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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4614号】「世界宣教委員会」設置案を可決 従来の「在日韓国~」を引き継ぐ新委員会も設置

2006年11月18日
「世界宣教協力委員会組織変更に伴う教規等変更に関する件」は、現行の世界宣教協力委員会を世界宣教委員会に変更し、委員会の中に、六の小委員会を設置するという提案である。提案理由には、次のような経緯と理由が記されている。 日・北米宣教協力会(JNAC)が解散を決議し、これを受けて宣教協力協議会(CoC)が解散する。ために、CoCで行って来た業務を教団が引き継ぐ。この業務を行うため、世界宣教部を独立させ、世界宣教協力委員会を改組する。この業務と機構改革によって、教団は世界の諸教会との協力関係に責任を持つ教会となる。 竹前昇総幹事が詳しく経緯と理由を説明し、大宮溥世界宣教協力委員長が、「緊急で大切なことなので、原案通り認めて欲しい」と訴えた後、数人の議員が、世界宣教委員会の中に韓国・在日大韓協約委員会を置くことに反対意見を述べた。 反対理由は、次のようなものであった。「改組により、三〇年の歴史……

【4614号】荒野の声

▼今年の我が家庭菜園は、殆どのものが不作で、大きな挫折感を味わった。投資もした。労力も、気持ちもつぎ込んだ。だが報われなかった。その原因を、全て天候異変のせいと決め込んでいた。その証拠には、凶作時に強いサツマイモだけは例年以上に採れた。▼しかし、どうもそれだけではないらしい。長野県で、半農半牧の優雅な日々を送る(そんなことはないか)Y牧師に窮状を訴えたら、いろいろと指摘を受けた。全く自己流で二〇年、聞きかじりの間違った知識を貯えていたらしい。▼この際、謙虚に、第一歩から出直しと、『初めての野菜作り』なる本を買い求めた。流行のカタカナ名の野菜ではなく、茄子や胡瓜を初めとする定番から丁寧に教えてくれる。いかにデタラメが多かったかに気付かされた。▼成績が振るわない現状を打破しようとするのならば、何よりも必要なことは、初歩の初歩、基本の基本に立ち返ることではないだろうか。そこまで帰って、まるで立場……

【4614号】第35回教団総会 日本基督教団の過去・現在・将来

三役三選、常議員は大幅交替 前総会は財政総会と言われた。財政健全化・教団再建の第一歩と評価する者からも、批判的に見る者からも。今総会は?「日本基督教団の過去・現在・将来」が、今総会の主題。過去の分析、清算も不充分なのかも知れない。現在なすべき責任への対応も足りないだろう。しかし、最も欠けているのは、将来への展望ではないだろうか。前総会時に、かの地震が起こった。会堂等の再建は未だ進まない。教団の大きな亀裂もなかなか修復できない。総会は終わったが、総会期の歩みは始まったばかり。 第35回教団総会は、一〇月二四日から二六日まで三日間、東京・池袋のホテルメトロポリタンで、開会時正議員四〇〇人中三六五人が出席して開催された。沖縄教区は前回総会同様、議員(一〇人)を選出しなかったが、知花正勝教区議長ら三役と信徒議員一人の四人が推薦議員として総会に出席した。 「日本基督教団の過去・現在・将……

【4613号】第46回「キリスト教教育主事」 認定試験公告

2006年10月28日
第46回(2007年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。 ♦ 受験願書提出期限  2006年12月11日(月) (提出物1~7を教区に提出) ♦ 論文提出期限  2007年2月14日(水) (試験科目ハの論文は教団教育委員会に提出) ♦ 試験期日  2007年3月6日(火) 午前11時〜午後2時 ♦ 試験場所 〒540-0004 大阪市中央区玉造 Tel.06-6761-8562 大阪クリスチャンセンター会議室 ♦ 試験科目 イ.筆記試験 日本基督教団教憲、教規および諸規則 (60分) *試験時間に日本基督教団「教憲教規および諸規則」を貸し出します。 ロ.面  接 ハ.論  文 400字詰原稿用紙 15〜20枚 「キリスト教教育の働きの多様性について~日本におけるキリスト教教育の歴史をふまえて~」 ♦ 提出物 ◎以下の書類を整え必ず……

【4613号】人ひととき 吉田 眞さん

神が備えてくださる道 フレキシブル基盤というものがパソコン、携帯電話、デジタルカメラ、あらゆる電子機器を見えないところで支えている。厚さわずか十分の数ミリの電子基盤。どのような空間にも組込めるように、どんな電子信号も滞らないように設計、製造される。吉田さんは、この製造メーカーに勤めている。 吉田さんが責任を持っているのは品質保証部。自社製品の品質を高め、かつ顧客からのあらゆる注文に応ずる部署である。「品質は人」と語る。製品の質は突きつめれば人の質による、ということだ。アジアにも工場を展開している。外国人従業員にも論理的に仕事を理解してもらうように研修を積んでいる。また顧客メーカーにも新製品発表の期限があり、タイムスケジュールが厳しいことは常である。従業員、製品、顧客の間に入って、ハード、ソフトあらゆる場面で対応する。 吉田さんは秋田生まれ。父が石油関連の仕事をしていたこともあって……

【4613号】2006年度西中国教区 部落解放現場研修会

標記研修会が二〇〇六年九月二四日~二五日、広島市の広島キリスト教社会館で行われた。講師に部落解放同盟福山三吉支部長の三浦昇一氏をお迎えし、「私の戦後、部落解放運動史」と題してご講演いただいた。三浦氏は敗戦直後の広島県福山市で解放委員会広島県東部支部の結成に参加され、地域の子ども会活動や同和教育運動などに粘り強く取り組んでこられた方である。特に講演では、氏が最前線に立って闘ってこられた、福山結婚差別事件、吉和中学校での差別授業事件などの差別糾弾闘争についてお話しくださり、戦後の解放闘争の歴史について明らかにしてくださった。同時に無関心・無知から来る差別が如何に人の「命」を損なうものであるかを教えられた。講演の始めのほうで氏が解放運動に関わる契機の一つになった、親戚のお兄さんの自殺という痛ましい出来事をお話しくださった。その中で「差別が人の命を奪うものであることは今も昔も変わらない」と言われた……

【4613号】宣教師からの声

お互いに ノーリス・シーラ (英国メソジスト教会〈MCB〉からの派遣宣教師) だから、多くの部分があっても、一つの体なのです。目が手に向かって「お前は要らない」とは言えず、また、頭が足に向かって「お前たちは要らない」とも言えません。 (コリントの信徒への手紙一 12章20〜21節) 問題だらけの大学生活であっても、毎朝活水女子大学の東山手キャンパスに入る時、こんなに素晴らしい所で仕事が出来ることを神に感謝しています。 階段を登ると創立者エリザベス・ラッセルが植えた楠の下に大きい石碑が見えます。これは活水学院創立125周年記念事業の一つとして造られた活水歴代宣教師記念碑です。エリザベス・ラッセル先生、ジーン・ギール先生はじめ、今まで活水学院で奉仕した宣教師76名の名前が銘板に刻まれています。その最後に私の名前もあるのですが、その後には少ししか余白がないので、将来はどうなる……

【4613号】お知らせ

★「教会と国家学会」研究発表会/時=11月10日(金)14時~16時/所=衆院第一議員会館第3会議室/発表=「私にとっての教会と国家」李仁夏氏/主宰=教会と国家学会(会長・高橋力)/参加費=五百円/問合せ=教団久我山教会(尾崎まで)TEL・FAX0422-48-7721 ★東京教区原理問題相談会 /時=11月24日(金)13時~15時/所=日本キリスト教会館4階会議室/問合せ=東京教区事務所(TEL03-3203-4270)

【4613号】消息

花岡政吉氏(隠退教師) 七月三〇日、逝去。九九歳。石川県に生まれる。一九三二年関西学院大学神学部本科卒業後、バプテスト教会大三島教会に赴任。その後、三六年から原町田教会、七八年から九六年まで南町田教会牧師を務め隠退した。遺族は妻の直子さん。

【4613号】教区コラム 北支区

「改憲に反対する決議」否決について考える 亀岡 顕 第65回東京教区総会(五月三〇~三一日、於:富士見町教会)は「日本国憲法第9条の改憲に反対する決議」に関する件(「決議文」の採決を求める議員提案)を賛成少数で否決しました。北支区常任委員会は「このことが何を意味しており、考えなければならない課題は何か」ということについて表記の「文書」を七月三日発表しました。その要旨は次の通りです。 「この決議に賛成しなかった人たちが皆、憲法改定に賛成しているとは思えない。憲法改定反対決議という“政治的な”ことを教区総会で行うべきではないとの理由から賛成しなかった人もいたのではないか。信仰と政治(この世のこと)を分けるべきだとする考え方は日本のキリスト教会の中に根深くある。しかし『政治的なことにかかわらない』ことはそれ自体、ある立場に組したり一つの勢力を支持するというきわめて“政治的な”態度になっ……
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