2月21日~22日、第37総会期第1回社会委員会が開催された。
招集者司式による開会礼拝を行い、礼拝後自己紹介、議事日程を確認した。その後、委員会組織を行い、結果、委員長に釜土達雄、書記に上森俊明を選任した。
続いて担当幹事及び担当職員より(a)業務報告、(b)会計報告、(c)常議員会報告について報告を受け、続いて(d)前期委員会よりの申し送り事項を確認し協議に入った。
主な協議事項は、次の通りである。
今期委員会の方針及び計画は、前期委員会の評価と展望を確認しながら協議を行った。これを踏まえて、社会活動基本方針が取り扱われてきた経緯を踏まえながら丁寧な作業を進めていくこと、社会福祉事業団体との協力をより深めていくこと、救援対策基金設置に関わる社会委員会の位置づけについて、協議を行っていくこととした。基地問題、裁判員制度と死刑制度など、命の問題を課題としていくことも確認された。また、靖国・天皇制問題小委員会が取り扱ってきた、「教会と国家」を信教の自由に関することとして協議を重ねていくこととした。
関係委員会の担当者は、以下の通り選任された。宣教委員会は釜土委員長。日本キリスト教社会事業同盟理事に村上恵理也委員。日本キリスト教保育所同盟理事に森田恭一郎委員。社会通信に芳澤信委員。
社会福祉施設援助金送金先と援助額に関する件について、それぞれの施設からの活動報告を共有し、申請のあった6施設に支援することを決定した。教区からの推薦であるので、送金は教区宛とし、それぞれの施設に届けていただくこととした。尚、この支援は、クリスマス献金を原資としているため、献金額と申請施設数によって、支援額の増減があることを確認した。
第37総会期第2回~第6回の日程が決定した。第2回委員会は大阪にて開催し、医療現場を訪問することとした。第3回委員会は七尾にて開催し、震災復興、幼児教育現場をテーマとしてフィールドワークを行うこととした。
(上森俊明報)