伝道推進室より応援した教会・伝道所
賛美と感謝が溢れる教会
高田教会牧師、新井教会牧師(代務者) 横内 純
2023年度4月より関東教区新潟地区高田教会の主任担任教師、新井教会の主任担任教師代務者を務めている伝道師の横内純です。
日頃、日本基督教団諸教会の祈りの中に加えられていることを神に感謝しています。新井教会は2024年度4月をもって創立116年目となりました。新井教会では1908年7月6日を創立記念日と定めており、これまで日本基督教団の多くの方々の支えがありながら主と共に歩んでくることができた幸いを心より神に感謝します。新井教会の創立記念日である1908年以前に新井の地で伝道がされています。1893年に旧日本メソジスト教会長野教会の橋本睦之先生による上越の出張伝道が為された際に福音の種が蒔かれることとなりました。長野県の旧メソジストの流れが現上越市、現妙高市まで来たと言えます。1894年の教会の平均礼拝出席者は15名、子どもは8名であることが記録されています。創立記念の年である1908時は新井教会を新井講義所の名称で開かれ、初代管理者には川上昇兄弟が選ばれています。1909年には高田教会定住伝道師でおられた長谷川金平先生が説教をしておられます。以降1927年北村傳次先生、1945年真野栄先生、1950年半田道夫先生と多くの先生方の牧会と教会員一人一人が主に励まされて新井教会に集うことができています。
2023年度、特に新井教会であった大きな出来事としては、現住陪餐会員だった姉妹が12月24日の降誕記念礼拝終了後、病院付属の施設にて天に召されていかれたことです。外部式場で姉妹の前夜式、葬儀・告別式を執行し、御許に行かれた姉妹の平安と残されたご遺族や近しい方々の上に主の慰めがあることを祈ることができました。
現在は礼拝を毎週日曜日の午後14時30分より執行し、御言葉による養いと祈り、賛美をもって神に献げることができています。新井教会の現在の礼拝は現住陪餐会員2名と客員1名が共にささげている礼拝です。礼拝出席者の平均は、男性1名女性2名となっており、2024年度の歩みを始めることができたことを主に感謝しています。2024年4月17日には12月24日に召された姉妹の納骨式、5月12日には2024年度宗教法人日本基督教団新井教会定期教会総会を開催、年間標題を「祈りの生活をしつつ賛美と感謝の礼拝を守る教会」とし皆で話し合って決めることができました。主日礼拝を神への賛美と感謝が溢れる教会として主にささげると同時に一人一人が教師も含めて隣人や教団・教区・地区諸教会のためにも祈りを合わせてゆく生活で在りたいとの願いからこのような年間標題となりました。年数回、高田教会との合同礼拝を予定すると共に、これからも礼拝が毎週日曜日の午後に、様々な方の祈りと支えによって、執行されていくことを主に感謝して伝道報告とします。