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日本基督教団 The United Church of Christ in Japan

教団新報:一覧

【4956・57号】事務局報

2021年8月28日
逝去 鈴木一朗(隠退教師) 21年3月26日逝去、91歳。神奈川県生まれ。54年青山学院大学卒業。55年より門司楠町、美竹、砧、茅ヶ崎堤教会を牧会し、10年隠退。遺族は妻・鈴木澄子さん。 太田 稔(隠退教師) 21年5月27日逝去、74歳。兵庫県生まれ。80年准允、84年受按。81年より大阪淡路、大分東、東大阪教会を牧会し、18年隠退。遺族は妻・太田友子さん。 高橋政子(大網伝道所主任担任教師) 21年6月7日逝去、71歳。岩手県生まれ。92年日本聖書神学校卒業。94年より大網伝道所を牧会。遺族は兄・高橋則夫さん。 市川美雄(隠退教師) 21年7月5日逝去、96歳。東京都生まれ。62年日本聖書神学校卒業。65年より曳舟、青森、小石川明星教会を牧会し、99年隠退。遺族は妻・市川佐保さん。 大沼 隆(隠退教師) 21年7月18日逝去、87歳。東京都生まれ。60年東京神学大学……

【4954・55】第41総会期第14回常議員会

2021年7月31日
コロナ後を見据え、オンライン時代に対応 第41回総会期第14回常議員会が7月5〜6日、教団会議室・オンラインの併用で、常議員全員出席して行われた。 総幹事報告において秋山徹総幹事は、12頁にわたる資料を基に報告をした。コロナ禍に関して、教団において、委員会、理事会だけでなく、比較的規模がある会議もオンライン開催に移行していることを受け、「コロナ禍後のオンライン会議を見越して、教団専用のネット回線を引く準備に入っている」と述べた。また、カナダ合同教会からの献金を用い、オンライン時代に対応する会議室を3階に設置する計画を進めていることを報告した。 また、青年伝道について、将来の教団の伝道の在り方を考えるため、日本総合研究所に「教団メディア戦略」の調査を依頼したこと、SNS利用の可能性などについての調査結果に基づき、教団のHPの刷新を図っていることなどを報告した。 教師養成制度検討委員会……

【4954・55】宣教委員会

「コロナ禍における宣教の情報交換会」開催 6月29日、宣教委員会主催「コロナ禍における宣教の情報交換会」がオンラインで開催された。 参加者は34名(教区代表16名、東京教区支区代表5名。宣教委員他)であった。また、丁寧な辞退の返信があった沖縄教区のことを祈りに覚えつつの開催となった。 第一部は「コロナ禍の宣教について」と題して、小泉健氏(東京神学大学教授)には神学的視点から、新井純氏(世光教会牧師)には実践的視点からの発題があった。小泉氏からは、宣教の根源にある礼拝がコロナによって「集まること」自体が困難な中、「神はコロナ禍に妨げられない、神の御業は前進している。私たちは工夫をしながらも神を拝むことに集中する群れであることの確認」が提言された。新井氏からは、コロナ禍における礼拝実施の工夫の一つとして「オンライン献金」の実践報告がなされた。「献げる」という神への応答が、教会専用の「献金……

【4954・55】部落解放全国活動者会議

主イエスの言葉に従い、差別からの解放を願って 6月14〜15日、6回目となる「部落解放全国活動者会議」がオンラインにて開催された。同会議は各教区や教会でなされる部落解放の取り組みを分かち合い、各地の取り組みがより豊かになることを目的としている。 一日目はまず「カナダ合同教会のアファーミングミニストリーを学ぶ」として講演が行われた。カナダ合同教会は教派の多様性、先住民族をはじめとした民族意識の多様性の中で合同し、1988年の総会で「性的指向を問わず、キリストを信じ、キリストに従って生きようとするすべての人を、会員であることや会員になることを歓迎する」ことが宣言された。そして、セクシュアルマイノリティの方が教会から排除されない積極的な取り組みとして「アファーミングミニストリー」が行われている。信仰の立場から差別と闘うカナダ合同教会の実践を学ぶことができた。続いての講演では、日本におけるセク……

【4954・55】2021年  在日大韓基督教会  日本基督教団 平和メッセージ 2021年平和聖日 日本基督教団総会議長 石橋秀雄 在日大韓基督教会総会長 趙永哲

2021年 在日大韓基督教会・日本基督教団 平和メッセージ  義の実は、平和を実現する人たちによって、平和のうちに蒔かれるのです。 (ヤコブの手紙3章18節) 新型コロナウイルス感染症のパンデミックは、世界中を揺るがし、経済的格差のみならず、命の格差までも浮き彫りにしました。日本国憲法は前文に「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する」として、平和的生存権を謳っております。しかし今の日本は、平和的生存権が脅かされ、格差社会の増幅に歯止めを掛けることすら出来ておりません。 格差社会は「人権としての平和」を脅かしており、これに対し、私たち日本基督教団と在日大韓基督教会(以下、両教会)は、「平和を実現する」(マタイ5・9)使命を帯びて遣わされている教会として、日本をはじめ世界に生きる人々の命が守られ、安心して暮らすことのできる……

【4954・55】事務局報

逝去 遠藤公義(関東教区巡回教師) 21年5月27日逝去、75歳。福島県生まれ。80年日本聖書神学校卒業。同年より会津高田、久美愛教会を牧会し、関東教区巡回教師として仕える。遺族は妻・遠藤久枝さん。 山本文雄(隠退教師) 21年6月7日逝去、100歳。大阪府生まれ。46年同志社大学卒業。48年より洛西、上鳥羽、同志社教会を牧会し、08年隠退。遺族は妻・山本啓子さん。 村椿嘉信(隠退教師) 21年6月18日逝去、69歳。神奈川県生まれ。78年東京神学大学大学院卒業。同年より柿ノ木坂教会、宜野湾伝道所、ケルン・ボン日本語キリスト教会を牧会し、沖縄キリスト教短期大学に務め、石川、代々木上原教会を経て19年隠退。遺族は妻・松田(村椿)眞理子さん。 補教師登録 尹 相優(2021・5・16受允) 井殿 謙、佐々木馨(2021・5・30受允) 能登祐子(2021・5・31受允) ……

【4954・55】人ひととき 金井 弓子さん

にじのいえ信愛荘と私 金井 弓子さん 東京駅から電車で海を見ながら遠足の距離の千葉県館山市にあった「にじのいえ」を、夏の繁忙期に手伝ったことがきっかけで、「にじのいえ信愛荘」(青梅市。以下、荘)との関わりが始まった。忘れがたい思い出は、恵泉女学園中学1年桃組同級生Y・Oさんとの「にじのいえ」厨房での50年ぶりの喜びの再会。今、「にじのいえ」と「信愛荘」の合併より10年たった。6年前より看護師として週二泊で勤務してきた。しかし新型コロナウイルス蔓延により緊急事態宣言が発令され、自宅待機が増えた。今は荘の顧問として電話で応対し、必要な時に行く形。 「入居者は、初めは自力で日常生活が可能ですが、長い年月に疾病、障がいを伴うようになります。しかし20余年たっても、自力で生活可能の方もいます。長い牧会生活で培われた習慣や向上心により、人生総仕上げの老年期を上手に迎えることができます」と語る。社……

【4954・55】この時こそ

1年半に及ぶコロナ禍の試練が続くなかで、各教会の礼拝や諸集会、伝道や奉仕の働きはどのように展開されているか気になるところです。 6月末にオンラインで行われた宣教委員会主催の情報交換会において、各教区から、所属教会へのアンケート調査の結果が示されました。オンライン礼拝の開発などが急激に広がり、それによって家族の方の参加や受洗者が与えられるなど、この時もまた恵みの時として受け止め健闘している様子を伺うことができました。 同日に新任教師オリエンテーションが1年遅れでオンラインで開かれ、教団の教師になって2年目の教師47名が参加されました。世界的なパンデミックのただ中で伝道者としての生涯を歩み始められた人たちがズームを通してではありますが共に顔を合わせ、講演を聴き語り合いの時を持つ、生涯で忘れがたい二日間を過ごしました。それぞれに働きは違いますが、一様に、毎週説教をするという牧師の基本的な作業……

【4954・55】社会での奉仕者の声に聞く-社会委員会が支援した活動の中から
新型コロナウイルス 感染拡大の渦中で

日本経済を支えている外国人を支援 カトリック札幌司教区難民移住移動者委員会 《北海道》 日本のカトリック教会は、外国人宣教者が多く活動しており、外国人が母語で、あるいは日本語でミサに集うことから司牧面だけではなく、日本社会での課題にも関わる機会が多い。 私が所属する「難民移住移動者委員会」は、今から20年前に「国際協力委員会」から改称され、宗教を問わず、日本にいる外国人の支援を目的として活動している。近年では日本国内で増加しているベトナム人技能実習生に関わる課題にも取り組んでおり、コロナ禍で妊娠・解雇の相談が増えている。北海道でも広い大地に点在するベトナム人の状況を知るきっかけは、主日のミサに集う教会であり、高齢化した教会にベトナムの若い人々が活気を与えてくれている。 札幌では、委員会室で日本語教室を開いている。学習者は様々で、母語も違えば、学ぶ目的も違い、日本語レベルも違うという……

【4953号】東日本大震災から10年を迎えて

2021年7月20日
「さあ、共に生きよう」との思いを抱いて 奥羽教区書記、下ノ橋教会牧師 松浦 裕介 東日本大震災、メルトダウン・爆発事故を引き起こした東京電力福島第一原子力発電所事故から10年の時が経ちました。 奥羽教区において毎年守られてきた東日本大震災を覚えての礼拝は、コロナ禍の中でオンライン配信の形となり、10年の時を覚えて一同が会することは叶いませんでしたが、各教会・伝道所において、またそれぞれの方々の生活の場において映像を通して祈りが合わせられました。 震災発生後間もない3月14日に開催された常置委員会において、奥羽教区の基本姿勢の一つとして「被災教会への支援は、教会の判断を尊重する。救援物資、ボランティアの受け入れは教会の要請に応えて教区として募集する」との確認をしました。この背景には奥羽教区の歴史の中で度々起きてきた地震・津波被害への教区としての対応の積み重ねがあります。また、同じ岩手……
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