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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4948・49号】まびくら閉所式 多くの祈りに感謝

2021年4月24日
2018年7月に起こった西日本豪雨の災害支援のために2018年12月にまびくら(まびにくらしのぬくもりを)は設置された。まびくらは、東中国教区、岡山キリスト災害支援室(岡キ災)、YMCAせとうち、日本基督教団の4者の祈りによって生み出された施設であり、また全国各地の教会の方々の支援によって運営されてきた。居場所支援、子ども支援、各種イベントの開催を主な働きとしてきた。2020年度は新型コロナウイルスの影響もあり、大幅に活動を縮小せざるを得ない日々が続いたが、教団からの支援により、換気扇、エアコンを増設しながら、コロナ禍にあって可能な支援を続けてきた。 当初の予定の通り、まびくら運営委員会は2021年3月末での閉所を決定し、3月20日に閉所式を開催した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、会場にはまびくら運営委員、スタッフ、被災者の25名が集まり、他の方々にはオンラインで視聴していた……

【4948・49号】事務局報

逝去 船田雄一(無任所教師) 21年1月26日逝去、76歳。栃木県生まれ。70年東京神学大学大学院卒業。72年より輪島、小岩、遠州、遠州栄光教会を85年まで牧会。遺族は息・西山信さん。 柏田政治(新津教会主任担任教師) 21年3月7日逝去、71歳。熊本県生まれ。92年東京神学大学大学院卒業。同年より五所川原、北広島、熊本白川、多良見、天草平安、新津教会を牧会。遺族は弟・岩本光之さん。 福田 栄(隠退教師) 21年3月26日逝去、70歳。栃木県生まれ。84年東京神学大学大学院卒業。86年より上倉田、六ツ川、羽沢教会を牧会し、17年隠退。遺族は姉・入江陽子さん。 正教師登録 村尾政治、村尾いづみ(2020・11・23受按) 正教師転入 山本正人(第11回常議員会承認) 教師異動 八丈島 辞(代)藤盛勇紀 〃  就(主)荻野英夫 稲取辞(兼主)佐久本正志 〃  就(……

【4948・49号】地震災害報告 【東北教区】 福島県中通りに大きな被害

【東北教区】  福島県中通りに大きな被害 2021年2月13日午後11時8分、福島県沖を震源とする最大震度6強の地震が東日本を襲った。幸いにも人的被害が少なかったからか、数日後にはこの出来事は報道で目にすることはなくなった。しかし、被害は各地に広がっている。 東北教区でも宮城県や福島県では、屋内での物の散乱などは各地で起こり、特に太平洋沿岸部、福島県中通りと呼ばれる中部地域では建物にも大きな被害が出ている。 郡山細沼教会は、10年前の東日本大震災で生じて修復した外壁の亀裂が広がり、コンクリート製の大きな煙突は建物固定していたアンカーが外れ倒壊の危険が生じている。内部も壁の剥離崩落が多数あり、玄関部分は開閉ができないほど。パイプオルガンも破損した。このため、建物内のみならず、敷地内への立ち入りを禁止し、この地震以降近隣の郡山教会で合同礼拝を捧げている。須賀川教会では、パイプオルガンの……

【4948・49号】教師養成制度検討委員会主催 教師研修会 『贖罪論』を主題に

教師研修会 『贖罪論』を主題に 教師養成制度検討委員会主催の教師研修会が、3月2日の午後、オンラインにより開催された。「贖罪論」を主題として、教団立神学校である東京神学大学の芳賀力学長の講演が行われ、質疑応答を含めて約2時間の研修の時をもった。 教師養成制度検討委員会では、先に教団信仰告白と教憲から導き出される「教師論」をまとめたところであるが、その作業と並行して、教会に仕える教師たちのために、神学の基礎を学び直す研修の機会を設けることを計画していた。すでに1年前に主題と講師を決めて日程調整に入っていたが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、延期せざるを得なかった。 感染防止のため、共に集うことを控える生活が続く中で、オンラインによる礼拝や会議の体制が整って来たのを受けて、教団としては初めてのことであったが、教団事務局の全面的協力のもと、ズームを用いてオンラインによる教師研修会を開催……

【4948・49号】世界宗教者会議 「憲法9条とアジアの平和」

第7回世界宗教者会議が「憲法9条とアジアの平和−沖縄からの祈り」を主題にして3月5〜6日に開かれた。沖縄キリスト教大学を会場に沖縄に集まる予定だったが、コロナ禍のために東京と沖縄とを基地局にしてオンライン会議によってキリスト教、仏教諸派、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教などの各宗教者14カ国、120名を超える人々が参加して講演や発題、協議の時を持ち、共同声明を公にした。 日本国憲法9条の精神は、日本だけでなくアジアの、また世界の正義と平和を実現する基本となる精神であり、戦争のない世界、一切の武力を放棄して平和を造り出す社会を実現することは、聖書の宗教だけでなく各宗教の教義においても根幹をなす教えであることがこの対話の機会を通して明らかにされる。沖縄の状況から最近の東アジアの状況を見るとき、米中の対決構造が明らかになり核兵器や宇宙衛星、AIを駆使し、覇権を競い合う緊迫した動きが鮮明に見えて……

【4948・49号】公告

公告 教師検定委員会では、教師検定規則第6条⑥に基づき、同規則第3条6号対象者(所謂Cコース受験者)に対する認定面接を左記のように実施します。2022年春季試験以降に新たにCコース受験を志願される方は、本委員会の指定した書類を2021年7月21日(水)までにご提出いただき、左記日程の面接にご出席ください。なお、面接要領・提出書類用紙については、百円切手を同封の上、本委員会事務局に直接お申込みください。 ★認定面接(オンラインによる) 日時 2021年9月16日(木)午後 なお、認定面接予定者には、書類受付後、案内通知を送付します。 2021年3月27日 日本基督教団教師検定委員会……

【4948・49号】伝道対策検討委員会 機構改定スケジュールについて協議

機構改定スケジュールについて協議 3月5日、オンラインで、第10回教団伝道対策検討委員会を開催した。 前回記録承認後、岸俊彦教団伝道推進基本方針展開検討小委員長は、「全国伝道推進献金」の中間報告をしたほか、『信徒の友』の「日本伝道の推進を祈る日」の記事について、今後、教団公式ホームページに掲載する予定であることを述べた。 次に、久世そらち教団機構改定検討小委員長は、「『教団機構改定に関する検討資料』についてのQ&A」について、特に意見は寄せられていないことを報告した。 協議事項として、教団の伝道の具体的な推進のために、教団が出版局の本や『信徒の友』を買い取り(献金などによる)、小規模教会や教師検定試験受験者等に配付することについて話し合ったところ、次のような意見が出された。「『信徒の友』を配られても、どのように用いたらよいか分からない」、「出版局の応援になるということは分かる」、「……

【4948・49号】各教区総会開催予定のお知らせ

◎北 海 5月28〜29日、会場分散・オンライン ◎奥 羽 書面開催検討中 ◎東 北 書面 ◎関 東 書面 ◎東 京 書面 ◎西東京 書面 ◎神奈川 6月25〜26日、清水ヶ丘教会 ◎東 海 5月25日13時〜26日15時、池の平ホテル ◎中 部 書面 ◎京 都 書面開催検討中 ◎大 阪 書面表決検討中 ◎兵 庫 書面 ◎東中国 書面 ◎西中国 書面 ◎四 国 書面 ◎九 州 書面 ◎沖 縄 6月27日16時30分〜19時、沖縄キリスト教センター

【4948・49号】社会委員会 28団体に一件につき10万円を支援

第8回社会委員会は、3月18日にオンライン会議として開催した。前回(1月26日開催)において、コロナ禍で行政支援の行き届かない困難のある方々に対する支援活動をしている団体を教団として支援することを可決し、各教区に紹介してもらう期限を3月15日に定めたことにより、実務を進めるために短期間での委員会開催となった。 金子直子委員による開会礼拝の後、前回議事録を承認して協議に入った。まず、今般の支援に関して中部教区社会部より意見書が届いていることについて、これに対して社会委員会として返答するために秋山徹総幹事を交えて協議した。コロナ禍をひとつの災害として捉え支援を行う、というこれまでにない形を提示したことで充分に意図や枠組みが伝わっておらず、受けとめかたに相違があることから、その点の説明を含む文書を整え、返答することとした。 次に、10教区から紹介された支援活動団体28件について、その働きを確……

【4948・49号】イースター メッセージ わたしたちの物語としての復活 ヨハネによる福音書20章24節〜29節 中道 基夫

復活の証言を通して この聖書箇所の最後の言葉「わたしを見たから信じたのか。見ないのに信じる人は、幸いである」は、せっかくトマスが「わたしの主、わたしの神よ」と告白したことに対してあまりにも厳しすぎる言葉のように思います。そこまで高いレベルの信仰を求められるのかと尻込みしたくなります。 しかしながら、初期キリスト教会の宣教、さらに現代のわたしたちを考えるならば、むしろこの言葉はわたしたちを宣教へと誘う約束と励ましの言葉として聞くことができるのではないでしょうか。 この言葉を少し訳し変えるならば、「あなたは今わたしを見たので信じましたね。しかし、これからあなたたちはわたしを見せることなく復活を証言する宣教に赴かなければなりません。そのあなたがたの証言をもとにわたしを信じる人たちは幸いです」と言えるのではないでしょうか。 わたしたちもイエスを目の前に示して人々を信仰に導ければどれほどいい……
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