★第6回「農」に関する活動者協議会開催/時=6月25日(月)14時~26日11時/所=土沢教会/講演=星野正興氏(松崎教会・南豆教会牧師)発題=田中洋一氏(八郎潟教会員、キリスト教農村伝道推進協議会会長)/農場見学=入江敦氏農場「わらしべ農園」/費用=教区推薦(交通費、宿泊費伝道委員会負担)自主参加(実費自己負担)/オプション=酒勾徹氏のパーマカルチャーによる農場見学/申込・問合せ=教団伝道委員会 TEL03-3202-0544
★日本基督教団年鑑二〇〇七年版の追録を発行いたしました/教団年鑑二〇〇七年版において、ミスが多少あったことについてお詫び申し上げます。そこで、当年鑑の正誤表、今総会期の常議員会及び教務機関欄を内容とする追録を、年鑑をご購入された方々に差し上げます。年鑑を購入された書店、もしくは教団事務局総務部年鑑係 TEL03-3202-0541に直接お申し込みください。
この奨学金は、毎年3月に行われる世界祈祷日の献金から、キリスト教界で女性がその賜物を十分に用いられることを願い、NCC女性委員会が配分するものです。神学を学ぶ女性たちを支援します。
◎申請締切/5月30日
◎申請結果/6月末日、書面にて通知
◎申込・問い合せ/日本キリスト教協議会(NCC)女性委員会
TEL03-3203-0372
台湾・長老教会への青年訪問プログラム(7月28日より8月6日まで)
◎内容/現地教会での礼拝、交わり、文化交流を通した、実生活への信仰の適用
◎自己負担費/現地空港までの往復旅費等
◎締め切り/2007年6月25日(月)
◎問い合せ/世界宣教部
TEL03-3202-0544
海外宣教局の使命の終焉を見る
正木 義道
(カナダ、ノックス合同教会宣教師)
WCCの留学生の身分で渡米したのは一九六六年夏であった。一九六八年カナダに移動して研究中、カナダ合同教会(UCC)の国内伝道局(ホーム・ミッション)からマニトバ日系人合同教会牧師の職を推薦された。UCC の牧師資格を獲得する事を奨め、また教団に「海外宣教協力教師として承認する」手続きをしてくれた。一九七三年、教団との正式な関係が復活した。「日系合同教会協議会」も受け入れてくれた。以来、日本基督教団の海外宣教協力牧師として宣教に携わって今日に至った。
尤も、就任後、教会財政の半分が国内伝道局の補助に依存している事と知り、経済独立の為に宣教を広げ、独立を獲得する。然し、一世の他界が続いて会計が苦しくなり、教会の外に仕事を求める方向で、牧師の職務を果たした。妻の影の奉仕なくして、同じ教会での三〇年の働き……
石黒寅亀氏(隠退教師)
昨年十二月二〇日、逝去。一〇〇歳。高知県に生まれる。一九三一年神戸中央神学校卒業後日本基督教会河北教会に赴任。その後日基福井、岐阜教会、教団室町各教会を牧会し、五一年から五三年まで関東教区教務教師、八九年まで前橋中部教会牧師を務めた。その後二〇〇一年まで石黒学園教務教師として奉職し隠退した。遺族は子の愛隣さん。
坊向よねゑ氏(隠退教師)
三月十一日、逝去。一〇〇歳。兵庫県に生まれる。一九三八年神戸基督伝道館内活水学院卒業。五〇年から二〇〇七年一月まで山手教会牧師を務め隠退した。遺族は子の輝国さん。
望月賢一郎氏(隠退教師)
三月十六日、逝去。七四歳。東京都に生まれる。一九五七年同志社大学大学院修了後洛陽教会に赴任。その後早稲田教会牧師、タイ合同神学校で在外教師を務め、七八年から二〇〇〇年まで恵泉女学園短期大学に奉職、〇六年まで軽井沢追分教会を牧会し……
伝道の言葉、宣教の言葉
髙柳 竜二
以前この教区コラムに「神奈川教区創立四〇周年記念事業として説教集を発行することになった」ことを書いたが、ようやく今年六月の教区総会において配布できる準備ができた。
この四〇年間の歩みは教団の成立の問題、教団信仰告白戦争責任告白、万博キリスト教館出展問題、東京神学大学機動隊導入問題、教師検定・教師養成・教師制度問題などと向き合ってきた。教区内にさまざまな立場があることを率直に認めながらの歩みであったし、今後もそのような歩みが続けられていくことを願う。
何事をするにしても、様々な考
えがあるのだということは、教区内の活動を見れば明らかであり、全員参加で進んでいくものなどない。この説教集も同じである。原稿依頼に応えてくれた教職の数も少ない。しかし、これも教区の現実であるし、別に体裁を取り繕おうとは思わない。伝道か宣教か、数か質かという議論は久しく……
第二回「新潟県中越地震」被災教会会堂等再建支援委員会が四月一〇日教団会議室において開かれた。
(1)事務局報告
◎献金累計額(三月三一日現在)一五七、〇八六、四六五円。このうち、一月二六日報告から増えた金額は一五、三六二、一三一円。二五四件。◎栃尾教会へ消雪パイプ工事費として四九一、四〇〇円を送金した。
(2)関東教区報告
村田元関東教区被災支援センター統括主任から被災五教会の近況と再建の課題について報告を受けた。
①見附教会=移転地の正式取得を昨年十二月に完了(約二五〇〇万円)。会堂・牧師館の図面が出来次第、建築業者の入札選定を行い、今春の着工をめざしている。この四月から柳田剛行牧師の就任を得て、教会員は困難な中にも希望に満ちて再建の道を進んでいる。②栃尾教会=会堂駐車場および牧師館前の消雪設備の補修工事を完了。被災建物等の補修はすべて終了した。③長岡教会=建物等の補修は昨春で……
第34総会期第一回宣教委員会が四月九日~十日、教団会議室で開催された。高橋潤召集者の説教で開会礼拝が守られ、氏はマルコ福音書16章9~18節と哀歌3章1~3節、18~21節より「復活の主は、自分だけが苦しんでいると思って沈み込む者に、共に苦しむ者として出会ってくださる」と説いた。
組織会が行われ、委員長に高橋潤委員、書記に小出望委員を選任した。
上田博子前担当幹事より、前期からの申し送り事項の説明と教務会報告を受け、特に注解書刊行の会計処理について確認し承認した。また06年度の仮決算と予算案の説明を受け承認した。
常設専門委員会と全国教会婦人会連合(自主活動団体)の報告を受けた。
教育委員会の報告では、「キリスト教教育主事の養成と認定は、養成学校の合併でどうなるのか」、「教育基本法の改定に対する取り組について」質問がなされた。「両者とも、宣教委員会でも取り上げるべき」との意見があっ……
第67回北海教区定期総会は、四月三〇日(月)から五月一日(火)まで、札幌教会を会場に行われた。まず、開会礼拝では、高橋眞衣子(余市)、髙塚和彦(江差)の按手礼式と、清水明次(札幌北光)の准允式が執行された。
議事冒頭の議長総括では、特に次の三箇所について盛んな意見のやり取りが行われた。
すなわち、①前年度の教職講座で聖餐をめぐる学びを行ったことに関連して、排他的、対立的に論議するのではなく、さまざまな角度から聖餐を考える場が保障されることが大切であること、②「合同のとらえ直し」に関連して、教団信仰告白再検討の課題がある以上は、教団執行部が信条主義的に教団を一元化しようとすれば、合同教会としての教団形成を断念していると受けとめられかねないこと、③第35回教団総会の議長総括報告で過去四〇年間の教団の歩みを「荒野の四〇年」とし、十二項目からなる問題点を挙げたことと関連して、北海教区は不十分な……
五月三日(木)〜四日(金)、第71回/「合同」後41回京都教区定期総会が行われた。開会礼拝では「チムグリサ(沖縄の言葉で『断腸の思い』に近い言葉)」と題して説教が行われ、聖餐式が執行された。
一日目の選挙において、議長に望月修治氏(大津)が、副議長に井上勇一氏(洛南)が再選された。書記は議長に付託された。
多くの時間を割いて議された「『京都教区宣教基本方策』一部改訂に関する件」では今までの方策に加えて「教会の父権性支配構造を問い直す」、「憲法二十条改悪に反対する」、「各個教会・伝道所の連帯を深め、互助の充実を図る」等が盛り込まれた。「同性愛者差別問題をはじめとする性的少数者差別問題と取り組む」という表記について「今まであった『性同一性障害』の表記がなくなった経緯」について質問がなされ、関係委員から「同性愛者と性同一性障害とが混同される事を避け、区別を明確にする。」という説明がなされた。……