インスタグラムアイコンツイッターアイコンyoutubeアイコンメールアイコン
日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4589号】消息

2005年10月22日
小室 烈氏(無任所教師・別帳) 三月四日、逝去。九〇歳。東京都に生まれる。一九三八年青山学院大学神学部卒業後、清水教会に赴任。その後二本松教会を経て、四三年まで下田教会牧師を務めた。遺族は長女の岩崎容子さん。 岡崎不二夫氏(隠退教師) 八月二九日、逝去。九一歳。岡山県に生まれる。一九四〇年日本神学校卒業後、三本木教会を開拓。修善寺教会、上大見教会を経て、六四年から八一年まで豊科教会牧師を務め隠退した。遺族長男の福本宣彦さん。 川名 勇氏(隠退教師) 八月三〇日、逝去。八〇歳。東京都に生まれる。一九五一年東京神学大学卒業後、須坂教会に赴任。五六年から九〇年まで桜新町教会牧師を務め隠退した。遺族は息子の弘さん。 清家リツヱ氏(宇和島中町教会牧師) 八月三一日、逝去。八三歳。愛媛県に生まれる。一九六〇年関西学院大学大学院修了後、神戸再度筋教会に赴任。その後竹田教……

【4589号】教区コラム 東北教区

共に働く教会 高橋和人 一九七三年以来、東北教区は「共に働く教会」を宣教基本方針としてきた。そして教会が互いを理解することで各個の殻を越えて共に働き支え合う、教区の形成の願いがそこにあった。一九八八年に地区を中心とした宣教共同体の形成が決議され、一九九四年謝儀保障制度の運営を開始した。しかし、少子高齢化、過疎化が直接教会の教勢に影響をあたえる地域にあって、各教会の伝道力の維持のため、教区の財政検討から機構改革を進めることが急務のこととなった。 二〇〇四年教区総会で地区再編を含む機構改革が可決された。各個教会の伝道力を高め、孤立しない、孤立させない、そして将来への展望を開いて行くために一層地区に重心を置いた教区機構とした。 改革の内容は、組織を簡素化し教務関係経費の大幅削減と宣教共働会計設立による謝儀保障と教会整備補助などの充実を図った。宣教共働会計は地区長が主なメンバーとなった……

【4589号】主日礼拝式文基本形整う 第四回式文改定小委員会

第34総会期第四回式文改定小委員会が九月一二日午後一時半から五時まで、教団小会議室において開催された。 今小委員会では、主日礼拝式文の基本形(聖餐のある礼拝)が整い、最終確認をした。既に作成されていた結婚式および葬儀式の式文に加えて、これで三種の礼拝式文を信仰職制委員会に提出することになった。本来は、まず基本となる主日礼拝式文を作成しそれから諸式を整えていくのが筋道であるが、必要に迫られて結婚式文が先行した。ここで漸く「主日礼拝式文を基本としそれに基づく諸式」という原則が具体化した。 前委員会から引き継いで協議してきたことは、新しい礼拝式文を作成するにあたっては昨今の世界的礼拝刷新運動の成果を取り入れ、礼拝の構造を整えることであった。そもそも、キリスト教礼拝に必要不可欠だった要素は何か、それが礼拝の構造にどのように反映されてきたのか、ということを点検しつつ礼拝式文を整える、ということを……

【4589号】五〇年目の再スタート 第二回宣教研究所委員会

今年で発足五〇周年を迎えた本研究所の、今総会期第二回委員会を八月二九~三〇日に教団会議室で行った。昨年に本研究所規定を改定し、さらに担当幹事に計良祐時氏をこの四月に迎えて、文字通り新しいスタートとなった。 執行側の責任者である竹前昇総幹事により、四月よりスタートしたこの執行体制がこれまでの流れを改め、あくまで委員会に対して従となること、執行は計良幹事を責任者として運ばれるとの確認がなされた。 今回の委員会の主な内容は、(1)今期の委員会の主たるテーマを絞ること、(2)研究所委員会内での研究発表、(3)本研究所がすでに刊行し緊要で品切れになっている出版物のオンデマンド出版についてである。 (1)については、来年秋の任期終了まで実質一年間であるので、テーマを「万博・東神大・教師検定問題年表」の本格的な改定に絞るとの委員長提案を受け、加藤幹夫、山口隆康、古賀博委員がその下準備に当ることにな……

【4589号】教師検定試験公告

二〇〇六年春季教師検定試験を左記の要領で行います。 一、受験要綱と受験願書の提出期限 受験要綱と教団指定の願書用紙は一六〇円切手を同封し、正教師受験志願者か補教師(A、B、Cコースの別も)受験志願者かを明記した上、封書でお申し込みください。願書と必要書類を整えて、受験料とともに所属教区に提出してください。 なお、今回の正教師受験志願者は「教師検定規則第十二条②」によるものに限ります。 ①教区締切 十一月二五日(金) (教区により締切が異なりますので、教区事務所に確認してください) ②教団締切 二〇〇六年一月十日(火) (各教区から教師検定委員会に提出する際の締切です) *受験料は正教師一万三千円、補教師一万円 二、補教師について ①「説教」「釈義」の課題テキスト 旧約 エゼキエル書三七章一~一四節 新約 マタイによる福音書二〇章一~一六節 ②補教師(Cコース第一年……

【4589号】「情報提供要請」への対応を協議 第2回在日韓国朝鮮人・日韓連帯特別委員会

九月一二、一三の両日、教団会議室で第二回委員会が開催された。 開会礼拝の後、諸報告で、まず第一六回全国キリスト教学校人権教育セミナーについて、尾崎風伍委員が初めて参加した感想として、公立学校の「日の丸・君が代」や教科書採択問題が熱心に取り扱われており「戦前には無かった事で、心強く思った」等と報告した。 外登法問題と取り組む全国キリスト教連絡協議会(外キ協)関連では、来年一月一九〜二一日広島で開催予定の「外キ協全国協議会・全国集会」の案内等について、土井桂子書記が報告した。 当委員会のホームページを宮﨑達雄委員の担当で開設した。一度アクセスしていただきたい(http://www02.so-net.ne.jp/~fthka/nikkan/rentai.htm)。 協議事項では、まず〇四年度決算を承認したが、現状では委員会費がひっ迫しており、募金要請の必要を確認した。 「戦後補償献金」……

【4589号】明治期の「国家と宗教」問題を協議 第二回靖国・天皇制問題小委員会

去る九月六日から七日にかけて教団会議室において第二回委員会が開催された。 「昭和の日」制定反対についての要望書が北海教区からきたので、各教区に取り組みを要望する文書を発送した。 「靖国・天皇制問題に関する各教区の取り組みの担当組織とその活動状況」について現状報告がなされた。また、NCC靖国問題委員会の「国立追悼施設問題」への取り組みと、その問題性についての報告があった。 2・11メッセージの起草は須賀誠二委員に依頼した。次回委員会では「国旗・国歌法」の法制化の問題、関連する人権問題、教育行政の問題に関する専門家に発題を依頼する。また、委員会二日目に靖国神社、千鳥ヶ淵、昭和館の現地研修を行うこととした。 今委員会では深井智朗委員により「『神道は宗教ではない』とはどのような意味なのか-明治期の日本における『国家と宗教』の問題-」と題しての発題がなされ、問題理解と当委員会としての課題の取……

【4589号】13坪の教会を地域伝道の拠点に 第三回伝道委員会

第34総会期第三回伝道委員会が、六月一二日~一三日に、大阪教会と訪問教会である港復活教会で、全委員出席のもと開催された。 報告事項は、会計報告、第二回常議員会報告、宣教委員会報告、第三六回開拓伝道協議会報告、「信徒の友」「こころの友」編集委員会の報告があり、以上承認された。 また「働く人」に関しては、編集方針をめぐって議論があるとの報告がされた。伝道委員会としては議論の行方を見守っていたいとしながらも、発行に関して多岐にわたり活発な意見が交わされた。 また協議事項は、二〇〇五年度前期貸出金申請の件三教会貸出決定。泉高森教会(東北教区)五〇〇万円、梅ヶ丘教会(東京教区)五〇〇万円、神戸北教会(兵庫教区)五〇〇万円。 教区伝道委員長会議は、二〇〇六年六月一九日~二〇日開催予定。開催地は名古屋近辺を予定。主題「ミッションスクールの伝道」(仮題)。 伝道委員会扱いの資金援助実施要綱の件。……

【4589号】荒野の声

▼八〇歳を過ぎてなお現役の医師として働く教会員の茶の間で。こたつの上に医学雑誌が積み上げてある。居眠りしている彼の胸元にも、難しそうな医学書が。こたつの上のものをめくって見たが、全くと言って良いほど、理解出来ない。▼目を覚ましたところで、感心したと褒めると、こういう憎まれ口が反ってきた。「医者は医学の本を読む。牧師は聖書を読む。当たり前のことだろう」。▼本当に当たり前だ。しかし、今、周囲を見回すと、手が届く所にある本は、パソコンソフトのマニュアルが二〇冊ほど、読みかけの小説が数冊、長年憧れている旅行の雑誌、教団年鑑やら事務的に必要なもの、…えーと、聖書は、…あったあった。何十冊もの事務書類の間に埋もれていた。▼友人に小説家がいる。何作か映画化されているし、芥川賞の候補にも二回。文章家として高い評価を得ている。彼の最大の愛読書は、高校生の時分から変わらず厚い国語辞典、何冊も読みつぶした。▼国……

【4589号】秋季教師検定試験 受験者総数110名も、結果は厳しく

日常の中で基本的な学びを 二〇〇五年秋季教師検定試験が九月二七日(火)~二九日(木)、東京・京都の両会場で行われました。受験者総数は一一〇名。試験直後に行われた委員会での学科試験判定によると、正教師試験は七三名が受験(教師検定規則第十条適用者二名を含む)し、うち合格者が二九名、保留者が二六名、不合格者が一八名となりました。補教師試験は三七名が受験し、うち合格者が一〇名、保留者が二名、不合格者が三名であり、Cコース受験者の二二名が継続となりました。他に一名の他教派からの教師転入のための審査が行われ、承認されました。保留者というのは、学科試験の結果が合格点にわずかに及ばなかった場合に、受験者にレポートが課せられ、後日そのレポートによる再判定を受ける者のことです。 秋季の教師検定試験は、正教師試験の受験者が多いのですが、前述のように結果は厳しいものとなりました。正教師試験を受験する者は、……
PageTOP
日本基督教団 
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田2-3-18-31
Copyright (c) 2007-2024
The United Church of Christ in Japan