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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4936・37号】予算決算委員会 第2次補正予算案、21年度予算案を承認

2020年10月31日
第6回予算決算委員会は、本来ならば9月24・25日に予定されていた第2回全国財務委員長会議を挟んでの開催であったが、新型コロナウイルス感染リスク防止により、財務委員長会議が中止となり、9月25日にリモート会議にて開催した。 秋山徹総幹事並びに道家紀一総務幹事、大三島義孝財務幹事よりそれぞれ報告を受けた後、2020年度補正予算案に関する件を取り扱った。2020年度第2次補正予算全体の事業活動収入は、教区負担金を新型コロナウイルスの影響を考慮し10%減(2417万6600円減額)としたため、合計2億7753万8400円。事業活動支出は、教団の会議がオンラインでなされており、また海外渡航規制がなされ出張等もないため、委員会費を全体として60%減とした。委員会費等の減少額は、2020年度実行予算と比較して「総会関係費」(1316万7000円減)、「宣教研究所費」(600万円減)、「宣教関係費……

【4936・37号】教区議長会議 教区負担金の減額を要望

9月18日、オンラインで、今総会期第2回目の教区議長会議を開催した。出席者は、教団三役のほか教区議長16名(内2教区は副議長が代理出席、沖縄教区議長は欠席)で、宇田真予算決算委員長、服部能幸監査委員、教団幹事5名が陪席した。 まず、第1回教区議長会議(6月12日開催)に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大による影響とその対応について、各教区から報告がなされた。報告では、ほぼ全教区より、教区内の教会・伝道所においてコロナ禍の影響が大きいこと、その対応として、負担金減免の実施、緊急謝儀互助の実施、貸出制度の設置といった財政支援をしているほか、コロナ禍対策部署の設置といった取り組みをしていることが報告された。 また、教団に対しては、ほぼ全ての教区より、負担金の減免(減額)を求める意見が出された。それに対して宇田予算決算委員長は、現在、今年度第2次補正予算案を検討中であり、各教区からの……

【4936・37号】第60回「キリスト教教育主事」 認定試験公告

第60回(2021年)「キリスト教教育主事」認定試験を次のとおり行います。 *今回、新型コロナウイルス感染状況を鑑み、試験会場での実施を中止しました。 筆記試験をレポート試験に、会場での面接をオンライン面接に変更して実施いたします。 ◆受験願書提出期限 2020年12月14日(月) (提出物1〜7を教区に提出) ◆レポート提出期限 2021年2月5日(金) (試験科目イのレポート・教団教育委員会に提出) ◆論文提出期限 2021年2月5日(金) (試験科目ハの論文・教団教育委員会に提出) ◆面接試験日時 2021年3月5日(金) 午前10時〜 オンラインによる面接試験 ◆試験科目 イ.レポート試験 日本基督教団教憲、教規および諸規則についてのレポート(メール提出可) *提出期限1週間前、2021年1月29日(金)……

【4936・37号】人ひととき 春成紀代枝さん クリスチャン教師たちとの出会いによって

「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである」(ヨハネによる福音書3章16節)の御言葉を愛し、信仰の生涯を歩んできた。「春成酒造」の趣ある看板と伝統ある造り酒屋の中に自宅がある。まるでよい酒をじっくり醸成してきたかのように、10代の頃から80代の今日まで、信仰の生涯を一歩ずつ歩んで来た。 七尾幼稚園に入園し、クリスチャンの教師に出会ったことがキリスト教との最初の出会い。その後、父親の恩師のおかげで七尾から金沢に下宿をし、北陸学院中学校に入学したことがキリスト教との二度目の出会いである。 北陸学院中学校では、YWCAの女性教師をはじめ、信仰者である教師たちに憧れた。アルトハウス先生は、直接下宿先にたずねて来られ、神様のお話をしてくださった。加藤常昭先生をはじめ、牧師たちから聖書の授業を受けた。 教師たち……

【4936・37号】最大の小規模教会

札幌北部教会の年間予算は約 一千万円。うち牧師に関わる支出が8割を超える。招聘時の「謝儀は北海教区謝儀基準による」との条件を忠実に履行しているからだ。教区負担金は多い年は百万円を超えるが、支えあう当然の負担と受けとめ議論になることはない。経常会計に余裕は全くなく実質赤字決算が続いているが、経常外の会堂献金や対外献金(教区活動資金や他教会支援、災害支援など)にも年間百数十万円が献げられる。 現住陪餐会員は50名ほどだが夫婦の会員が多いので「財布」の数は40を切る。半数以上が年金収入のみの高齢者で、とくに富裕な会員もいない。 何年か前、北海教区のデータを分析してみた。当時、教区内の教会は「50名以上」「40名以下」の二群に分かれ、一人あたりの負担額は明らかに後者のほうが大きかった。札幌北部教会は50名以上だが負担額は小規模教会なみ。「最大の小規模教会だ」と一同胸を張った。 今……

【4936・37号】在日韓国朝鮮人連帯特設委員会 日韓問題についての見解を継続審議

9月4日、オンライン会議で第4回在日韓国朝鮮人連帯特設委員会が開催された。 報告事項では、2月24・25日、富士見町教会で開催された宣教方策会議の報告がなされた。第4回和解と平和を求める日韓キリスト者の共同祈祷会(5月12日)、第53回在日大韓基督教会と日本基督教団との宣教協力委員会(6月1・2日)、全国キリスト教学校人権教育セミナー(8月17〜19日)は、全てコロナ禍のため中止となった。 主な協議事項は、①来年1月28・29日に九州で開催される外キ協全国協議会に宮本義弘委員長を派遣することが決定。②各教区総会で呼びかける予定だった「外国人住民基本法と人種差別撤回基本法」の制定を求める署名活動は、教区総会がほとんど書面決議になったため、活動をすることが出来なかった。今後も各教区での呼びかけも難しいため、今年度中に各委員が集めた署名をそれぞれ送ることに決定。③日韓問題についての委……

【4934・35号】伝道報告 広島キリスト教社会館

2020年9月26日
神の平和を実現するため 西中国教区・広島キリスト教社会館 主事/広島牛田教会牧師 西嶋 佳弘 当館は戦前に米国宣教師たちの活動により開始された隣保事業(セツルメント)に端を発し、1956年に米国メソジスト教会婦人部の支援を得て建設されました。部落差別からの解放と地域住民への支援を目的に、保育所や学童保育の事業を始めました。その後、「社会福祉法人西中国キリスト教社会事業団」が設立され、『戦責告白』の証しの一つとして建設された被爆孤老のための特養「清鈴園」と共に歩んで来ました。また当初は、館内に福島町伝道所(現広島福島町教会)も併設され、地域の宣教を担ってきました。 今日では、従来の食肉加工や皮革産業を中心とした地域も、工場等の移転・整備や廃業などでさま変わりしていますが、依然として部落差別や民族差別は根深く存在し続けています。 現在は、子どもに関しては保育所、学童保育、子ども食堂と学……

【4934・35号】教区総会報告2 九州・東海・東京 

厳しさが続く中、一つ所に集まる教区も 九州教区 教団総会に2議案を提案 第70回九州教区総会は、新型コロナ感染症の故に一堂に会せず「議決権行使書」をもって行った。正議員231名中183名の返信があり、総会成立となった。各法定議案は多数の賛同を得、可決。2019年度決算は、後日監査の上、常置委員会に付託され、7月14日開催の常置委員会にて承認となった。 通常、教区総会議場で執行される准允は、日下部遣志議長が各教会に赴き執行することとなった。按手礼は、九州教区では各教会にて行われるが、これも議長によって執行している。 予定されていた逝去者記念礼拝(逝去教師5名)は、次年度に行うこととなった。 教団総会議員選挙は行えず、議員任期延長を可決。九州教区にて教団総会議員の資格を有さなくなった議員には、第69回九州教区総会(2018年度)で選出された補員が充てられた。【教職】新堀真之、浦上結慈……

【4934・35号】部落解放センター運営委員会 カナダ合同教会からの献金について協議

第5回部落解放センター運営委員会は7月28日、ウェブ会議サービスを利用して開催した。今回はコロナウイルス感染症対策として陪席者を減らしての実施となり、各教区運営委員12名の出席と東京5支区代表者ら9名の陪席であった。議題も直近で決議すべき事柄のみを取りあげ、時間短縮に努めた。 まず、第4回運営委員会が現状を鑑みて「書面決済(稟議書)」となったので、そこで決議された内容を確認した。 次に、カナダ合同教会からの献金について協議をした。特に初年度分の使途を明確にするよう先方から求められており、結果として①青年ゼミを全国で広く行い教団における部落解放の将来を担う人材を育成するプロジェクト、②部落解放奨学金原資の一部、③マイノリティ宣教センター・農村伝道神学校と協同して行う「アファーミング・ミニストリー」プロジェクト、④センター建物の改修・整備にそれぞれ充てることを承認した。 続い……

【4934・35号】教区議長コラム 京都教区 今井牧夫

希望を聞き忘れぬように 京都教区議長 今井牧夫 コロナ問題が教会の宣教に深刻に影響している。もちろん、礼拝動画や説教のネット配信が新しい聴取者を生むなど新時代の一面もわかる。とはいえ「教会に行く」、「礼拝に出る」という基本的な機会を妨げるコロナ問題が憎い。公に推奨される新しい生活様式の中で、キリスト教会の宣教はどうなるのだろうか。社会ではコロナ、コロナ……。まるで「コロナ様」が主であるかのようなこの時代。生きることが憂鬱だ。不安ばかりが先に立つ。何かに八つ当たりしたい。何かに責任転嫁して自分は逃げたい。こうして既に世に負けている。 先日、一人の方と話した。「コロナで大変でしょう」、「ええ、そうなんですがね、コロナのために私、仕事をもらったんですよ、役所から。それで助かってるんです」。新業務が社会で始まっている。 別の方と話した。医療事務の仕事上、礼拝出席を自粛してネット説教で礼拝す……
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