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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4592号】社会事業奨励日メッセージ

2005年12月10日
イエスはガリラヤで「教え、御国の福音を宣べ伝え、また、民衆のありとあらゆる病気や患いをいやされた」とあります。社会における「いやし」のわざは、主の働きの欠かせないものでありました。 ホスピティウム(暖かいもてなし)を語源としてホスピス、ホスピタルは生まれました。多くの社会事業がキリスト者たちによって始められたのもむべなるかなであります。教会は今や教会とは別法人であるとはいえ、このようなキリストのわざに励むキリスト教社会事業同盟の施設や働きを自分たちの働きの大事なものを専門的に共に担っておられる働きとして覚え、祈りましょう。 日本基督教団は一二月第一日曜日を、各教会がキリスト教社会事業を覚えて祈る日と定めています。私たちはこの日に各教会で、これらの働きのために、また、キリスト者でこの働きに献身している人たちのために覚えて祈りましょう。そして、このような働きのために献身していかれる人々をお……

【4592号】人材・施設データベース化へ 第2回障害者差別問題小委員会

第34総会期第二回障害者差別問題小委員会が、教団会議室にて一〇月三一日~一一月一日に行われた。 開会礼拝では、鈴木優子委員がヨハネによる福音書四章四三~五四節より「帰りなさい。あなたの息子は生きる」というイエス様の御言葉は「新しい事態が待ち受けているところに帰れ」という意味であり、「信仰を持って生きる者は、たとえどのような状況にあっても、無限の可能性を信じることができる」というメッセージが語られた。 前回記録承認、第二回宣教委員会報告が、それぞれ資料に基づいて行われた。 人材・施設などのデータベースについて、藤崎義宣委員より、資料に基づいて説明があった。障害者およびその家族も含めて、教会では対応できない範囲があることを再確認すると共に、このような資料を全国的に整えていくことの必要性を考えさせられた。掲載許可を得ることなど問題もあるが、各委員ができる範囲で資料を収集し、次期委員会にも申……

【4592号】河上民雄元衆議院議員に聞く 第三回社会委員会

去る一〇月三一日(月)~一一月一日(火)、教団会議室にて第34総会期第三回社会委員会を開催し、難波幸矢委員の奨励による開会礼拝をもって始められた。 委員の交代があり、日本キリスト教社会事業同盟から長沢道子新委員が就任した。 主な協議事項は下記のごとくである。 1、報告事項に関連することとして、(1)ハリケーン募金実施についての事後承認と、献金先としてアメリカ改革派教会(RCA)を加えることとした。(2)「靖国・天皇制問題小委員会」から「小泉首相靖国参拝反対声明」を一〇月一六日に出したとの報告を受けた。(3)「働く人」編集委員会との関係を正しく理解し、整えるべきことを確認した。(4)日本キリスト教社会事業同盟の〇四年四月~〇五年一〇月末までの活動と、交流が始まっている韓国PCKの社会事業の実情が紹介された。(5)すでに救援募金は終了しているが、村田元委員から新潟県中越地震のその後の救援……

【4592号】戒規施行細則変更の協議を開始 第六回教師委員会

第六回教師委員会が一〇月二〇日関西学院教会を会場にして開催された。 今回は、二年に一度の神学校問安に重ねて委員会を開催するという形を取り、二〇日の午後に関西学院大学神学部、二一日の午前に同志社大学神学部の問安を行なった。 神学校の問安は、教師委員会が教団と神学校のパイプ役であるとの理解の中で行っており、教師養成への感謝を述べ、神学部の現状と教団への要望をお聞きし、祈りを合わせて行っている。今回の問安では、それぞれに総合大学での神学部の位置付けに対する課題を聞くことができた。今後も神学教育に関わる両大学神学部への祈りと話し合いの窓口としての役割を大切にしていきたいと考えている。 なお、関東地区にある、東京聖書学校、日本聖書神学校、農村伝道神学校、東京神学大学への問安は一一月に入って委員が手分けして訪問することにしている。 さて、委員会では、軽込昇委員長から七月に開催された常議員会で教……

【4592号】荒野の声

▼「おばさんは…マリア様の絵の前にひざまずいた。お祈りをするのではなく、マリア様におしゃべりするためだ!ぼくは、おばさんが村のうわさをくりかえしたり、近所の人の悪口をいっているのを聞いたことがある。…H.C.ホガード『小さな魚』富山房」▼ホガードの登場人物を、信仰的だとか不信仰だとかと一概には言えない。一人ひとりが生きて、神さまに向かい合っている。或いは背を向けている。▼S.ツヴァイクは『トルストイ伝』で、登場人物の全てが彼の自画像だと言った。ホガードでも、あらゆる作品のあらゆる登場人物が、著者の信仰を投影しているのではないかと想像する。▼他の作品には、神様をごく自然に素直に受け入れ、神様と親しんでいる老夫人が描かれる。このおばさんと重なる。同じ人物の裏と表かも知れない。▼昼の部の祈祷会は年配の人の出席が多い。お祈りの時間がだんだん長く、一人五分平均にもなってしまった。厳しい見方をすれば、……

【4592号】仕えられるためではなく、仕えるために アジアキリスト教教育基金の働き

アジアキリスト教教育基金(ACEF)は、一九九〇年一〇月、隅谷三喜男氏を中心に発足した。この年は、国連による「国際識字年」にあたり、世界のすべての子どもたちに初等教育をとの呼びかけが行われた年でもあった。 ACEFは、二つの目標を掲げた。ひとつは、「バングラデシュに寺子屋を贈ろう」。アジアで最も貧しい国に、その国のキリスト教系NGO(BDP)と共働して初等教育を普及させようということである。次に、この運動を通じて、「アジアに使命と責任を持つキリスト者青年を育成しよう」ということである。 ・寺子屋学校では バングラデシュのBDP創設者であるマラカール女史は、熱心なキリスト者で、イギリスで学位をとった女医さんでしたが、地域医療を進めているうちに、国民の識字率の低さ(30~40%)に直面し、医師を辞めて初等教育に専念しました。当初、首都ダッカの郊外にあるスラム地区で、一六三名の幼児……

【4591号】人ひととき 片山知子さん

2005年11月26日
「敬神奉仕」でキリスト教保育にチャレンジ 「敬神奉仕」。この標語は、東洋英和女学院の建学の精神だが、片山知子さんは、今でも常にここに立ち帰るという。 子どもの頃から近くの鳥居坂教会の教会学校に通い、東洋英和女学院の高校一年生の時に洗礼を受けた。 「あこがれの人たちが周りにたくさんいました」。この頃、世も教会も紛争の時代に突入するが、教会学校や東洋英和女学院の多くの教師たちと接しながら、キリスト者としての確かな歩みを自然と見せられた。そうして、キリスト教保育への道が備えられた。 東洋英和女学院の保育科を卒業して、付属幼稚園に七年間奉職する。 後に立教大学に編入学し、あらためて教育学を学んだ。結婚してからは保育の現場から離れるが、二男一女を与えられ、その間、恩師のいる横浜の蒔田教会に移って教会教育プログラムにもかかわらせてもらった。 「親の立場で教育に接するチャンスが与えられた……

【4591号】訂正

四五九〇号二面、全国財務委員長会議欄、開催日、「九月二六日午後四時三〇分から二七日正午まで」を「九月一九日午後四時三〇分から二〇日正午まで」に訂正いたします。

【4591号】パキスタン北部大地震救援募金のお願い

御名を讃美いたします。 2005年10月8日パキスタン北部を中心に襲ったマグニチュード7・7震源の深さ約10kmの地震の被害はインド、アフガニスタンにも及んでいます。 犠牲者の数はパキスタンだけで2万人を超え、国連によると4万人に達する恐れもあるといわれています。また250万人もの人々が家を失ったと推定されています。 WCCとルーテル世界連盟でつくる人道支援組織ACT(Action by Churches Together)、世界の教会に救援募金を呼びかけました。現地での救援はACTのメンバーであるChurch World ServicePakistan/Afghanistan(CWS-P/A)、Norwegian Church Aid(NCA)、Church's Auxiliary  for Social Action (CASA)が関わっています。 私達も祈りを以てこれに応じた……

【4591号】大型ハリケーン被害緊急募金の要請

大型ハリケーン「カトリーナ」による大きな被害はご存知のとおりです。日本基督教団では米国の諸教会を通して私たちの祈りと援助を届けたいと思います。出資多端のこととは存じますがよろしくご協力下さい。 募金の果実はPCUSA(合衆国長老教会)、CGMB(合衆国合同教会・クリスチャンチャーチ)、UMC(メソジスト合同教会)、RCA(米国改革派教会)の教団と交わりのある教会を通して届けます。 2005年9月7日 日本基督教団 総会議長 山北宣久 日本基督教団社会委員会 委員長 小出 望 〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31 日本基督教団社会委員会 記 ◆募金期間/2005年10月末(まだ受付ています) ◆目標額/特に定めず ◆送金先/加入者名 日本基督教団、郵便振替/00140-9-145275 ◆通信欄に「ハリケーン募金」とご記入下さい。
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