会議を教団会議室にて開催した。  まず、1月21日現在の国内募金総額は6億5359万5436円、海外からの献金は3億6994万8959円(アメリカ合同メソジスト教会海外災害支援部〈UMCOR〉からの支援金を含む)となっていることが報告された。  続いて救援対策室から、台湾における第1回目のこひつじキャンプ実施、救援対策本部会議予算執行状況および今後の計画、被災地支援コンサート計画、本部委員による各教区での報告会開催計画、各センターの現状等が報告された。  また、UMCORからの支援金を感謝をもって受けると共に、支援申請内容に従って計画を着実に実行し、責任をもってその報告をすることの確認、ハートフル遠野の今後の活動のあり方について、さらに、ボランティア活動のあり方と今後の方向性・事故対応について、支援予算案・支……

【4792号】▼教師検定委員会▲春季検定試験、資格審査を実施

 第38総会期第5回教師検定委員会が、1月20日~21日、教団会議室において、委員7名全員の出席によって行われた。  聖書朗読と渡部和使委員長の祈祷をもって委員会は開始された。議題はおもに、2014年春季教師検定試験に関わるものであった。    まず、日程、時間割、会場等の確認がなされたあと、受験志願者70名の資格審査を行った。その結果、2名の書類不備の受験志願者をのぞき、68名の資格が確認された。なお、2名の書類不備の受験志願者は、書類がすべて整い次第、承認することにした。  また、1名の転入志願者について協議し、この春季教師検定試験において正教師としての転入審査を行うことを決定した。  その後、試験当日の委員の責任分担、受験志願者の受験費用援助について協議された。それに続けて、すでにレポート提出試験として課されていた説教、釈義、組織神学論文等の採点を行った。結果は……

【4792号】▼台湾協約委員会▲8月、教会協議会を札幌にて開催

 第38総会期第2回台湾協約委員会が1月22日・23日の両日、教団小会議室において行われた。  田中文宏委員長の開会祈祷の後、会議の冒頭、加藤誠幹事より昨年韓国釜山において行われたWCC総会の報告があった。  世界中より500以上の教派が集うこの総会において、震災後特にその意味を増した世界の教会と日本基督教団の連帯、特にアジアの教会との連帯が必要とされていることを確認した。また台湾基督長老教会(PCT)からは青年が15名派遣され常設のブースを構えており、積極的に海外や教会の働きへと青年を派遣し、トレーニングを行っている姿勢などが報告された。  全てのWCC加盟教会の共通の課題と関心として「宣教」があり、アジアやアフリカにおける宣教の熱の報告を受け、我々も想いを新たにした。  次に、今年3月に仙台において予定されている「東日本大震災国際会議」については、WCC総会場に……

【4792号】《教会中高生・青年大会2014実行委員会》教団主催大会、半世紀ぶりに開催

 1月21日、教会中高生・青年大会2014実行委員会が教団会議室で開催された。委員会開催は今回で5回目となる。  前回、下見を兼ねて大会の会場である御殿場の東山荘で行われた委員会において、準備委員会の中に、スタッフ小委員会、プログラム小委員会、広報小委員会、募金小委員会、総務小委員会という5つの小委員会を設けて具体的に準備を進めることが確認されたのだが、今回の委員会はそれぞれの小委員会の報告から準備の進捗状況を確認することが主な内容となった。  スタッフ小委員会からは、現段階で80人弱の教職、教育主事にスタッフの依頼が済まされていること、また今後、大阪、東京でのスタッフミーティングが開かれること、さらに、必要に応じて他の地域でもミーティングを行いたいとの報告がなされた。  プログラム小委員会からは、大会のプログラムのたたき台が示され、詳細な検討がなされた。特に、中学生、高……
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