第9回教区活動連帯金検討委員会は6月6日教団会議室において開かれた。
今回は、「伝道資金」がどのように活かされるか、各教区総会などで出された意見を受止めながら、規則の内容について、再度検討を進めることとした。
現在の教区活動連帯金の配分金受入教区からの批判はいくつか伝えられており、その主なものは、配分金が減ることに対する不安によるものであった。
試算によれば、確かに減る教区もある一方で、増える教区もあって、増える教区からの批判は無かった。
これは、計算基準をいかに公平なものにするかによって、変わってくるのであって、公平性の原則に照らして、最善の方法を目指すべく努力が期待されていることは確かである。
また、別の観点で、現在の教区活動連帯金の継続を望む意見もある。つまり、これまで、教区活動連帯金は地方教区の宣教を支えてきた。それを廃止して、伝道の名のも……
第38総会期第6回予算決算委員会が6月5日に教団B会議室において行われた。冒頭総幹事より次の報告がなされた。
⑴キリスト教会館問題特別委員会において、会館を建て替えるのか、耐震補強工事とするのか、早く結論を出す必要があるが、教団のみでは決められない問題でもある。その結論を前にして、教団三局は工事に備えて一時移転先を既に大久保に確保し、引っ越し作業日程を7月4日から6日とした。常議員会やその他の規模の大きな会議のためには部屋を別なところに借りる必要も出てくる。
⑵教団総会議員数の削減について、予算決算委員会としては予算削減の観点から常議員会に対して推進を提言したが、削減を具体的に進めることはなかなか難しい問題である。
主な議事については以下の通りである。
⑴2013年度2次補正予算に関する件 款を超えての支出超過について補正を行った。
⑵2013年度……
川義雄氏(隠退教師)
14年5月15日逝去、85歳。北海道に生まれる。59年東京神学大学大学院を卒業、同年長原教会に赴任し、96年に隠退。
遺族は妻・大川曙見さん。
上野恒治氏(隠退教師)
14年5月14日逝去、88歳。大阪市に生まれる。51年日本基督教神学専門学校を卒業、同年阿佐ヶ谷教会に赴任し、韮崎教会を経て、99年に隠退。
遺族は娘・青塚いずみさん。
丸山邦明氏(隠退教師)
14年5月26日逝去、79歳。鹿児島県に生まれる。66年日本聖書神学校を卒業、同年伊丹、喜界教会に赴任し、13年に隠退。
遺族は、妻・丸山文子さん。
米国カリフォルニアのエルサリート市のシカモア組合教会に仕えています。アメリカ合同教会(United Church of Christ)(以下、UCC)に属する教会です。UCCは特に社会正義の問題に取り組む姿勢と、人種的、文化的、性的多様性を重んじ、積極的にそれらを評価する性格を持っています。
現在、北カリフォルニアには3名の教団宣教師が派遣されており、協力関係の中でそれぞれの教会だけでなく、教会間に存在する日本語キリスト者のための集会を支えています。今後を考えると課題は少なくありませんが、このアメリカでは日本語ミニストリーとそれを包む日系教会全体には、その規模からは見えない大切な存在意義があります。
レイシズム(人種差別)というと、一昔前の黒人に対する差別と暴力が想像され、過去のものという見方もあるでしょう。しかしアジア系アメリカ人神学者らはこのレイシズムは現在も働き、そ……
去る4月22〜25日、主題「疼惜国家台湾 遍伝基督促福音」(イザヤ52・7〜10、一コリント12・26)を掲げた第59回台湾長老教会定期総会は、台南・長栄女子高級中学大礼拝堂を会場に開催された。
開会礼拝には全国より集まった約700名の代議員によって大きく喜びに溢れた讃美歌が歌われ、熱い祈りが捧げられて開会した。
続いてアフリカ大陸をはじめほぼ全世界各地からの国内外来賓の紹介があり、アジア・キリスト教協議会、教団、米国合同教会とディサイプルズの共同世界宣教局の3団体が挨拶し、教団として11年3月11日の東日本大震災以来3年にわたりPCTから受けた多くの献金・ボランティア奉仕・2度にわたる台湾における放射能被災地児童と保護者の「こひつじキャンプin台湾」に謝意を表した。
この後、今総会特別プログラムである、前総統でPCT信徒である李登輝氏の講演会が行われた。
……
宣教基礎理論改訂、全教団的協議会開催を要望
兵庫教区
第68回兵庫教区総会が5月18日、19日、神戸栄光教会を会場に開催された。出席議員は、開会時、219名中169名だった。
小林聖議長は、17ページに亘る詳細な議長報告から特に次の4点を取り上げ報告した。
阪神・淡路大震災19年、東日本大震災・福島原発事故3年の歩みの中で「教区は長田センターを中心として被災地救援活動を行い、特に東北教区エマオとの協力により支援してきた。原子力という本来人間が手を出してはいけないものによって引き起こされた事故は、なお終わりが見えない。それぞれの生活を反省し、被害を最小限に抑える努力が必要である。特に福島の子どもたちの支援をはじめ引き続き積極的な参与が求められる」。
教区諸施設の課題・今後について、「『兵庫教区クリスチャン・センター』はじめ、諸施設の働きを教区宣教と有機的につなげ……
教団事務局・出版局・年金局は、2014年7月7日、下記の場所に一時移転します。移転に伴い、いろいろとご迷惑お掛けいたしますが、ご協力お願いいたします。
◎移転先 〒169-0072 東京都新宿区大久保1-7-18
アサヒニューシティビル4階
(電話番号・FAX番号は変更ありません)
◎移転期間 2014年7月7日(月)〜約2年間
移転作業に伴う執務時間の変更
♦2014年7月4日(金)午前中で執務終了(一部を除き)とさせていただきます。午後からメール、電話、FAXは移設作業のため通じません。
♦2014年7月7日(月)一時移転先で通常通り執務開始の予定ですが、一部執務が執行できないことがあります。ご了承ください。
♦移転作業期間中、緊急にご連絡の場合は、各教区事務所を通してご連絡ください。
移転に伴う業務連絡
【秋季教師検定試験について】
7月4日(金……
先日、小学校の運動会を見に行った。開催が日曜日の年には無理だが、今年は土曜日だった。礼拝準備を気にしつつ観戦してきた。息子の様子もだが、幼稚園を卒業していった子供たちの活躍を見たくて赴いた。▼春に卒園した子供たち、1年生になって2ヶ月足らず、しっかり小学生になっていた。自分のレーンを守って50メートル先のゴール目指し走り出す。園児のときにはレーンを守ることもあやふやだったが、与えられたレーンで懸命に力を尽くしていた。▼競技はルールが守られてはじめて成立する。走るべきレーンを守り、その中でも違反をせず(さすがに1年生はスタートの仕切り直しが多かったが)唯々ゴールを目指す。コースの中でも違反があってはならないし、コースからはずれて競争相手に手をかけたり、躓かせたりしてもならない。▼信仰に生きる姿をパウロは、相手を拳をもって倒す拳闘にも譬えるが、同じように走る競技に準える。コース内で自分たちの……
教区機構改正1年延期を報告
西中国教区
第63回西中国教区総会が、5月5日、6日、梅光学院中学校・高等学校(山口・下関)を会場に開催された。出席議員は開会時127名中112名だった。
組織会では「訪問者」枠にて「北村牧師を支援する会」を代表し来訪している北村慈郎氏受入れについて議論があった。北村氏受入れを反対する意見に対し、柴田もゆる議長は「『支援する会』から要請があった。教区は、聖餐の特定の在り方を判断するのではないが、戒規適用が適当でないとしてきた。この関係の中での受入れである」と説明。従来、議員ではない本枠には関係学校、施設代表者等を受入れてきた。現在、教団問安使も本枠である。賛成多数で北村氏を含め来訪者を承認した。
組織会の後、准允式が行われ1名の教師が新たに立てられた。
柴田議長は総括にて教区機構改正に触れ報告した。加えて西間木公孝教区機構改正検討委……
第38総会期の第4回世界宣教委員会が、5月9日教団会議室で開かれた。
午前中は議事録確認や各種報告がなされた。3月に仙台で開催された「東日本大震災国際会議」に、スイス協約委員会・韓国協約委員会の両委員が出席し、またその期間中、三国間協議会(韓国・スイス・日本)が持たれたことが報告された。
派遣宣教師については、1名が10月で退任予定である。海外からの来賓予定は、7月にEMSのライヒェル総幹事、8月にWCCのトヴェイト総幹事が教団事務局を来訪する。合同メソジスト教会(UMC)バルティモア年会ビショップ一行との昼食会が7月に予定されている。
各委員会からは、6月に「I love Taiwan」、8月には「台湾基督長老教会と日本基督教団との協議会」(台湾協約委員会)、2015年3月には宣教師会議(宣教師支援委員会)が予定されているとの報告を受けた。宣教協力学校協議会総会……