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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4932・33号】伝道報告 社会福祉法人佐賀キリスト教事業団 特別養護老人ホームシオンの園の創設

2020年8月29日
特別養護老人ホームシオンの園の創設 九州教区・佐賀キリスト教事業団 理事長 坂田弘光 社会福祉法人佐賀キリスト教事業団は、冨永静男(初代理事長・日本基督教団佐賀教会員)が神様から与えられた多くの恵み(資産)を感謝として捧げ1985年9月厚生省から法人認可を受け、翌年5月15日に佐賀市大和町の地において特別養護老人ホームシオンの園(九州で最初の認知症介護専門施設)が設置された。 冨永がこの地に特別養護老人ホームを創設する志を立てたのは、当時、既に大分県中津市にあった特別養護老人ホームいずみの園に深い関心を寄せたことから始まった。いずみの園は、1978年に日本基督教団九州教区が宣教の業を社会福祉の場で本格的に実践するために創設した特別養護老人ホームである。冨永は篤信のクリスチャン実業家で、当時いずみの園を経営する社会福祉法人九州キリスト教社会福祉事業団理事長・田中道宣(教団教師)との親交……

【4932・33号】事務局報

逝去 山岡善郎(隠退教師) 20年7月10日逝去、94歳。大阪府生まれ。57年関西学院大学大学院卒業。同年より塚口、浜寺、関西学院、畦野教会を牧会し、04年隠退。遺族は妻・山岡敦子さん。 倉松 功(隠退教師) 20年7月17日逝去、91歳。高知県生まれ。54年日本基督教神学専門学校卒業。同年より信濃町教会を牧会し、東北学院に務め、07年隠退。遺族は娘・三上由子さん。 補教師登録 川崎なおみ(2020・6・28受允) 桒原道子、藤本百合子、村越ちはる、日髙貴士耶、島田由紀、長手陽介、久山 嵐(2020・6・29受允) 金 鍾九(2020・7・4受允) 山田原野(2020・7・12受允) 尾崎二郎(2020・7・19受允) 正教師登録 張 宇成(2020・6・29受按) 野田 祥(2020・7・5受按) 教師異動 東灘  辞(主)南  豊 〃  就(代)加藤俊英……

【4932・33号】大阪教区 北村慈郎教師「免職処分」に関する議案可決

北村慈郎教師「免職処分」に関する議案可決 新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今総会は議決権行使書にて行った。 例年の会場である大阪女学院が使用できない中、総会準備委員会では、教区内の教会等を会場とし重要議案のみ取扱い開催することを議論したが、大阪府にも「緊急事態宣言」が出され集うこと自体が困難だと判断した。 第64総会期第8回常置委員会での決議を経て、各教会・伝道所に第65回総会の「休会」を通知し、議員定数283の登録者数275が確定した後に議案書と議決権行使書を登録正議員に送付した。集計作業は総会準備委員が担い、全議案が賛成多数で可決(275中、提出数235)した。 鶴見橋教会と大阪西野田教会の合併に関する件は、233の賛成を得て可決した。 北村慈郎教師の「免職処分」の無効を確認し、北村慈郎教師の「免職処分撤回」を教団総会に求める件は、235中157の賛成で可決し、常置委……

【4932・33号】西中国 教団総会議員、郵送による投票で選挙

教団総会議員、郵送による投票で選挙 5月19日から20日にかけて広島教育会館ホテルチューリッヒ東方2001にて予定されていたが、新型コロナウイルス感染症のため書面評決による開催となった。議決権行使書の提出期間を5月14日から21日までと定め、議員121名中104名の郵送による提出があり、開会定足数3分の1以上の要件を満たした。 本総会は定例議案のみ上程され、特別な形式での開催であるため可決に必要な賛成を3分の2以上とし、全議案が賛成多数で可決された。 第42回教団総会議員選挙は、議決権行使書とともに投票用紙を2重封筒で提出してもらい(投票者を特定しないため)、信徒・教師7名ずつを選出した。いずれも5名連記による投票方法とした。 按手礼・准允式の執行は、教区総会議長に日時・場所の調整を一任し、当日議長と議長の指名する者2名で執り行うこととなった。7月中に、3名の按手礼式が執り行われる……

【4932・33号】京都教区 法定議案のみ3分の2以上の賛成で可決

京都教区2020年度定期総会を当初、5月18〜19日に平安教会で開催を予定した。しかし、コロナ問題対応のため3月常置委員会で、総会開催方式の判断を4月14日常任常置委員会に一任した結果、書面総会実施を決定した。 議決権行使書締切を5月13日とし、正議員141名中111名の行使書送付により定足数成立した。議案は法定内容に限定し、3分の2以上賛成で可決とした。 予算案は「必要に応じた補正を適宜行う」ことを前提に提案し、教団総会議員選挙は、2018年度選出議員の任期延長を提案した。これら全8議案を可決した。 その中で准允・按手を「教区全体からの祝福として、教区総会議長に適宜の執行を一任する」議案可決を受けて、5月18日京都・19日滋賀で共に准允・按手1名ずつ各13名、18名出席の公開礼拝の中で、式辞を録音再生で行う等のコロナ対策を施した准允・按手式を実施した。 なお、教団……

【4932・33号】四国 4月に開会、7月に再開

4月に開会、7月に再開 第78回定期総会は、新型コロナウイルス感染予防のため書面にて開催された。4月の段階では、先ず年度当初に承認を必要とする議案のみ書面にて諮り、その後一旦休会、6月を目処に議員参集により総会を再開してその他の議案を取り扱うこととしていたが、結果として、いずれも書面による開催となった。 開会総会は議決権行使書の締め切りを4月24日、再開総会は7月2日に設定し行った。開会総会では2020年度教区教会互助、准允式と按手礼式の執行、総会の休会に関する議案を、再開総会では総会の再開と規則によって処理が定められている事項(諸報告・決算、計画・予算等)に関する議案を取り扱った。 開会総会では131名から、再開総会では124名からの議決権行使書の提出があり、総会は成立、議案はいずれも可決承認された。 なお2020年度教区負担金については、3月に行われた宣教方策会議で決定された割……

【4932・33号】東中国 負担金10%減額、更なる減免も

負担金10%減額、更なる減免も 東中国教区は新型コロナウイルス感染拡大の折、4月7日開催の第5回常置委員会において第69回東中国教区定期総会の開催の是非について検討し、総会議員の健康と安全を保障し、公衆衛生の範を示すために中止を検討し、4月22日までに情勢を判断したうえで一堂に会する総会開催の中止を決定した。 つぎに2020年度を始めるにあたり必要最小限とみなす議案についての議決権行使書を教区総会資料に同封の上諸教会に発送し、5月25日を締切として総会議員による議決権が行使された。議員数87に対して投票数は66、期日に遅れた11通の議決権行使書については6月1日開催の第1回常置委員会において「採決の瞬間に議場にいなかったとみなす」として無効とする決定をした上で最終集計とした。 可決された主な議案は第42回教団総会議員選挙に関する件、2019年度歳入歳出決算承認に関する件、負担金算出賦……

【4932・33号】東北教区 教会合併を可決

教会合併を可決 第75回東北教区総会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、議決権行使書によって開催した。総会議員総数142のうち、返信数は123で総会成立を確認。議案の賛否を集計した結果、すべての議案は過半数の賛成をもって承認、可決された。 そして、2名の按手礼式と3名の准允式を、6月19日開催の常置委員会の中で、保科隆教区議長の司式によって主のみ恵みのうちに執り行った。 また仙台愛泉教会と宮城野愛泉教会の合併が可決され、新たに「仙台宮城野教会」として歩み出していくことになった。 教団総会議員は、2018年度選出議員の任期を延長し、欠員を補充した。 【教職】小西望に代わり波多野保夫 【信徒】丹治洋子に代わり成田得四郎(長尾厚志報)……

【4932・33号】荒野の声

新型コロナウイルスという試練に見舞われてから、教会においても多くの活動を自粛せざるを得なくなった。バザー、ピクニック、キャンプ、コンサート等、様々な奉仕により教会が立てられていたことを思う。▼そのことの素晴らしさは言うまでも無い。ただ、感謝の応答として始められることであっても、人間が励む以上、人間が主になり、業に対する評価が生まれ、裁く思いに捉われてしまうことが避けられない。不謹慎かもしれないが、今、主の日に会話を控えつつ短く礼拝を捧げる信仰生活を続ける中で、少なからず安息を与えられている。▼意気揚々とエジプトを脱出した民が葦の海で追い詰められた時、モーセは「あなたたちは静かにしていなさい」と語った。ファリサイ派の人々が律法に縛られ、安息日に裁く思いに捉われていた時、主イエスは「人の子は安息日の主なのである」と語った。▼人間の意思と関係無く、歩みを中断させられる時こそ、私たちが主を知る時な……

【4932・33号】西東京教区 教団総会議員、常置委員共に任期延長

教団総会議員、常置委員共に任期延長 第42回西東京教区総会(定期)が6月27日に、会場には集まらない「書面開催」という前例のない形で開催された。 この形での総会の開催は様々なことを準備しなければならず、年度の報告、新しい年度の計画などを、書面のみでどれほど理解を得ることができるのかということに検討を重ね、また、選挙の在り方、准允式の取り扱いなどについても慎重に検討しなければならないことが山積みであった。結果としては教団総会議員、常置委員共に任期を延長、また様々な議案を協議することなく承認を諮るという苦渋の決断をすることになった。 ただ、それらのことを様々な知恵によって乗り越え、「議決権行使書」によって全ての議案を可決することが出来たのは、何よりも主なる神さまの導きによる以外には有り得ないことである。 今後、まだまだ続くことになるコロナ禍の中で、教区内の諸教会とどのようにして繋がりを……
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