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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4912・13号】荒野の声

2019年10月12日
 夏の暑さに酷使した牧師館のクーラーが冷えたり冷えなくなったりでいよいよ交換となった。業者の人が自分も見たことがないほど古いものだと言っていた。昔のものは作りがよく長持ちするそうで、今のはこうは持ちません、とのこと。よく働いてくれた。▼時代に耐える言葉とは何だろうかと考える。古典、キャッチーながら繰り返されるコピー、歌、真実を巧みに切り取った報道。逆に早々に陳腐化する言葉、ニュースは圧倒的に多い。そのときはうまく切り取ったつもりでも、時間と共に色褪せてゆく。▼新報発行に携わり教団の目指す方向を示そうと努力をしてきたつもりではあるが。残る記事、言葉もあるが、早々に伝える意義を失ったものも少なくない。真実を見極める目がいかに眩んでいるかを思わされる。▼多くの書物を渉猟するわけではない者が貧しい読書歴の中で読み続けているのは、やはり聖書だ。時代に、歴史に耐えた言葉であり、時間的制約の中で永遠を語……

【4912・13号】▼教区青年担当者会・教育委員会▲ 「青年伝道のこれから」を協議

《教区青年担当者会》  9月9〜10日、第9回教区青年担当者会が教団会議室で開催された。初日は台風15号が北上する最中であり、交通の事情で参加が適わなかった方もいたが、13教区から32名が出席した。  今回はプログラムを見直し、各教区や団体を代表している参加者が発言する機会を多く設けた。一日目は、全国から集った担当者と秋山徹総幹事が直接意見を交わす時間を設けた。秋山総幹事から「青年伝道のこれから」と題して話してもらった。内容は教団機構改定に伴う青年への働きかけについて、また「教団ユースプラットフォーム」(KYP)についてである。インターネットを基にして青年同士の交流や情報共有等の場を作るKYPの構想を聞いた参加者からは、質疑応答時や分団時に様々な意見が出された。更に、グループディスカッションを2回行い、異なる場で働く担当者同士が語り合う場となった。多様な視点から各グループで話し合わ……

【4912・13号】「伝道推進基本方針」展開案決議によせて

日本基督教団総会議長 石橋秀雄 《小規模教会を伝道拠点に》  2030年問題が日本基督教団(以下、教団)に迫っています。2030年問題とは、この年を境にかなりの数の教団の教会が消滅すると言われている危機のことです。今、この危機に対する教団の取り組みが問われる中、教団常議員会は、「教団伝道推進基本方針ー共に祈ろう、共に伝えよう、共に献げよう」展開案を決議しました。  この決議が画期的なのは、教団の教会が一致して日本の伝道に取り組む業が、具体的に示された点です。教団は全国に1685教会を有します。これほど多くの教会を有することは教団の強みと言えます。  しかしその中には少子高齢化が進み、消滅の危機にある小規模教会があることを忘れてはなりません。小規模教会は主の御体なる教会を立て続け、生き生きとした礼拝を献げています。その村に、その島に、その町に「主は生きておられる」との確信の中……

【4912・13号】▼伝道対策検討委員会▲ 小委員会、総会議員数改定を提示

 9月13日、教団会議室にて、第4回教団伝道対策検討委員会を開催した。前回記録承認後、岸俊彦教団伝道推進基本方針展開検討小委員長が、教団伝道推進基本方針の具体的な展開の取り組みの現状を報告し、協議をした。  協議においては、第4回常議員会で決議した内容と異なっている点があること(祈りに覚える教会名を『信徒の友』に掲載する予定が1ヵ月遅れたこと、各教区から挙げてもらう教会数が「5教会程度」であったものが「2教会」とされていたこと)について質問が出され、これに対して岸小委員長は、『信徒の友』の編集日程の都合上、祈りに覚える教会の掲載が1ヵ月遅れとなったこと、また、誌面の都合および費用の関係で「2教会」としたと答えた。また、石橋秀雄委員長は、このことについては教団三役が承認をしたと述べた。  次に、久世そらち教団機構改定検討小委員長が、教団機構改定案として、教団総会議員数案(議員数を……

【4912・13号】▼宣教研究所委員会▲ 今期研究テーマ担当者を決定

 第3回宣教研究所委員会が、9月2日に教団会議室において全委員の出席と道家紀一担当幹事の陪席により開催された。岡本知之委員長の開会祈祷に続き、第2回議事録案を承認した。  次に、今総会期の研究テーマについて協議する際に、今後の進め方に関する委員長提案を承認した。①テーマ担当責任者を決める。②各テーマの自由討議をする。③論文を執筆する研究員を決める。④研究員を招き執筆中間報告会を行う。⑤研究員に研究発表として論文を提出してもらう。  今回の委員会では、①〜③を取り扱うこととし、①に関しては各テーマ並びに「宣研だより」等の担当責任者を以下のように決定した。「教会の霊性」熊江秀一、「教会のダウンサイジングの問題」柴田彰、「日本人の宗教性とキリスト教」寺田信一、「教会と付属施設」小林光、「SNSと伝道」岡本知之、「宣研だより編集」高橋和人、全体の相談役、長山道。  ②と③に関して……

【4912・13号】♦︎テゼ黙想ツアー♦ PCTテゼプログラムに合同し初参加

 台湾基督長老教会(PCT)のテゼ黙想ツアーが8月23日から9月5日に行われた。PCT台中学生センターの潘忠杰牧師が始めた企画で、2回目の今年は教団も誘いを受け、合同のプログラムとして実現した。  参加者はPCTが16名、教団が7名、内引率各1名であった。メインは8月25日から9月1日に、テゼ共同体で行われる18〜35歳の青年たちのための国際的集いに参加し、黙想することで、ヨーロッパを中心に世界各地から約2000人の青年が集まった。  テゼ共同体は1940年、スイス出身のブラザー・ロジェによって、フランス・ブルゴーニュ地方の小さな村「テゼ」に創設された超教派のキリスト教男子修道会で、分裂や争いのある世界で、『見える和解のしるし』となることを目指して始まった。修道士(ブラザー)たちが、教派の違いを越えて、共に祈りと労働の生活をする。テゼは、深い沈黙の中での祈りを大切にし、朝昼晩の……

【4912・13号】委員会コラム 伝道委員会 伝道の情熱の共有 古屋 治雄

 伝道委員会は新総会期に入り、申し送り事項を継承していくことに追われているのが現状です。どれも大事な活動であることは言うまでもありません。開拓伝道援助金、会堂貸出金の対応等、各個教会・伝道所への伝道に直結する持続的財政援助について、限られた原資を公平性をもって大胆に運用していかなければなりません。  伝道委員会主催で開催されてきた教区伝道委員長会議や農村伝道に関する協議会は、機構改定を踏まえて抜本的に見直していく必要があると思います。その他、伝道委員会に託されていることの中には、文書伝道、教誨活動の支援などがあります。  今総会期の宣教委員会は、委員会そのもののあり方を検討する意図をもって伝道、教育、社会の三つの常設委員会から2名ずつ委員を出して構成されています。教団として宣教委員会をどう位置づけ改定していくかが課題となっています。  教団機構改定が現在重要な検討課題とな……

【4912・13号】事務局報

菊間俊彦氏(隠退教師)  19年8月28日逝去、90歳。大阪府生まれ。55年東京神学大学大学院卒業。同年より代田、村上、大磯、駒込教会を牧会し、06年隠退。  遺族は妻・菊間幸子さん。   米田 孝氏(隠退教師)  19年8月24日逝去、91歳。北海道生まれ。54年日本基督教神学専門学校卒業。同年より新津、青山町教会を牧会し、酪農学園三愛女子高等学校に務め、武蔵野扶桑教会を牧会し、94年隠退。  遺族は妻・米田朋子さん。   大住雄一氏(東京神学大学神学教師)  19年9月5日逝去、64歳。東京都生まれ。83年東京神学大学大学院卒業。同年より大宮、用賀教会を牧会し、東京神学大学に務める。  遺族は妻・大住真理さん。

【4912・13号】宣教師からの声 東京女子大学の創設者たちの志

佐野 正子 (東京女子大学現代教養学部教授)  東京女子大学(Tokyo Woman's Christian University)は、日本で最初のキリスト教主義の女子高等教育機関のひとつとして、1918年に創立され、2018年に創立100周年を迎えました。開学当時の日本の教育制度では、大学の門戸は女子に対して閉ざされていましたが、本学はあえて「大学」と名乗り大学に相当する課程を設け、キリスト教の精神に基づく最高のリベラル・アーツ教育を目指しました。女子にも高等教育をという新しい時代を切り拓くための挑戦であったと言えます。  創立当初の英語名は“Woman's Christian College of Japan” でしたが、第二次世界大戦後に“Tokyo Woman's Christian College”とし、1976年に現在の英語名となりました。本学の英語名は、一人ひとりを……

【4912・13号】人ひととき 大澤 小枝さん 未来を築く「教育」

 ユネスコ・イラク教育担当事業統括上官。ロンドン大学にて「地中海学−中東の歴史・外交」と「教育計画」の分野で修士を取得。UNRWA、UNHCR、ユニセフ、JICA、NGOでヨルダン、レバノン、ガザ、スーダン、イラクと、パレスチナ難民の教育を中心に、中東での教育に10年以上携わる。  クリスチャンホームに育ち、教会や学校で「パレスチナ」、「イスラエル」という言葉を聞いてなじみがあった。大学1年生の時に祖母と聖地旅行に行き、そこでパレスチナとイスラエルの小競り合いを聞き、「なぜこの人たちは、長い間戦い合わなければいけないのか」と疑問に感じ、勉強しようと思った。  留学し中東の勉強を続けるうちに、不当な扱いを受けてきたパレスチナの人々のために何かをしたいとの想いを与えられた。しかし同時に、中東のことだけを知っていても彼らの役に立てないことを悟る。攻撃に対し、攻撃で返すことが繰り返され……
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