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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4702号】養成プログラム改訂を巡り 第2回・3回キリスト教教育主事養成に関する検討委員会

2010年7月17日
第2回委員会が3月23日、教団会議室で開催された。出席者は、木下宣世委員長、向井希夫書記、小林貞夫委員、岡本知之信仰職制委員長、黒田若雄教育委員長と野村和正担当幹事。開会祈祷を木下委員長がささげた。 前回議事録承認の後、2月2日、関西学院大学・聖和キャンパスで持たれた、キリスト教教育主事養成を担っている「聖和」関係者との懇談の報告を木下委員長が行い、内容確認を行った。当委員会としては、「キリスト教教育主事養成プログラムを改定するにあたって-養成校 聖和大学からの提案-」を参考にし改定を進める。 具体的には、養成を担ってきた聖和大学人文学部キリスト教学科の募集停止に伴い、「キリスト教教育主事認定試験規定」第1条③を最初にし、①、②、④の順とする。詳細については、検討する。第1条③における関係学校への問い合わせ、確認については、常議員会で内容が確定した後、教育委員会が行う。受験者には、教会……

【4702号】「若い世代への伝道」を展望 第1回教育委員会と宣教師との懇談会

第1回日本基督教団教育委員会と宣教師との懇談会が5月18日教団会議室において開催された。出席者は、Cesar Santoyo(日比家族センター)、李孟哲(東京台湾教会)、Nathan Brownell、Noaomi Brownell(フェリス女学院)、David W.Reedy(青山学院)の宣教師と、黒田若雄教育委員長、清藤淳、北畠友武、的場恵美子、平田和子、佐藤飛文、山畑謙の各委員、野村和正担当幹事、草深茂雄担当職員。 開会にあたり、黒田委員長より懇談会開催の意図について説明があり「初めての企画なので、それぞれの働きについてと、提言などを話し合う会にしたい」と挨拶があり、始めに、自己紹介の形で各宣教師の派遣に至る経緯や現在の働きについて語られた。 協議として、教育委員会の大きな課題である「若い世代への伝道」について、日常的に若い世代に接している宣教師の立場から、どういう展望をもってい……

【4702号】キリスト教教育主事認定試験合格者2名 第5回教育委員会

  教育委員会の第5回委員会が、5月18日~19日、教団会議室で開催された。 報告事項として、第49回キリスト教教育主事認定試験の結果、2名の受験者を合格とし、教団三役に報告をした件、2011年度以降の教会教育プログラムの案を小委員会で策定した件、宣教師会議への委員長の参加等の報告がなされ、承認された。 この委員会開催中の18日夜、「宣教師との懇談会」が同会議室で開催された。5名の宣教師を迎えてそれぞれの働きと課題の報告を受け、分かち合いの時を持つことができた。 昨年、天候不順のため開催できなかった同会であったが、宣教師と教育委員会との連携が深められるよい機会となった。 協議事項として、まず2009年度クリスマス献金に関して協議し、以下のように決定した。事務局より献金として795万円を献げることができるとの報告がなされ、これを当初より献金先として予定……

【4702号】「信仰の手引き」完成を目指して 第6回・第7回宣教研究所委員会

  5月18日に第36総会期第6回、6月24日に第7回宣教研究所委員会が開催された。現在宣研では任期中の新信仰問答の完成を目指してひと月に1回、鋭意委員会を重ねている。 従来「新信仰問答」と紙面上で報告してきたが、正式名称を「信仰の手引きー日本基督教団信仰告白・十戒・主の祈りを学ぶー」(宣教研究所編)とした。 《目次》 ◎日本基督教団信仰告白 序   命の言葉 第一部 公同の信仰 第二部 神の言葉としての聖書 第三部 わたしたちが受け継いだ三位一体とキリストへの信仰 第四部 わたしたちが受け継いだ選び・義認・聖化についての信仰 第五部 わたしたちが受け継いだ教会についての信仰 第六部 使徒信条 ◎十戒 ◎主の祈り 教会は伝統的に三要文を重んじて信仰を養い、確かなものとしてきた。今回作成を目指してい……

【4702号】第11回 部落解放全国会議開催

  ◆出会えない関係からの解放を求めて 第11回部落解放全国会議は、6月7日から9日にかけて浅草の東京都人権プラザで行われ、のべ215名の参加者を与えられた。 開会礼拝では小島仰太牧師(浅草教会)が説教にあたり、浅草の地での生活困窮者との出会いを痛切に語られた。その後、東谷誠部落解放センター運営委員長による基調報告、東京・西東京教区、部落解放青年ゼミin関東、京都教区の取り組み報告に続いて、浦本誉至史さん(部落解放同盟東京都連合会執行委員)による記念講演があった。浦本さんは大量差別はがき事件の被害者として、事件に遭われていた当時の苦しい胸の内と命がけの闘いを披瀝され、また、事件の裏側に潜む匿名社会、格差社会の問題点等にも触れられた。夕食は浅草駅近くの神谷バーに移動し、交流会として行われた。 2日目は、朝から多磨全生園、品川食肉市場・芝浦と場、台東、墨田、荒……

【4702号】荒野の声

  ▼「ぼくは、ラルクが新しい宗教を信じているのを知っていた。...中略...トーラも新しい宗教を信じていたが、かのじょは、天国だけがあって、ハーデースはこの地上の生活だと信じていた。...中略...それで、トーラは自分をさらけだして、きずつけられたが、それが心のささえにもなっていた。ラルクの宗教は、からだをあたためてくれる、そまつな着物だった。ひつようだと思うときだけ、とてもねっしんに、その宗教を信仰したにすぎない。それがひきちぎれると、ラルクはそれをつくろった。夏になると、ぬぎすててしまい、秋のあらしがびゅーびゅーなりだすまで、これっぽっちも考えなかった。...エリック・C・ホガード『バイキングのハーコン』」。▼話の前後や舞台背景を説明しなくても、多分、理解いただけると思う。ラルクとトーラと、どちらの信仰の姿勢も、一概には否定できない。しかし、春に必要とされても、夏には……

【4702号】教区総会を終えて 内藤留幸

  4月28日~29日の四国教区をかわきりに始まった2010年の各教区総会が6月26日の神奈川教区総会をもって終了した。今年の各教区総会をふりかえって見えてきたいくつかのことについて記してみたい。 ①先ず、第37回教団総会議員が選出され、10月末の教団総会の準備が始まった。ただし沖縄教区は今回も教団総会議員を選出しなかった。それなりの言い分があるのであろうが、厳密に言えばこのことは教規第1条違反であり、非常に残念なことである。また、今回も教団問安使を拒否した教区が二つあり、それは京都教区と沖縄教区であった。教憲6条によれば教区は教団がその教会的機能および教務を遂行するために置いたものであって、教区総会は教団と教区との対話のよい機会として活かしていくべき場である。それを一方的に破棄するのは謹んで欲しい。日本基督教団は主キリストのからだとしての秩序をもつ制度的教会である。……

【4702号】2010年度教区総会報告④ 戒規関連の教団総会提案議案2件可決 神奈川教区

  教区総会終え、不安と望みを抱きつつ教団総会へ   第124回神奈川教区定期総会は、6月26日(土)、清水ヶ丘教会を会場に、開会時で正議員234名中184名が出席し開催された。 会議冒頭、「神奈川教区形成基本方針」の前文と本文、全文が朗読された。准允及び按手志願者の所信表明時には、これに対する姿勢を問う質問があり、一様に評価する返答がなされた。岩﨑隆議長は、「教師試験は不当であるとまでは言えないと認める人は挙手を」と議場に呼びかけ、賛成多数で、准允及び按手の執行が承認された。 山北宣久教団議長による問安使挨拶では、主に戒規・免職、その背景にある聖餐理解について質疑がなされたが、この議論は、議案8・9・10号の審議で白熱した。 教区常置委員会提案の議案第8号...教団総会に「聖餐のあり方について慎重かつ十分に論議する場を教団内に設置する件」を議……

【4701号】教団の教会観は?

2010年7月3日
  最近よく『教団の教会観はどのようなものですか』と質問される。その時私は、教団信仰告白の教会の項の告白文を引用して答えることにしています。そこには『教会は主キリストの体〈からだ〉にして、恵みにより召されたる者の集〈つどひ〉なり。』と教会の本質が告白され、更に『教会は公〈おほやけ〉の礼拝〈れいはい〉を守り、福音を正しく宣べ伝へ、バプテスマと主の晩餐〈ばんさん〉との聖礼典を執り行ひ、愛のわざに励みつつ、主の再び来たりたまふを待ち望む』と教会の使命が告白されています。 ここで告白されている『教会』について簡潔に言い直してみると以下のようになります。 ①教会とはまず神に召された者たちの礼拝共同体(求道者も含めた)です。その礼拝において、主から与えられた公同教会の権能である神の言の説教と洗礼と聖餐が行われます。すなわち聖書が証しする福音が正しく宣べ伝えられるとき『イエス……

【4701号】人ひととき 田﨑光子さん

  キリスト教と保育、ひとつのもの   先日、幼稚園の教師会で、キリスト教・教会との出会いを振り返り、キリスト教保育についての考えを語る機会が与えられた。そこで改めて気づかされたのは、自分にとってキリスト教と保育は分かちがたくしっかりと結びついていることだった。 光子さんがキリスト教に出会ったのは、高校卒業まで一貫して学んでゆくことになるキリスト教学校の幼稚園に入園したことがきっかけである。幼稚園入園を機会に教会学校へも通いはじめた。しかしそもそも、お母さんもカトリックの学校に学び、光子さんと同じ学校に学んだ親戚や、洗礼を受けている親戚もいたので生まれながらにキリスト教から遠いところにいたわけではない。 幼稚園、学校での礼拝、日曜日の教会学校、すべてのことを覚えているのではないが種蒔きの時期であった。高校生になったとき多くの友人たちが通う聖ヶ丘教会に……
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