【4932・33号】伝道報告 社会福祉法人佐賀キリスト教事業団 特別養護老人ホームシオンの園の創設

社会福祉法人佐賀キリスト教事業団は、冨永静男(初代理事長・日本基督教団佐賀教会員)が神様から与えられた多くの恵み(資産)を感謝として捧げ1985年9月厚生省から法人認可を受け、翌年5月15日に佐賀市大和町の地において特別養護老人ホームシオンの園(九州で最初の認知症介護専門施設)が設置された。

冨永がこの地に特別養護老人ホームを創設する志を立てたのは、当時、既に大分県中津市にあった特別養護老人ホームいずみの園に深い関心を寄せたことから始まった。いずみの園は、1978年に日本基督教団九州教区が宣教の業を社会福祉の場で本格的に実践するために創設した特別養護老人ホームである。冨永は篤信のクリスチャン実業家で、当時いずみの園を経営する社会福祉法人九州キリスト教社会福祉事業団理事長・田中道宣(教団教師)との親交があり、法人へ寄付を申し出、佐賀の地において施設開設を依頼、田中理事長は当時の常務理事であった多田一三教師を任命して設立に向け取り組んだ。当初の計画では当該法人の傘下による経営を希望していたが、行政の指導によって現在の佐賀キリスト教事業団という佐賀県で別の社会福祉法人を設立することとなった。現在でも両法人は姉妹法人の関係で共に九州教区の熱い祈りと支援に支えられ今日に至っている。

開設当初は特別養護老人ホーム定員50名・職員25名のスタートであったが現在では介護保険施設の事業運営を17ヶ所・職員数は約220名となり佐賀市を中心に地域福祉の推進に取り組んでいる。キリスト教を背景に持つシオンの園には施設職員の中にクリスチャンは少ないもののキリスト教主義の理念の継承において様々な取り組みを行っている。職員対象として、毎月の朝祷会開催、管理職会議では祈祷で始まり主の祈りで閉会、地域の教会とのつながりを持つためプロテスタント系教会の各教師を招き職員全体会議で礼拝を行っている。新規に採用された職員全員へ聖書を配布し研修プログラムでは『聖書を学ぶ』の講話を初めに行い、キリスト教の愛の精神に基づいた福祉の実践について学ぶ機会をもつようにしている。また、利用者や地域の人々へはシオンの園を会場に四季を通してキリスト教主義施設としての理解が深められるよう、敬老祝い会、クリスマス会など様々な行事を通じて交流を図っている。

創業者の思いである『キリスト教の愛の精神』を理念に掲げ、何よりも神様を大切にし(愛し)、また隣人を大切にするように(愛する)、シオンの園のサービスを必要としている高齢者やその家族に誠心誠意お仕えする気持ちで介護の関わりが持てるようこれからも歩んでいきたい。

また、シオンの園が地域の人々にとっても癒しと慰めの場所となれるように、常に愛し支えてくださる主イエス・キリストに倣って歩みを続けるとともに〝神様の業〟であるこの施設に関わる全ての人々が誇りと勇気と希望をもって新しい時代に向かって進めるよう祈っている。

【シオンの園の経営理念】

キリスト教の愛の精神で地域社会の老人福祉に奉仕し

一、おとしよりを敬い、愛します

二、「おとしよりにお仕えする」でお世話します

三、ここは、「おとしよりの家庭、私たちは皆家族」でお世話します

※開設当初キリスト教主義施設としての方針として創設者が作った基本理念

九州教区・佐賀キリスト教事業団 理事長 坂田弘光

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