【4640号】閉塞感を打破して

あるキリスト教ジャーナリズムの統計発表によると教勢の低下等に伴う教会の多くが閉塞感を招いていることと、その要因ベスト8を挙げていた。
①信仰の弱体化。②教職の交代と無牧。③社会、環境の影響。④教会の体質の問題。⑤教職の質の問題。⑥高齢化。⑦霊性の低下。⑧社会との遊離、乖離。
さらに閉塞感をもたらす「減少」の現象ベスト6を列挙していた。
①新来者。②青年。③教会学校。④受洗者。⑤礼拝者。⑥献金額。
これらはどこの教会でも共通している問題であろう。「クリスチャン情報ブック二〇〇八」によると全国のプロテスタント教会、伝道所は前年より五九増加し、初めて八千の大台を超えたものの教勢は低下、この減少ベスト6に歯止めがかからないことが報ぜられていた。
わが教団も傾向を同じくしているであろう。しかし、だからといって閉塞感を感ずるというのは別問題だろう。昔から教会は閉塞感を感じる只中で、福音の真理に立ち、聖霊の導きを信じて伝道し教会を形成してきたはずだ。
教団の閉塞感とはむしろ先に挙げた要因ベスト8以外のところにあるように思えてならない。
それは同じ信仰告白と信仰のルールに立たない不一致の横行からもたらされるように思える。
信仰告白、教憲教規に立つ者を頑迷な原理主義者呼ばわりされる状況からくる閉塞感を打破したいのだが。
(教団総会議長 山北宣久)

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