第5回教区活動連帯金検討委員会は10月31日(月)教団会議室にて開催された。
まず、全国財務委員長会議と教区活動連帯金配分協議会でなされた当委員会の報告について、伝道資金構想が報告されたことを評価した。
従来の配分方法との変化への危惧が出されたこと、委員会の任務の範囲を超えるのではないかという意見に対し、当委員会の任は教区活動連帯金に代わる新制度の設計にまで及ぶことと今後精密なシュミレーションを行うことが必要であることを確認した。
また、伝道方策検討委員会において議論されている「伝道局設置の可能性」と伝道資金構想との関係については、伝道推進の目標について一致していること、将来は総合的に一致して機能するべきことが話し合われた。
今回は以下の内容について検討を加えた。
①財源と会計処理について
1パーセント拠出と各教区への3分の1の配分について。現状がそのまま1パーセント拠出・配分……
4次にわたり、のべ200人以上が!
東日本大震災のために甚大な被害を被った地域・教会支援のために、諸教区、地区、各教会、諸団体、そして個々人が、なすべき役割を模索し、そして実行している。それぞれの働きを覚え、感謝し、主の見守りを祈る。そうした中で、極めて特徴的な働きを展開している西東京教区の被災地支援を紹介したい。多くのボランティアが、それぞれに大事な役割を担っているが、西東京教区では、教区として組織的・継続的に、これに取り組んでいる。11月末までに、延べ200人を超える参加者が得られ、この働きを支える献金が500万円を超えた。教区としての目標額を1億円と定め、組織的救援募金も始まっている。
3月11日以降、西東京教区が教区として組織的に被災地へボランティアを派遣し続けている。
今回は、西東京教区副議長であり、西東京教区東日本大震災支援委員会委員長である真壁巌牧師(相愛教会)……
1960年生まれ、越谷教会員・役員、聖学院中高教諭。
高校1年生のとき、浅草教会の礼拝へ出席した。教会へ足を運ぶのは生まれて初めてであったが、聖学院高校へ入学し、聖書の授業で教会へ行くよう勧められたことがきっかけとなった。
高3のクリスマスに林田秀彦牧師より受洗。牧師や教会員の温かさに導き入れられるように教会の一員となったものの、実はキリスト教信仰の深いことは何もわかっていなかったと振り返る。
青年時代、日本基督教団の牧師・信徒有志により開催されている「全国教会青年同盟」修養会へ参加したことが、信仰と生活を形作る上で、大きな出来事だった。
毎年春と夏の修養会では、毎回変わらぬテーマ「キリストと教会に仕える」を巡って、若手牧師の講演を聞き、諸教会から集まった同年代の青年たちと時間を忘れて、熱く真剣に語り合い祈り合った。その交わりを通して「信仰生活のフォーカス(照準)がピタリと合わ……
このたび、日本基督教団年鑑2012年版を刊行いたしました。前年版以降の新たな情報を満載しておりますので、是非お買い求め下さい(定価3、600円+税)。また、ご購入いただいた方には、是非アンケートハガキにお答えいただき、当年鑑についてのご感想やご批判をいただければ幸いです。来年3月に発行予定の追録をお送り致します。
なお、直接お買い求めの場合は、事務局総務部(℡03-3202-0541)にお電話ください。
2011年11月
日本基督教団事務局総務部
◎日時 2012年2月28日(火)14時~
29日(水)11時
◎場所 松山城東教会・友輪荘
◎主題講演
塩入隆氏(長野本郷教会員)
「農村地方において伝道の幻に仕える
賀川豊彦における農村伝道」
◎費用
教区推薦(交通費、宿泊費伝道委員会負担)
自主参加(実費自己負担)
◎申込・問合せ
教団伝道委員会(℡03-3202-0544)
◎資格
神学・基督教学で修士課程修了程度、
35才まで
◎募集奨学生数
若干名
◎応募期限
2012年1月16日
◎問合せ先
NCCドイツ教会関係委員会
(℡03-3203-0372)
今夏7月22日、日本キリスト教会館1階の11号室が救援対策本部室としてオープンしました。ここでは主に教会復興と合わせて人道支援を中心とした「海外献金プロジェクト」を展開する部署として機能しています。
進行中のプロジェクトは仙台の「東北教区 被災者支援センター(通称:エマオ)」、8月より始動した「エマオ石巻」をはじめとする生活復興支援、遠野にある「自殺防止センター」のグリーフ・ケア、放射能の影響下にある子どもたちの命を守るプロジェクト「エアコン設置プロジェクト」「短期保養プログラム」、またキリスト教系学校の奨学金プロジェクト、会津放射能情報センターや炊き出し支援などの教会を中心とした市民活動への支援や超教派との支援コラボレーション企画、キリスト教関係諸施設への支援など多岐にわたります。
各企画を整え事務作業を行う事は、東京に居てもできます。しかしプロジェクトをつなぐこと、すなわち被災……
海老原保三氏(隠退教師)
11年9月19日逝去、85歳。千葉県に生まれる。'57年東京神学大学大学院修了、同年山都教会に赴任、'62年より'93年まで保原教会を牧会し、'96年に隠退した。遺族は妻・海老原三津枝さん。
6月8・9日に第2回予算決算委員会が開催された。
内藤留幸総幹事より震災救援対策に関する報告、また、献金状況などについて報告を受けた。続いて、 計良祐時財務幹事より、2010年度経常会計第一次補正予算及び決算に関して報告を受け、確認した。常任委員会報告に関連して、下記のように経緯が報告された。
2月に最初の委員会が開催された後、東日本大震災が起こり、対応に関して委員長より電話等による連絡を受け、各委員の意見を受けた後、常任委員会に対応を任せた。特に、被災3教区から申し出のあった負担金の減免に関して検討し、申し出のあった全額を、今期は経常会計での吸収を計ることとしたこと、また「東日本大震災救援対策委員会会計」へ積立金からの一時繰入支出を決定した等について常任委員会報告を受け、承認した。
その後、9月26・27日に第3回の委員会が開催された。被災された3教区の被害はさらに拡大し、負担金の……
9月27日午後、教区活動連帯金配分協議会が教団会議室で開催された。前日からの全国財務委員長会議に引き続いての会合であったが、沖縄教区、および協議会からの「脱退」を表明している東海教区は欠席した。
2010年度教区活動連帯金配分検討委員長の木下宣世東京教区議長の祈祷をもって開会し、同氏が今回の協議会の議長をつとめた。
直前の全国財務委員長会議において、常議員会の下に設置された教区活動連帯金検討委員会で検討中の案について岡本知之委員長から報告されたが、これについて引き続き時間をとって協議した。「報告された将来の教団のビジョンについて、各教区でも議論がなされるのか」「教団が連帯金を集めて教区に再配分するとあるが、教団がいったん集約する意味は」「この委員会からの提案はどのようなプロセスで決定されることになるか」「この制度のもとで教区の独自性・固有性がどのように担保されるか考慮してほしい」などの……