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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4654号】一部再建なる 更に募金の推進を 第5回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会

2008年7月12日
第五回「能登半島地震」被災教会会堂等再建支援委員会(以下、委員会)が、六月三日に、教団会議室で開催された。 委員会は、前回(第四回)委員会記録を確認後、高橋潤中部教区議長及び小宮山剛中部教区能登半島地震被災教会再建委員長より、前回の委員会以降の取組みの報告を受けた。その中で七尾教会牧師館感謝礼拝が行われたこと、中部教区総会で二〇〇八年度の震災支援献金一千八百万円目標を定めるとともに、教区準備金会計から二千万円を教団支援委員会募金へ献金することを決めたこと、また、教区三役及び再建委員長が諸教区総会に出席して支援献金への感謝を述べ、今後の支援をお願いしたこと等の報告があった。 次に教団事務局より五月二八日現在の再建支援募金の状況についての説明及び中部教区へ工事費用の一部三〇、四七六、〇〇〇円を送金したこと、全国諸教会にむけて支援献金を新年度の予算に計上のお願いの葉書を出したこと、支援ニュー……

【4654号】荒野の声

▼「データがないうちに理論づけするのは、大きな間違いだ。事実に合う理論をつくり出すのでなく、無意識のうちに理論に合わせて事実をねじ曲げるようになってしまうからね」…「ボヘミアの醜聞」でのシャーロック・ホームズ。▼全く理解に苦しむ事件が相次いだ。その度に、マスコミで専門家(?)が分かったようなことを言う。「時代の当然なる所産であって、充分に予見できたことだ」。▼かつてある売れっ子心理学者は、当人と一面識もないままに結論めいたことを言うのは無理であって、学者の良心に恥じるとまで言い切り、テレビでコメントするのを止めた。大いに感心したが、この度は彼女も登場し、本人と一面識もない筈なのに、何のデータもない筈なのに、断定的にものを言っていた。▼菜園が思うようにならない。これこそ、データに基づいて確立された理論もある。しかし、天候、苗や種の個性、とても理屈通りには運ばない。仕方がない。天候も作物も生き……

【4654号】部落の完全解放を願い 第10回部落解放全国会議

全国から二〇〇名を超える参加者 第10回部落解放全国会議を二〇〇八年六月九日(月)〜十一日(水)に東中国教区で開催する事ができました。神様の導きを感謝します。また、全国の部落解放センターを支えてくださる皆様に感謝します。 第10回目の全国会議は二〇〇六年六月に兵庫教区にて開催の予定でした。その準備段階で部落解放センターは兵庫教区の関係者から、「活動の有り様(ありよう)に関わる問い」を受けました。それは部落解放センターが、今どこに向かって歩んでいるのかという問いであり、「部落解放方針」に「他の差別と連帯していく」とあるにも関わらず、なされてないとの批判でありました。この事は初めて問いかけられた事ではありません。それまでにも問いかけられており、部落解放センター活動委員会にて協議を重ねておりました。改めて問いかけを受け、協議いたしました。何度も協議を重ねた後、「部落差別がなくなりますよう……

【4653号】教区の多様性・・・

2008年6月28日
六月二一日の神奈川教区を除いて、その他の教区総会が終了した。 私も問安使として幾つかの教区を廻らせて戴いた感想として、二~三年前のコラムに書いたことであるが、その時以上のことを感じざるを得なかった。 例えば、分科会方式をとる教区もあれば、全議案を全員で審議する教区もあり、これらは議事運営の多様性として理解できる。 しかし、准允式や按手礼式の違いは、果たして多様性と言えるのだろうか。 具体的には、誓約時に、式文中の「…信仰告白、教憲・教規に従い(補教師)」、「…教会の規範とに従って(正教師)」を省くのである。 つまり、A教区では、「教憲・教規や規範に従う」と誓って教師の出発をし、B教区では、そういう誓約もなく歩み始めるのである。 勿論、現式文がこの文面通りに使用しなければならないわけではないことは承知している。 さらに、按手の時に「教師は前に」と告げて、按手を実施した教区もあっ……

【4653号】人ひととき 白井キヨ子さん

母の信仰を胸に 「突然警察署から警官があらわれた。その頃風説には各教会(ホーリネス)へ入り込んで取りしらべられているときいた。秩父教会へも取りしらべがあるものだと皆心がまえをしているものの、はたして誰にくるかわらない。最早目の前に来て一矢がこちらに向かっている。明朝午前八時に秩父警察署に出頭するように言い残して帰って行った。当時(一九四〇年)七月七日」と、今は亡き母の遺稿を読み上げるご婦人の姿に出会った。 第二次大戦下、日本基督教団の六部九部が厳しい弾圧を教職も信徒も受けたことは旧知の通りである。しかし、その弾圧をお聞きする機会は、なかなか無い。しかも戦後六十数年という時間が重くのしかかるが、絶対に風化させてはならない。 遺稿を読み上げる白井キヨ子姉が弾圧を受けた際は、青年期であり、遺稿に記される母の信仰を見て成長された。激動の時代であったが、日曜学校でさんびかやクリスマスの劇が……

【4653号】第41回伊豆諸島連合修養会

五月二〇日~二一日、東京の「高尾の森わくわくビレッジ」で、第四一回伊豆諸島連合修養会が開催された。台風四号の北上で影響が懸念されたが、当日朝には風雨も収まり、東京教区各支区から六〇名(その内伊豆諸島からの参加は九名)が集まって予定通り開催することができた。 今回は講師に四国から小島誠志牧師をお迎えして、「神の言によって生きる-生活の中に働く御言」をテーマに、まず開会の講演を聴いた。 小島牧師は、マタイ10章1~23節をテキストに、「終末に向かって生きること、それが伝道である」と、終末を生きるキリスト者の有り様について語られ、「礼拝する者が伝道する者」「伝道の場はまず生活の場。そこで、弱さをもった自分が何に支えられて生きているかを示していく。それが証し、伝道」「時間ができたら、十分に学び準備ができたら伝道しようでは、いつまで経ってもできない。今あるままの姿でよい。必要なものは神が備えてく……

【4653号】宣教師からの声

祈りに支えられて グドルン・シェーア (ジャーマン・ミッドナイト・ミッション《MBK》からの派遣宣教師) 「あなたは行って、神の国を言い広めなさい」(ルカによる福音書9章60節)と、この主イエスのみ言葉に押し出されて二三年程前に来日致しました。 ドイツのミッドナイト・ミッション(MBK)より派遣され、二年間「日本語」との格闘生活をし、その後千葉県富津市の社会福祉法人ミッドナイト・ミッション望み会にて婦人保護施設で不幸な女性たちの更生、伝道のために働きました。今でも当施設のチャプレンとして勤め、聖書研究会、受洗準備講座や洗礼式を執り行っています。 一九九三年不思議な神の導きによりまして、西千葉教会に招聘され、現在に至るまで宣教・牧会活動に従事しております。 招聘にあたりまして主任牧師の木下宣世先生に二つのことを課せられました。その一つは、西千葉教会でドイツにあるようなゲマ……

【4653号】訂正

四六五二号二面西東京教区欄、常置委員選挙結果氏名「川村博氏」を「河村博氏」、にお詫びして訂正いたします。

【4653号】消息

有田 實氏(隠退教師) 二月一日、逝去。九四歳。鳥取県に生まれる。一九四〇年同志社大学神学科卒業後、めぐみ教会に赴任。その後、髙梁、吉備、用瀬、湖山、智頭、鳥取西部、各教会を牧会し、六六年から七八年まで湖山教会を牧会し、九八年隠退した。 遺族は、息の斉さん。 市川恭二氏(隠退教師) 五月三日、逝去。九九歳。北海道に生まれる。一九四〇年同志社大学神学科卒業後、洛陽教会に赴任し、岡本教会を牧会。四六年から九〇年まで大阪教会を牧会し、七二年から八四年まで羽曵が丘教会を兼牧、九〇年隠退した。遺族は息の忠彦さん。

【4653号】三国間協議会2010年11月開催へ 第3回スイス協約・韓国協約合同委員会

第35総会期第三回スイス協約委員会と韓国協約委員会の合同委員会が、両委員会全員出席のもと、五月二二日(木)午後十六時から十七時、教団会議室で行われた。 上田幹事より二月に行われたミッション21アジア部会常任委員会に出席のおりかねて開催を打診されていた、スイス・韓国・日本三国間教会協議会を日本において開催する事をスイス協約および韓国協約委員会において決定したことを報告したところ、開催時期として二〇〇九年秋、もしくは二〇一〇年三月もしくは四月の可能性を打診された事等が報告された。 それを受けて、両委員会で検討した結果、準備に充分な期間が必要な点なども考慮し、三国間協議会の開催時期を二〇一〇年十一月十日(水)から十五日(月)とし、うち三日間を会議、他を礼拝出席と現地研修等とする事を決定し、関係各方面との交渉に入る事とした。 現在までテーマを「平和」とする事までは仮決定しているが、参加メンバ……
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