第5回委員会が6月20~22日に、沖縄・那覇中央教会にて行われた。
業務報告及び会計報告を承認した。2016年度開拓伝道援助金がすべて支出され、各教会・伝道所を問安した委員からの報告も受けた。単に財政的支援のみならず、問安によって直接教会を覚える貴重な機会であることが確認された。また、常議員会報告、伝道推進室委員会報告を受けた。関連委員会として、宣教委員会報告、伝道資金小委員会、「こころの友」「信徒の友」編集委員会報告、宗教改革500周年記念教会中高生・青年大会実行委員会報告をそれぞれの担当者から受けた。2月に行われた農村伝道に関する協議会について、それを経て、現地にて受洗者が与えられたとの連絡も受けた。恵みに満ちた会であり、報告書のまとめを進めることを確認した。
21日の午後には読谷教会に移動し、沖縄の有志の牧師たちと祈祷会を持った。自己紹介と共に、教会設立やこれまでの経緯、また現状を聞く中、戦争との関わりも多々あることが伝えられた。祈祷会の後には、沖縄のガマ(自然にできた洞窟で、戦時中の避難場所とされた)も案内された。記念碑の中に教会関係者の名もあり、当時の状況の説明を受けた。
主たる協議事項としては、第39総会期教区伝道委員長会議の準備を進め、詳細を以下のように決定した。9月12~13日に新潟・東中通教会にて行う。主題を「福音の喜びを伝えるために」とし、各教区の伝道の現場から報告を受け、協議を行う。新潟地区の伝道の取り組みについて熊江秀一教師(新津、関東教区副議長)から、信徒伝道について鈴木功男兄(教団常議員)から発題してもらい、分団協議を設けて議論を深めることとした。 (飯田敏勝報)
伝道・伝道推進室合同委員会
那覇中央教会にて、6月20日に行われた。幹事・職員に加え、具志堅篤教師(読谷、教団教育委員長)の陪席を承認した。成田いうし伝道委員長がこの会の議長を務め、両委員会の書記が合同委員会の書記としても選任された。伝道推進室委員会に関する諸報告を受け、それを巡る協議をした。
前日の主の日には、伝道応援として沖縄の5教会に説教者が派遣された。中には、説教を聞いて受洗志願者が生まれるという、良き実りも与えられた。各教会が計画した礼拝後の集会にも奉仕し、内容を報告し合った。福島キャラバン、北陸大会の報告、11月19~21日に予定されている栃木を中心とした北関東のキャラバンについて説明を受けた。今後発行される室報やトラクトについても説明がなされた。
夏期教師研修会について、2016年度は名称や会場も変わるが、後援として教師委員会からの支出もなされる。新たな活動を生み出すために、伝道推進室が率先して動いている。
他委員会、他団体との協力・協議についても諸々の事例が報告された。幼保関連の情報提供には要望も多い。伝道推進室で行ったことを宣教委員会に送る形で対応するが、これは教育や伝道の課題も関わる。新たな課題に対して、従来の組織の中では対応しづらかった所に、活動を中心とした推進室が切り込んでいける面があると話し合われた。その他、全国信徒会への協力と協議、東京基督教大学関係者との懇談、キリスト教学校教育同盟関係者との懇談などが伝えられた。
伝道推進室担当幹事が与えられたことにより、会計面で停滞しがちであった業務に改善が見られることが伝えられた。会計報告で仕訳を変えたものが提示され、プロジェクト毎の出納が一覧として見られるようになった。次期申し送り事項として、この委員会は年に一度の開催が望ましいとのことであった。 (飯田敏勝報)